DELISH KITCHEN

必見!しなびたレタスをシャキシャキに復活させる方法

作成日: 2024/04/26

レタスはそのみずみずしさとシャキシャキとした食感で、サラダやサンドイッチなど様々な料理に欠かせない野菜です。しかし、デリケートな性質を持つレタスは、少しの扱いを間違えるとすぐにしなびてしまいます。

この記事では、そんなしなびてしまったレタスをシャキシャキに復活させる方法をご紹介します。また、レタスがしなしなになる原因と、元々の鮮度を保つための保存方法についても解説していきます。

目次

  1. レタスがしなしなになる原因
    1. 葉や芯の乾燥
    2. 冷蔵庫の温度が高すぎる
    3. 芯の下処理がされていない
  2. しなしなになったレタスをシャキシャキに戻す方法
    1. レタスを50℃のお湯につける
    2. なぜシャキシャキに戻るのか?
  3. レタスの鮮度を保つ方法
    1. ①カットしたレタスは水に浸しておく
    2. ②芯の下処理をしてから保存する
      1. 芯をくり抜いて保存する

      2. 芯に爪楊枝を刺して保存する

      3. 芯の切り口に小麦粉をつけて保存する

  4. これからレタスはいつでもシャキシャキな状態に!

レタスがしなしなになる原因

レタスがしなしなになってしまう原因を知りましょう!原因がわかれば対策が打てますよ!

葉や芯の乾燥

レタスは空気に触れると酸化が始まり、しなしなになってしまいます。特に芯や葉の部分は乾燥に弱く、そのまま放置しておくと変色や傷みが進んでしまいます。調理する際にカットしたレタスやちぎったレタスも同様に気をつける必要があります。

冷蔵庫の温度が高すぎる

レタスの保存に適した温度は約0℃と言われています。そのため、冷蔵庫の温度が高いと、レタスが傷みやすくなり、しなしなになってしまうのです。

芯の下処理がされていない

レタスには成長点となる「芯」という部分があり、収穫後も養分が芯に集まってくるため、芯が残った状態では外側の葉がしおれやすくなります。芯の下処理をすることで、しなしなになるのを防ぐことができます。

具体的な下処理方法は、後ほどご紹介します。

しなしなになったレタスをシャキシャキに戻す方法

しなしなになったレタスはある方法で簡単にシャキシャキに戻すことができます!
詳しくみていきましょう!

レタスを50℃のお湯につける

しなしなになったレタスは【50℃のお湯に浸しておく】、たったこれだけでシャキシャキに戻すことができます。

まずは耐熱性のボウルなどに50℃のお湯を用意します。
50℃のお湯は沸騰させたお湯と冷水を半分ずつ入れて混ぜることで簡単に作ることができます。もしくは給湯器が家庭にある場合は温度設定を一時的に50℃にして作ってください。使用後は設定温度を戻し、火傷に注意しましょう。

しなしなになったレタスの葉をお湯に1〜2分ほど浸します。
これだけでしなびたレタスがみずみずしくシャキシャキした状態に戻ります。

ちなみに、シャキシャキに戻すことができる他にも酸化によってピンク色に変色するのを防ぐこともできるのでおすすめです。

なぜシャキシャキに戻るのか?

50℃のお湯に浸すことで、レタスの葉の細胞にある「気孔」が開き、水分を細胞内に取り込むことができるようになります。そのため、シャキシャキした状態に蘇るのです。

レタスの鮮度を保つ方法

可能であれば最初からしなしなにならないように鮮度を保っておけるといいですよね?
そこで、ここからはレタスの鮮度を保つ方法についてご紹介していきます。

①カットしたレタスは水に浸しておく

カットしたレタスやちぎったレタスは、すぐに使わない場合は、一度冷水などに浸しておきましょう。

放ったままにしておくと、酸化が進んでしまってしなしなになってしまったり、ピンク色に変色してしまいます。

②芯の下処理をしてから保存する

先ほど説明した通り、芯が残った状態でそのまま保存をすると、周りの葉がしなびてしまいます。

そこで以下の方法で芯の下処理を行ってから保存をすることが重要になります。

芯をくり抜いて保存する

成長点のある芯をくり抜いて保存することで、葉の養分が取られるのを防ぎ、鮮度を保つことができます。

まずはレタスの芯の部分を手で押し込み、包丁で芯をくり抜きましょう。
くり抜いた部分には濡らしたキッチンペーパーなどを詰め込んで、乾燥したり、水分が逃げないようにしてください。

それでも隙間から空気が入り酸化してしまう可能性があるので、レタス全体をキッチンペーパーなどで包んで、保存袋もしくはポリ袋に入れて空気を押し出すように袋の口を閉じてください。

その後冷蔵庫に入れれば、シャキッとした状態で鮮度を保つことができます。この時、冷蔵庫の温度設定にも注意しましょう。

芯に爪楊枝を刺して保存する

芯を残したままでも、2〜4本ほど爪楊枝を刺して保存することで、簡単に芯の成長を止めることができます。

爪楊枝を刺した後は、同様に、レタス全体をキッチンペーパーなどで包んで、保存袋もしくはポリ袋に入れて空気を押し出すように袋の口を閉じて冷蔵庫の野菜室で保存してください。

芯の切り口に小麦粉をつけて保存する

芯の部分に小麦粉をつけてから保存をすることで、水分の蒸発を防ぎ鮮度を保つことができます。

まずは芯の部分を2〜3mmほど切り落とし、切り口に小麦粉をつけます。その後は、レタス全体をキッチンペーパーなどで包んで、保存袋もしくはポリ袋に入れて空気を押し出すように袋の口を閉じて冷蔵庫の野菜室で保存してください。

上でご紹介した保存方法は以下のページで動画でも解説しています。ぜひ一度ご視聴ください。

これからレタスはいつでもシャキシャキな状態に!

レタスの鮮度を長持ちさせるコツを押さえることで、いつでも美味しいシャキシャキのレタスを楽しめるはずです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。