DELISH KITCHEN

におい?味?ラムとマトンの違いについて解説します!

作成日: 2020/07/28

日本では日頃から食べることがそれほど多くない羊肉ですが、羊肉には「ラム」と「マトン」があるのをご存じですか。両者の違いを知らないという人は多いかもしれませんね。実は、味や風味、食べたときの食感などにも違いがあるのです。
こちらの記事では、ラムとマトンそれぞれの特徴や違い、ジンギスカンに適した肉、またラム肉を使ったおすすめのレシピなどもご紹介します。

目次

  1. ラムとマトンの違い知ってますか?
    1. ラムの特徴とは?
    2. マトンの特徴とは?
    3. ラムとマトンの違いとは?
  2. ラムとマトンの中間の肉「ホゲット」とは?
  3. それぞれの肉をジンギスカンでおいしく食べるには?
  4. DELISH KITCHENのラム肉を使ったおすすめレシピ3選
    1. 野菜たっぷり!ラム肉野菜炒め
    2. 下味がポイント!ジンギスカン
    3. 柔らかジューシー!ラムチョップのグリル野菜添え
  5. それぞれに魅力があるラムとマトン

ラムとマトンの違い知ってますか?

良質なタンパク質を含むことで知られる羊肉ですが、ラムとマトンにはそれぞれに特徴があります。ここでは、それぞれの特徴や違いについて解説します。

ラムの特徴とは?

「ラム」とは、生後1年未満の仔羊の肉を指します。ただし、年齢を正確に判断するのが難しい場合は、永久歯の生えていない羊をラムとするという考え方もあるようです。
一般的に羊肉はクセがあるといわれていますがラムはほとんどクセがなく、肉質もやわらかいので食べやすいのが特徴です。
生後まもない仔羊は甘いミルクのようなにおいがするとされ、高級食材としても使用されています。

マトンの特徴とは?

「マトン」とは生後2〜7年程度の羊肉を指します。羊肉特有のにおいがあるのが特徴で、苦手で食べられないという人も多いでしょう。ただし、新鮮なマトンにはクセが少ないので、なるべく新鮮な肉を選ぶことをおすすめします。ラムに比べて見た目にも赤みが強いのが特徴です。マトンには「Lカルニチン」という成分が含まれていて注目を集めています。

マトンのにおいが気になる場合は、スパイスの効いた料理に使うのがおすすめです。また、にんにくやしょうが、しょうゆなどの調味料に漬け込んだり、すりおろしりんごに漬け込んだりするなどして調理するのも一般的です。
肉質のしっかりとしたマトンは、カレーや煮込み料理などとの相性が良いでしょう。

ラムとマトンの違いとは?

ラムとマトンの大きな違いはその臭みや味にあります。
仔羊のラムにはあまりクセがありませんが、マトンには独特の臭みがあります。また、肉質はラムがやわらかい一方、マトンの肉質は締まっていて適度な硬さと歯ごたえがあります。味に関しては、マトンはラムに比べ旨味とコクが強いのが特徴です。

羊肉を初めて食べるという人はラムを、羊肉特有のにおいが好きという人はマトンを選ぶと良いでしょう。

ラムとマトンの中間の肉「ホゲット」とは?

日本ではあまり聞きなれないかもしれませんが、ラムとマトンの中間の肉のことを「ホゲット」と呼びます。ホゲットとは生後1年以上2年未満くらいの羊肉を指し、ラムとマトンのそれぞれの特徴を併せ持つ食べやすい肉です。
マトンほどのクセがなく、ラムの物足りなさを補う旨味やコクがあります。

それぞれの肉をジンギスカンでおいしく食べるには?

北海道でよく食べられる料理「ジンギスカン」をご存じですか。ジンギスカンとは羊肉と野菜を専用の鍋で焼いて食べる料理です。もともとはモンゴルで食べられていた料理が起源とされていますが、ジンギスカン自体は日本で生まれたものです。
ラム、マトン、ホゲットのいずれもジンギスカンで食べることができます。

ジンギスカンには主に、しっかりと味付けした肉を焼くものと、味付けせずにそのまま肉を焼き、たれに浸けて食べるものの2つのタイプがあります。クセの少ないラムやホゲットは味付けせずに、クセの強いマトンはスパイスや調味料などでしっかりと味付けしてから食べることが多いようです。

DELISH KITCHENのラム肉を使ったおすすめレシピ3選

野菜たっぷり!ラム肉野菜炒め

ラム肉にはすりおろしにんにくでしっかりと下味をつけるので、羊肉特有のにおいは気になりません。コチュジャンでピリッと辛味を加えた肉野菜炒めは白いご飯がすすむおいしさです。ラム肉の旨味が野菜にもしみ込み、もりもりと食べられるでしょう。
野菜もたっぷりと食べられささっと作れるメニュー、今晩のおかずにいかがですか。

下味がポイント!ジンギスカン

おいしさの決め手は手づくりのジンギスカンだれ!100%のリンゴジュースをたっぷりと使うたれにははちみつのやさしい甘さも加えましょう。オイスターソースとおろしにんにくの風味もおいしい絶品ジンギスカンに仕上がります。
たくさんの野菜も食べられる、一皿で大満足のメニューです。

柔らかジューシー!ラムチョップのグリル野菜添え

味付けはシンプルに塩とこしょうだけの簡単ラムショップレシピです。一緒にグリルする野菜をカットすれば、あとはオーブンの天板にのせて焼くだけという手軽さ!お好みで粒マスタードをつけて食べましょう。骨付きのラムチョプは豪快に手で食べるのがおすすめです。
見た目も華やかなので、パーティーやおもてなしのときにいかがですか。

それぞれに魅力があるラムとマトン

ラムとマトンの違いについて理解できたでしょうか。仔羊のラムはやわらかくてクセが少なく、生後2年以上のマトンはしっかりと食べ応えがあり旨味が強いのが特徴です。それぞれの特徴を知ることで、よりおいしい料理を作ることができるでしょう。
新鮮なラム肉が手に入ったら、ぜひこちらでご紹介したレシピにも挑戦してみてくださいね。

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