テキーラで作るカクテル10選♪レシピもご紹介!
作成日: 2024/02/05
更新日: 2024/09/04
メキシコを代表する蒸留酒であるテキーラは、独特の風味と味わいで世界中の人々に愛されています。テキーラはそのまま飲むだけでなく、カクテルのベースとしてもよく使われます。テキーラを使ったカクテルは、種類も豊富でさまざまな味わいを楽しむことができますよ。
この記事では、テキーラの特徴やテキーラを使ったカクテルをご紹介します。お好みのカクテルを見つけて、ぜひテキーラの美味しさを堪能してみてください。
※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
テキーラとは
テキーラとは、メキシコを代表する蒸留酒(リキュール)で、ジン、ウォッカ、ラムと並ぶ世界4大スピリッツのひとつです。テキーラのアルコール度数は35度〜55度と、ものにより幅があります。熟成期間によって味わいが異なるのも特徴で、熟成期間が短いものは爽やかな風味、熟成期間が長いものは深みのある味わいです。
テキーラの飲み方といえば、ショットが有名です。ショットグラスにテキーラを入れ、ライムと塩を添えるのが一般的です。親指と人差し指でライムの端を濡らし、そこに塩をまぶします。次に、塩を舐めた指でライムをかじり、一気にテキーラを飲み干します。この飲み方はメキシコの伝統的な飲み方です。
またテキーラは、さまざまなカクテルのベースとなるお酒でもあります。テキーラの特徴や飲み方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
テキーラを使ったカクテル
ここからは、テキーラを使ったカクテルをご紹介します。
マルガリータ
テキーラの代表的なショートカクテルといえば、マルガリータです。シェイカーにテキーラ、コアントロー、ライム果汁を注いでシェイクして、縁に塩をつけたグラスに注ぎます。
テキーラの濃厚な味わいに、コアントローの甘さ、ライムの爽やかさ絶妙にマッチしたバランスのよいカクテルです。グラスの縁に塗った塩が味にアクセントを加えます。カクテル言葉は「無言の愛」や「悲恋」です。アルコール度数は25度以上と高めですが、飲みやすいカクテルです。
コアントローについてはこちらの記事をご覧ください。
テキーラ・サンライズ
テキーラ・サンライズは、テキーラの代表的なロングカクテルです。グラスにオレンジジュースとテキーラを注いで混ぜてから、グレナデンシロップを静かに注ぎます。
グラスの底に沈むグレナデンシロップが、赤い夕焼けを表現したような見た目にも美しいカクテルです。オレンジジュースの甘みとグレナデンシロップの甘酸っぱさが、テキーラのキレを引き立ててくれます。カクテル言葉は「情熱的な恋」です。アルコール度数は12〜18度程度で、初心者にもおすすめの飲みやすいカクテルです。
エル・ディアブロ
エル・ディアブロは、テキーラにカシスリキュールを加え、レモン果汁とジンジャーエールで仕上げたカクテルです。お好みでレモンスライスを添えましょう。レモン果汁の代わりにライム果汁を使うこともあります。甘酸っぱいカシスリキュールとジンジャーエールのスパイシーな味わいが特徴です。
ディアブロとはスペイン語で「悪魔」を意味します。真っ赤な見た目が悪魔のように毒々しいことから名付けられました。カクテル言葉は「気をつけて」です。友人の新しい門出を祝い、送り出すときに飲まれることも多く、そのときには、新たな人生を歩む友人を気遣うという意味も込められています。アルコール度数は12~14度程度です。
マトドール(マタドール)
マトドールはテキーラ、パイナップルジュース、ライムジュースを合わせたトロピカルなカクテルです。パイナップルジュースの甘さとライムジュースの酸味、テキーラのキリッとしたキレを楽しめます。
マトドールはスペイン語で「闘牛士」という意味があります。カクテル言葉の「勇敢な戦士」や「負けないで」には、飲む人にも勇気を与えるという意味が込められています。アルコール度数は10〜13度程度です。
フローズン・マルガリータ
フローズン・マルガリータは、マルガリータの材料にクラッシュドアイスを入れてフローズン状にしたカクテルです。シャーベットのような食感で、暑い日に冷たくて甘酸っぱい一杯を楽しむことができます。カクテル言葉は「元気を出して」で励ましの意味を持ちます。アルコール度数は20〜30度程度です。
ロングアイランドアイスティー
ロングアイランドアイスティーは、テキーラの他にジンやウォッカなど5種類のお酒とコーラ、レモン果汁で作ったカクテルです。見た目はアイスティーのようですが、紅茶は使われていません。程よく甘いレモンティーのような味わいが再現された不思議なカクテルです。
カクテル言葉は「希望」です。アルコール度数は20〜25度と高めですが、飲みやすいので飲み過ぎには気をつけてください。
モッキンバード
モッキンバードは、シェイカーにテキーラ、ミントリキュール、ライムジュースを注いでシェイクして作るカクテルです。ミントリキュールの緑色が鮮やかで、見た目でも楽しめます。爽やかなミントとライムの酸味がクセになる味わいです。カクテル言葉は「似たもの同士」、アルコール度数は約25%前後です。
パロマ
パロマは、テキーラにグレープフルーツソーダを加えたカクテルです。パロマはスペイン語で「鳩」を意味します。テキーラの力強い風味と、グレープフルーツの爽やかな酸味が合わさったすっきりとした味わいで、暑い日にぴったりです。カクテル言葉は「考えの正しさを主張できる心優しい人」、アルコール度数は約10%前後です。
メキシカン・ミュール
メキシカン・ミュールは、テキーラ、ジンジャーエール、ライムジュースで作るスパイシーなカクテルです。メキシカン・ミュールにはベース違いのカクテルがあります。ウォッカベースのカクテルはモスコミュール、ラムベースのカクテルはジャマイカン・ミュールです。ライムの酸味と爽やかな香りがアクセントになっています。アルコール度数は10度前後です。
アイスブレイカー
アイスブレイカーは、テキーラ、ホワイトキュラソー、グレープフルーツジュース、グレナデンシロップで作るカクテルです。淡いピンク色をしており、グラスには氷山を表した氷が浮いています。グレープフルーツジュースの酸味とフルーティーな味わいが特徴です。カクテル言葉は「冷静になって」、アルコール度数は20度前後です。
テキーラを使ったカクテルを楽しもう
テキーラベースのカクテルは、どれも飲みやすくて初心者でも楽しめるものばかりです。テキーラは熟成期間によっても味わいが異なるため、カクテルによってテキーラの種類を変えてみるのもおすすめです。お好みのカクテルを見つけて、テキーラの魅力を味わってみてください。