根三つ葉とは?特徴や選び方などをご紹介します
作成日: 2024/10/25
根三つ葉は、葉や茎だけでなく根も食べられる歯応えのある食感が特徴の三つ葉です。栽培には手間がかかるためやや高価ですが、旬の時期に手に入れるとその味わいは格別です。本記事では、根三つ葉の特徴や栄養素、選び方などについて解説します。
根三つ葉の特徴
根三つ葉は根本に土を寄せて遮光する軟白栽培により、白い茎としっかりとした根を持つ野菜で、根が付いたまま収穫されることが特徴です。
糸三つ葉に比べて茎が太くしっかりしていることから食感が良く、料理にも幅広く使われます。特に煮物や炒め物に向いており、そのシャキシャキとした食感によって料理にアクセントを加えられます。また、根の部分も食べることができ、ゴボウに似た風味を楽しめることも特徴です。
根三つ葉の収穫時期
根三つ葉の収穫時期は主に春で、露地栽培では3月から4月にかけてがピークです。ただし、地域によっては10〜11月頃にも多く出回ります。
根三つ葉の栄養素
ここでは可食部100g当たりの根三つ葉の、生の場合とゆでた場合の栄養素を確認しましょう。
根三つ葉の選び方
新鮮な根三つ葉を選ぶ際は、茎が白くて太いものや、鮮やかな濃い緑色のもの、葉がしおれていないものを選びましょう。また、根が新鮮なものを選ぶことも重要なポイントです。
根三つ葉の保存方法
根三つ葉を保存する際は、しめらせたキッチンペーパーを用意し、根元部分を包み、ポリ袋に入れて口を閉じます。その後、野菜室で立てて保存しましょう。購入した根三つ葉にスポンジが付いている場合は、スポンジごとキッチンペーパーで包みます。
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根三つ葉が活躍する料理
根三つ葉は、その風味と食感を活かして、煮浸しやお浸し、卵とじ、炒め物に使われることが多いです。また、淡白な味わいの鶏肉や白身魚とあわせて使うこともできます。さらに根の部分も捨てずに、きんぴらやおひたしに使うことで、その食感を楽しめます。
根三つ葉のレシピ
根三つ葉を使ったDELISH KITCHENのレシピをご紹介します。
材料 【2人分】
ごはん・・・・・どんぶり2杯(400g)
ちくわ・・・・・2本
溶き卵・・・・・2個分
根三つ葉・・・・150g
サラダ油・・・・大さじ1
☆調味料
塩・・・・・・・小さじ1/3
しょうゆ・・・・小さじ1
こしょう・・・・少々
手順
①ちくわは横5mm幅に切る。
②根三つ葉は根元をたわしなどでこすり洗いして汚れを落とす。根三つ葉は根の部分を切り分ける。茎の部分と葉先の部分をそれぞれ切り分ける。茎の部分は2〜3cm幅に切り、葉の部分は食べやすい大きさに切る。飾り用に葉の部分を一部取り分けておく。根の部分は縦に半分もしくは4等分に切り込みを入れて割く。
③フライパンにサラダ油の半量(大さじ1/2)を入れて中火で熱し、溶き卵を入れて半熟状になるまで炒めて取り出す。
④③のフライパンに残りのサラダ油(大さじ1/2)を入れて中火で熱し、ちくわ、根三つ葉の根を入れて油がなじむまで炒める。ごはんを加えてほぐしながら炒める。③の炒り卵、根三つ葉の茎、葉、☆を加えて全体を炒め合わせる。
【ポイント】
しょうゆは鍋肌から加えましょう。
⑤器に盛り、飾り用の根三つ葉の葉をのせる。
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根三つ葉を食卓に取り入れてみよう!
根三つ葉は糸みつばと異なり、太い茎を備え、根まで食べられる食材です。風味だけでなく、シャキシャキとした食感も楽しめることが特徴です。スーパーマーケットなどで見かけた際はぜひ手にとって、食卓に取り入れてみてください!