DELISH KITCHEN

水炊きとはどんな鍋?寄せ鍋との違いや特徴を解説!

作成日: 2024/02/16

水炊きは、日本の伝統的な鍋料理の一つで、そのシンプルさと深い味わいで多くの人々に愛されています。寒い季節に集まる家族や友人たちを温め、心を満たす水炊き。この記事では、水炊きとは何か、水炊きの特徴、寄せ鍋との違い、そしてその魅力について深掘りしていきます。

目次

  1. 水炊きとは
  2. 博多水炊きとは?
  3. 関西の水炊きとは?
  4. 寄せ鍋との違いは?
  5. 発祥や歴史について
  6. DELISH KITCHENの水炊きのレシピ
    1. 博多水炊き
    2. 鶏もも肉の水炊き
    3. しょうが水炊き
  7. 水炊きは、水から作る鍋料理!

水炊きとは

水炊きとは、味付けがされていない水やお湯に具材を入れ、煮て作る鍋のことを指します。主に使用されるお肉は鶏肉で、野菜としては白菜やにんじん、きのこには椎茸やえのきなどがよく使われます。具材を煮立たせることで、それぞれの旨みが溶け出し、美味しいスープができあがります。出来上がった鍋はポン酢でいただくことが一般的ですが、最近ではポン酢以外の数種類のタレで楽しむこともあります。

水炊きは博多名物として知られていますが、関西地方でも水炊きと呼ばれる鍋があります。博多水炊きと関西の水炊きでは、調理方法が異なります。それでは、その違いについて詳しく見ていきましょう。

博多水炊きとは?

博多水炊きは、味付けされていないお湯に具材を入れて作る水炊きの一種です。近年の飲食店では、より美味しく召し上がっていただくために、あらかじめ鶏ガラからとった出汁をベースに作るお店も増えています。作り方は異なるものの、博多水炊きは、鶏肉を基本とした鍋であることが特徴です。

関西の水炊きとは?

関西の水炊きは、鶏肉が主な具材として使用されますが、出汁は昆布出汁がベースとなっています。関西地方では、昔からあっさりとした昆布出汁が愛されており、それが鍋にも使われたのでしょう。関西の水炊きもポン酢で食べるのが一般的です。

寄せ鍋との違いは?

寄せ鍋と水炊きの違いは何でしょうか。その大きな違いは、出汁と具材にあります。寄せ鍋は、あらかじめ醤油や味噌などで味付けした出汁をベースに具材を入れていきます。また、具材は鶏肉がメインと決まっておらず、豚肉や魚もよく使われます。寄せ鍋は、あらかじめ味のついた出汁に、好みの具材を入れて炊くことにより、出汁の味や風味が具材に染み込んでいるのです。

発祥や歴史について

博多水炊きの発祥は、水月というお店と言われています。創業者の林田平三郎は長崎県出身の料理人でした。林田は15歳の時に、単身香港に渡り英国人の家庭に住み込んで暮らしたそうです。その際、中華料理と西洋料理の文化に触れ、中華の鍋料理と、西洋のコンソメからヒントを得て、水から出汁をとる鍋料理を考案したそうです。

DELISH KITCHENの水炊きのレシピ

ここからは、さまざまな水炊きのレシピをご紹介していきます。

博多水炊き

家庭でも簡単に博多の味を再現できるレシピです。本格的な水炊きを楽しんでみてくださいね。

鶏もも肉の水炊き

鶏もも肉を使った、ジューシーで食べ応えのある水炊きのレシピです。シンプルながらも、鶏肉の旨みが引き立つ一品になっています。

しょうが水炊き

水炊きは、水から作る鍋料理!

水炊きは、その名の通り水から作る鍋料理で、鶏肉と野菜の旨みが溶け出したスープが特徴です。博多と関西で少し調理法が異なりますが、どちらも美味しい一品です。寄せ鍋との違いも理解できたでしょうか。これからの季節、ぜひ水炊きを作ってみてくださいね。

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