ラビオリとはどんな料理?その魅力や味・レシピもご紹介します!
作成日: 2024/04/12
イタリア料理の代表格とも言えるパスタには、さまざまな種類がありますが、中でも「ラビオリ」は特別な存在です。今回は、ラビオリの基本から、その魅力、楽しみ方、そして自宅で作れるレシピまでをご紹介します。
ラビオリの基本知識!
ラビオリとは?
ラビオリは、小麦粉で作った生地でチーズや肉、野菜などの具材を包んだイタリアの伝統的なパスタ料理です。一口サイズで、基本的には四角い形をしており、食べやすく、見た目も可愛らしいのが特徴ですよ。
ラビオリの語源は?
「ラビオリ」という名前の語源は諸説あると言われていますが、「残り物や「役立たず」を意味する「ラビオーレ」からきていると言われます。残り物の食材をミンチ状にし、パスタ生地で包んだのが始まりだそうですよ。
ちなみに「ラビオリ」という名前は複数形で、単数の場合は「ラビオロ」と呼びます。
ラビオリの魅力は?
ラビオリの魅力は、食感、味わい、バリエーションの多さにあります。
ラビオリの生地はある程度厚さがあり、モチモチとしているのが特徴です。中の具材は、お肉やチーズ、野菜、きのこなど様々で、中にはトリュフが入ったラビオリなどもあります。
四角いパスタ生地で具材を閉じ込めてるので、旨みや風味が外に逃げることなく、口に入れた瞬間に、具材独自の旨みや味わいがどっと溢れてきます。
上にかけるソースの種類も様々で、トマトベースで食べるのも多いですが、シンプルにオリーブオイルと塩でいただくのもおすすめです。
ラビオリの楽しみ方
ラビオリに合うお酒
ラビオリには、軽やかな白ワインや、果実味豊かな赤ワインがよく合います。具材やソースに合わせて、お好みのワインを選んでみてくださいね。
ラビオリに合うサイドディッシュ
ラビオリのサイドディッシュとしては、シンプルなグリーンサラダや、ガーリックトーストがおすすめです。ラビオリの味を引き立てつつ、食事のバランスも取れますよ。
ラビオリの作り方
材料 【2人分】
・リコッタチーズ :100g
・ほうれん草 :1/2袋(100g)
☆生地
・薄力粉 :100g
・卵 :1個
・オリーブオイル :小さじ1/2
・塩 :ひとつまみ
★トマトソース
・カットトマト缶 :1缶(400g)
・玉ねぎ :1/2個(100g)
・にんにく :1かけ
・ローリエ :1枚
・塩 :小さじ1/2
・こしょう :少々
・オリーブオイル :大さじ1と1/2
手順
①ボウルに薄力粉、塩を入れて混ぜる。卵、オリーブ油を加えてフォークで卵を割りながら全体を混ぜる。ひとまとまりになるまで5~10分ほど手でこねる(生地)。台に打ち粉(分量外:薄力粉適量)をし、生地をのせ、なめらかになるまでさらにこねる。ひとまとめにしてラップで包み、1時間以上冷蔵庫で休ませる。
②鍋に湯をわかし、ほうれん草を茎から入れて色よくゆでる。水にさらして水気をしぼり、1.5cm幅に切る。
③台に打ち粉(分量外:薄力粉適量)をし、生地を2等分にする。めん棒で15cm×30cm(厚み1mmほど)の長方形にのばす。同様に計2枚作る。1枚にほうれん草、リコッタチーズを等間隔になるようにのせ、もう1枚を重ねる。重なった生地を密着させ、スケッパーで3cm角の正方形に切る。フォークでふちをとめる(ラビオリ)。
④玉ねぎはみじん切りにする。にんにくは縦半分に切り、芯を取り除いてみじん切りにする。
⑤フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったら玉ねぎを加えてしんなりするまで中火で炒める。残りの★を加えて水分をとばしながら10分ほど弱火で煮る(トマトソース)。
⑥鍋にたっぷりの湯をわかし、ラビオリを入れて浮き上がり、火が通るまでゆでる。
⑦器に盛り、トマトソースをかける。
詳しいレシピ動画はこちら
ラビオリを生地から作るレシピです。お家で本格的なラビオリを作りたい方はぜひ試してみてください♪
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