ケニア料理とは?おすすめの料理やレシピをご紹介
作成日: 2024/11/29
アフリカ大陸の東海岸に位置する「ケニア」。ケニアといえば、雄大なサバンナで駆け回る動物たちや、勇ましいマラソンランナーなどを想像するかもしれませんが、その食文化はどのようなものなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ケニア料理の特徴や代表的な料理についてご紹介します。DELISH KITCHENのレシピのリンクも載せているので、併せてご参考ください!
ケニア料理の特徴
まずはケニア料理の特徴を二つご紹介します。
主食のバリエーション
ケニアでは数種類の主食があります。例えば、トウモロコシの粉を練り上げて作るウガリは、ケニア全土で広く食べられており、シチューや野菜料理と一緒に提供されることが多いです。
また、インドから伝わったチャパティは、平たいパンで、カレーや煮込み料理と相性が良く、家庭でもレストランでもよく見られます。
スパイスで風味付けをした炊き込みご飯のピラウも人気で、肉や魚、野菜と一緒に調理されることが一般的です。
インドからの影響
ケニアは国土の東側がインド洋に面することで、東アフリカの玄関口となっています。そのため、インドからの影響を受けた料理が豊富なことが特徴です。
例えば、平たいパンであるチャパティや、肉入りの揚げ団子であるサモサ、トウモロコシと豆から作られるシチューのギテリなどが代表的な料理です。
おすすめのケニア料理
ここでは、代表的なケニア料理をいくつかピックアップしてご紹介します。
ウガリ
とうもろこしやキャッサバをお湯と練って作られるケニアを代表する主食で、無味に近いシンプルな味わいが特徴です。濃厚なシチューや肉料理と組み合わせるとバランスがよく、ウガリをちぎれば具材をすくうスプーン代わりにもなります。
ウガリの作り方はこちら!
カランガ
牛肉とタマネギ、ジャガイモ、トマトを煮込んで作られる、日本の肉じゃがのような料理です。チャパティをはじめとした主食とあわせるとより美味しく食べられます。
ピラウ
日本のピラフのような料理で、肉や魚、トマト、スパイスなどが材料に使われます。決まった型はなく、それぞれの家庭や飲食店ごとに独自の材料を使用しています。
ニャマチョマ
ニャマチョマはスワヒリ語で「肉」を意味する「ニャマ」と、「焼く」を意味する「チョマ」から名付けられた、ケニア独特の焼肉料理です。主に牛肉やヤギ肉、鶏肉が使われます。味付けは塩だけというシンプルさで、肉の旨味を存分に楽しめる一品です。
ギゼリ
ギゼリはアフリカ各地で親しまれる豆料理です。基本的には豆とトウモロコシを塩で味付けして煮込んだシンプルなスタイルで食べられますが、ジャガイモやタマネギ、パプリカ、唐辛子などの食材を使うこともあります。
チャパティ
小麦粉と水のみで作られるインド由来の平たいパンで、濃厚なカレーや煮込み料理とよく合います。バターを付けて焼くこともあり、単体でも美味しく食べられます。
チャパティの作り方はこちら!
ケニア料理で味わう新たな世界
この記事ではケニア料理の特徴や、おすすめの料理をご紹介しました。カランガやピラウのようなどこか馴染みがある料理がある一方で、ウガリのような日本ではあまり食べられない料理などもあります。記事内に載せているDELISH KITCHENのレシピもご参考に、ぜひケニア料理を試してみてください!
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