DELISH KITCHEN

コアントローとは?飲み方やカクテル・お菓子のレシピもご紹介!

作成日: 2022/09/30

更新日: 2024/09/04

コアントローはお酒として楽しむのはもちろん、お菓子づくりなどにも使えて幅広く楽しめるのが魅力ですよね。普段お酒を飲むことやお菓子作りをしない方はあまり馴染みがないのではないでしょうか。
そこで今回はコアントローについて詳しくご紹介します。おすすめのカクテルやお菓子のレシピもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

目次

  1. コアントローについて
    1. コアントローとは
    2. コアントローの歴史
  2. コアントローの使い方
  3. コアントローとグランマルニエの違い
  4. コアントローがない時の代用方法
  5. 【カクテル】コアントローを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. マルガリータ
    2. XYZ
    3. コスモポリタン
    4. ロングアイランドアイスティー
  6. 【チョコレート菓子】コアントローを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. オランジェット
    2. ボンボンショコラ
    3. パンデピス
  7. 【スイーツ】コアントローを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 桃のコアントローマリネ
    2. いちごのコンポート
    3. 大人のポンカン寒天
    4. ヌガーグラッセ
    5. 日向夏のロールケーキ
  8. コアントローはフランス産のオレンジリキュール!

コアントローについて

コアントローがどんなものなのか、さっそくみていきましょう。

コアントローとは

コアントローはフランス産のリキュールで、英語では「Cointreau」と書きます。ホワイトキュラソーと呼ばれる透明なリキュールで、オレンジエキスが使用されており、オレンジの香りとまろやかな甘さが特徴です。アルコール度数は40度で、ウィスキーやウオッカと同じくらいの度数があります。

コアントローの歴史

コアントローは19世紀に、フランスのコアントロー兄弟が地元の果実を使用して作りだしたリキュールです。2代目のエドゥアール・コアントローがより良いオレンジリキュールを求め、何年も試作を続けたことで今のコアントローに仕上がりました。

コアントローは初め「トリプル・セック」という名前で販売されていました。その理由は
濃縮されたオレンジのエッセンシャルオイルの量が3倍(=“トリプル”)であったからです。しかしその後、家名である「コアントロー」に商品名を改名しました。

コアントローの使い方

次に、コアントローの活用方法についてご紹介します。
コアントローは様々な使い方ができます。

食前酒や食後酒としてロックグラスに氷とコアントローを入れ、オレンジスライスなどを浮かべていただくとコアントローを存分に楽しむことができます。またロックとしてだけではなく、オレンジの香りが楽しめるカクテルにしていただくのもおすすめです。

お菓子づくりに使用するのもぴったりで、香り付けとしてはもちろん、メインに使用する素材の香りを引き立たせる効果もあります。

またコアントローはオレンジの香りが楽しめることから、チョコレートとの相性抜群も抜群です。中でもビターチョコとの相性が良く、オレンジの風味が香り高いチョコレートに仕上げてくれます。トリュフやボンボンショコラ、ガトーショコラなどに使うといいでしょう。

コアントローとグランマルニエの違い

コアントローと同じようにグランマルニエ(グランマニエ)もオレンジリキュールですが、大きな違いは原料です。

コアントローはオレンジの果皮、アルコール、水、砂糖の4つの材料で作られているのに対して、グランマルニエはブランデーの一種であるコニャックをベースにして、オレンジの蒸留エキスを加えて樽熟成させて作ります。

グランマルニエは琥珀色をしており、コアントローよりも香りやオレンジの苦味などの風味が強いのが特徴です。また熱を加えても香りが消えにくいため、焼き菓子にもよく使われています。
グランマルニエに比べ、コアントローは無色なのでクリームの香り付けなど使用されます。香りもグランマルニエに比べて控えめなので、ほのかな風味づけに適しているリキュールです。

コアントローがない時の代用方法

コアントローを切らしてしまった時や使いたいのにすぐに手に入らない場合には、代用することもできます。

コアントローがない時にオレンジの香りをつけたい場合は、オレンジ果汁+ラム酒かもしくはランデーを合わせたものか、またはグランマルニエを使うことで代用が可能です。
また、オレンジの香りがなくてもいい場合は、ブランデーやウイスキーなどの洋酒を使用すると良いでしょう。

【カクテル】コアントローを使ったDELISH KITCHENのレシピ

コアントローを使ったカクテルのレシピもご紹介します。

マルガリータ

無言の愛や悲恋というカクテル言葉のあるマルガリータの作り方です。テキーラ・コアントロー・ライム・塩を使って作ります。

XYZ

XYZはこれ以上ない最高のカクテルという意味のあるカクテルです。ホワイトラム・コアントロー・レモンジュースを使って作ります。ご家庭でも作りやすいカクテルです。

コスモポリタン

鮮やかな赤色をした華麗というカクテル言葉のあるお酒です。クランベリーの甘酸っぱい味わいにライムの爽やかな酸味がバランスのとれた一杯です。

ロングアイランドアイスティー

5種類のお酒にコーラを合わせて作る、紅茶のような味わいが楽しめるカクテルです。コーラを使用していることから比較的飲みやすい味になっています。

【チョコレート菓子】コアントローを使ったDELISH KITCHENのレシピ

コアントローを使ったチョコレートのレシピをご紹介します。

オランジェット

砂糖漬けにしたオレンジにチョコレートをコーティングして作るお菓子です。市販のコンフィーを使うことで、手軽に作ることができます。

ボンボンショコラ

プレゼントにぴったりな高級なイメージのあるボンボンショコラは、ご家庭で手作りして作ることができます。パリッとしたチョコの中になめらかなガナッシュがやみつきになる美味しさです。

パンデピス

生地にたっぷりのはちみつとスパイスを使用して作るのが特徴のお菓子です。地域によって、クッキーやケーキなど様々な形状に変わります。今回ご紹介するレシピはパウンドケーキタイプのもので、チーズをのせて食べるのもおすすめです。

【スイーツ】コアントローを使ったDELISH KITCHENのレシピ

コアントローを使ったスイーツのレシピをご紹介します。

桃のコアントローマリネ

フレッシュな桃にコアントローを使用して贅沢にマリネにした一品です。大人な味わいで、食後のデザートにもぴったりです。

いちごのコンポート

いちごのコンポートを作るのにもコアントローはおすすめです。コアントローを加えることで、いちごの美味しさが引き立ち、香り高い大人な味わいに仕上がります。

大人のポンカン寒天

ポンカンを使った寒天にコアントローを使用することで、大人な味わいに仕上がります。爽やかな味わいなので、お口直しや食後のデザートにもおすすめです。

ヌガーグラッセ

おもてなしにもぴったりなアイスクリームのレシピです。キャラメリゼしたアーモンドの香ばしさがアクセントになり、食べ飽きない美味しさです。

日向夏のロールケーキ

日向夏を使用したロールケーキにコアントローを使用することで、より風味の良い仕上がりになります。日向夏は果肉だけではなく、果汁や皮もたっぷり混ぜ込むことで、より贅沢な味わいが楽しめます。

コアントローはフランス産のオレンジリキュール!

コアントローはフランス産のリキュールでアルコール度数は40度ほどあり、オレンジの香りとまろやかな甘さが特徴だということが分かりました。ロックはもちろん、カクテルやお菓子づくりにも使えて、幅広く楽しめるお酒です。チョコレート菓子との相性もいいので、ぜひ色々な用途で使用してみてはいかがでしょうか。

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