とうもろこしの天ぷらを爆発せずに揚げるポイントとは?
作成日: 2024/08/20
とうもろこしの天ぷらは、甘くてジューシーなとうもろこしの風味が楽しめる人気の一品です。しかし、揚げている途中で爆発することがあるため、初心者には少し難しい料理かもしれません。この記事では、とうもろこしの天ぷらを安全に揚げるためのポイントを詳しく解説します。失敗せずに美味しい天ぷらを作るためのコツを学んで、ぜひご家庭で試してみてください。
なぜとうもろこしは揚げると爆発するのか?
とうもろこしの粒の中には水分が含まれています。加熱することで蒸発した水分が膨張して圧力がかかり、最終的に皮を突き破ることで爆発が起こります。これを防ぐためには、適切な準備と揚げ方が重要です。
爆発を防ぐとうもろこしの下準備
油で揚げる前にある下準備をしておくことでとうもろこしの爆発を防ぐことができます。
それでは以下でその方法をご紹介します。
実の表面に切り目を入れる
とうもろこしの天ぷらは実を削りとって作ることが一般的ですが、実がまだ付いている状態の時に、包丁やフォークなどで実全体に傷をつけるように切り目を入れましょう。
切り目を入れておくことで、空気の逃げ道ができ、揚げた時に皮が破裂することを事前に防ぐことができます。
水分を拭き取る
取り出した粒の表面の水分をしっかりとキッチンペーパーで拭き取ります。
以上が下準備になります。皮に完璧に切れ目が入るわけではなく、爆発を起きづらくする方法ですので、揚げる際は十分に気をつけて揚げましょう。
とうもろこしの天ぷらの作り方
上でご紹介した準備方法を取り入れてとうもろこしの天ぷらを作ってみましょう!
材料【2人分】
とうもろこし・・・1本(300g)
天ぷら粉・・・・・大さじ1
サラダ油・・・・・適量
塩・・・・・・・・適量
☆衣
冷水・・・・・・・160cc
天ぷら粉・・・・・100g
手順
①とうもろこしは表面の汚れた皮とひげを取り除き、内側の皮をしたままラップをし、600Wのレンジで5分程加熱し、粗熱をとる。皮を取って横2等分に切り、根元を切り落とし、実が崩れないように厚めに縦にそぐように切る。ビニール袋に入れ、天ぷら粉を加えてまぶす。
②ボウルに水、天ぷら粉(衣用)を入れて混ぜる(衣)。
天ぷら粉の配合が袋の表示と異なる場合は袋の指示に従ってください。
③鍋にサラダ油を3cm程入れて170℃に熱し、衣にとうもろこしをくぐらせて入れ、カラッとするまで揚げる。※表面が固まるまで触らないようにしましょう。
④器に盛り、塩を添える。
ポイント
・とうもろこしはあらかじめ加熱することで、芯まで火が通り、厚めに削ぎやすくなるため、そいだ時に実がくずれにくくなります。
・衣を作る際には冷水を使用しましょう。冷たい水を使うことで、衣がサクサクと仕上がります。
今回ご紹介したレシピは動画でもご視聴いただけます。ぜひ以下の動画も参考にしてみてください。
とうもろこしの爆発を防いで美味しい天ぷらを作ろう!
とうもろこしを爆発させずに天ぷらを作るには、実の表面に切り込みを入れることが重要です。
このひと手間を加えるだけで、より美味しく安全に作ることができます!
ぜひ一度お試しください。