DELISH KITCHEN

埼玉の郷土料理ゼリーフライとは?レシピもご紹介!

作成日: 2024/09/06

埼玉県行田市で愛される郷土料理「ゼリーフライ」。名前から「ゼリーを揚げたもの?」と思われるかもしれませんが、実際は全く異なります。ゼリーフライは、おからとじゃがいもを主な材料とする、ヘルシーなコロッケのような料理です。この記事では、ゼリーフライの特徴や名前の由来、歴史、そして自宅で簡単に作れるレシピをご紹介します。

目次

  1. ゼリーフライの特徴
  2. ゼリーフライの名前の由来
  3. ゼリーフライ発祥の歴史
  4. ゼリーフライのレシピ
    1. 材料 【2人分】
    2. 手順
  5. 埼玉県行田市の郷土料理・ゼリーフライを食べてみよう!

ゼリーフライの特徴

ゼリーフライはその名前からゼリーで作られている料理だと思われがちですが、実際にはゼリーは使われておらず、おからとじゃがいもが主な材料です。大きさは手のひらサイズで、しっとりもちもちとした食感が特徴です。コロッケとは異なりパン粉は使用せず、野菜はじゃがいもに加えて、にんじんとねぎを使用します。

ゼリーフライの名前の由来

ゼリーフライの名前の由来には諸説ありますが、主な説としては小判の形をしていることから「銭フライ」と呼ばれ、それが「ゼリーフライ」に変化したと言われています。他にも、お菓子のゼリーを揚げた料理が由来だという説もあります。

ゼリーフライ発祥の歴史

ゼリーフライの起源は、行田市内にかつて存在した「一福茶屋」の店主が日露戦争に従軍した際、中国で食べた「野菜まんじゅう」を模したことにあると言われています。その後、行田市内で働く人々のおやつとして一般的に食べられるようになりました。

ゼリーフライのレシピ

ゼリーフライは家庭でも作れる埼玉の郷土料理です。以下のレシピを参考に、ぜひ作ってみてください。

材料 【2人分】

生おから・・・・・・・・・・・・150g
じゃがいも・・・・・・・・・・・1個(150g)
にんじん・・・・・・・・・・・・1/3本
長ねぎ・・・・・・・・・・・・・1/3本
サラダ油・・・・・・・・・・・・適量
ウスターソース・・・・・・・・・大さじ2
中濃ソース・・・・・・・・・・・大さじ1

☆調味料
溶き卵・・・・・・・・・・・・・1個分
薄力粉・・・・・・・・・・・・・大さじ4
和風顆粒だし・・・・・・・・・・小さじ1/3
塩こしょう・・・・・・・・・・・少々

手順

①じゃがいもは皮をむいて食べやすい大きさに切り、水にさらして水気を切る。にんじん、ねぎはみじん切りにする。

②耐熱容器にじゃがいもを入れてふんわりとラップをし、600Wのレンジで5〜6分程加熱する。熱いうちにフォーク等でつぶす。

③②に生おから、にんじん、ねぎ、☆を加えて混ぜる。4等分にし、楕円形にととのえる。

④鍋に底から3cm程度のサラダ油を入れて170℃に熱し、③を入れて上下を返しながら全体がきつね色になるまで4〜5分程揚げる。

⑤ボウルにウスターソース、中濃ソースを入れて混ぜる。④を熱いうちにくぐらせて全体にからめる。

詳しいレシピはこちら

埼玉県行田市の郷土料理・ゼリーフライを食べてみよう!

ゼリーフライは埼玉県行田市を代表する郷土料理として、地域の人々に親しまれています。見た目はコロッケに似ていますが、パン粉を使わず主におからを使用しているのが特徴です。家庭でも簡単に作れるので、ぜひ一度挑戦してみてください!

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