DELISH KITCHEN

蒸留酒とは?種類とおいしい飲み方について解説!

作成日: 2020/09/08

更新日: 2024/09/04

蒸留酒というと、「どのようなお酒なのだろう」とあまりイメージがわかない人も多いのではないでしょうか。蒸留酒にはさまざまな種類があります。普段あまりお酒は飲まない人でも聞いたことがある、有名なものがたくさんあるのです。
そこで、この記事では、蒸留酒の概要や歴史、おいしい飲み方やおすすめのレシピについて紹介します。

※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

目次

  1. そもそも蒸留酒とは?
    1. 蒸留酒とは
    2. 蒸留酒の歴史
    3. 醸造酒、混成酒との違い
  2. 蒸留酒にはどんな種類がある?
    1. 焼酎
    2. ウイスキー
    3. ウォッカ
    4. 泡盛
  3. 蒸留酒のおいしい飲み方
    1. ストレート
    2. ロック
    3. お湯割り
    4. 水割り
    5. ソーダ割り
  4. 蒸留酒を使ったDELISH KITCHENのレシピを紹介
    1. 【焼酎】
    2. すっきりしたのどごし!レモンサワー
    3. 香りを楽しむお酒♪コーヒー焼酎の作り方
    4. 【ウイスキー】
    5. ウイスキーの香りいっぱい!大人のアップルクランブル
    6. バターで濃厚に!あさりとえのきのウイスキー蒸し
    7. 【ウォッカ】
    8. おいしいカクテルの作り方!モスコミュールの作り方
    9. 【泡盛】
  5. 蒸留酒の種類や飲み方はさまざま!自分好みの方法で楽しもう

そもそも蒸留酒とは?

蒸留酒とはどのようなものなのか、基本情報について確認していきましょう。

蒸留酒とは

前提として、日本で販売されているお酒は製造方法により「蒸留酒」「醸造酒」「混成酒」の3種類に分けられます。
このうち、蒸留酒とは発酵液に熱を加えてアルコールを気化し、それを冷やして液体にしたものをいいます。

蒸留酒の歴史

蒸留酒の明確なルーツは、残念ながら明らかにされていません。
ただ、一説ではメソポタミア文明で多種多様な文化が誕生し、そのうちの一つとしてアルコールの蒸留が行われていたという見方があります。
やがて蒸留酒を作る技術がヨーロッパや東南アジアなどにも伝わり、その土地の原料を生かした独自の蒸留酒が製造されるようになりました。その結果、さまざまな蒸留酒が誕生し、多くの人に愛される存在になったといわれています。

醸造酒、混成酒との違い

疑問に持つ人も多いのが、蒸留酒・醸造酒・混成酒の違いでしょう。結論からいうと、これらのお酒は「製造方法」が異なります。醸造酒とは、果物や穀物の酵母でアルコール発酵させて作るお酒のことです。代表的な醸造酒にはワイン・ビール・日本酒などが挙げられます。

その醸造酒を蒸留し、抽出したアルコールを使って作られるのが蒸留酒です。そして、混成酒はこれらのお酒に果実や香料などを入れたものをいいます。有名な混成酒の種類は、梅酒・リキュール・ベルモットなどです。

さらに、「アルコール度数」にも違いがあります。蒸留酒は製造工程で蒸留するため、これらのお酒のうち、アルコール度数が最も高くなります。40~60度前後が目安となるでしょう。

醸造酒のアルコール度数は一般的に5~15度前後だとされています。混成酒は加えるものによってアルコール度数が変わってくるため、一概にいくつとはいえません。

蒸留酒にはどんな種類がある?

蒸留酒の種類は実にさまざまです。なかでも、有名な蒸留酒の種類には以下のようなものがあります。

焼酎

日本で多くの人に愛されている蒸留酒が焼酎です。主に米や芋、麦や黒糖などの穀物を使って製造され、大衆酒として親しまれています。
大分や鹿児島、熊本や宮崎などの南九州での製造が盛んに行われています。

ウイスキー

ウイスキーは大麦・小麦・トウモロコシといった穀物を使って製造されるお酒です。蒸留後に木樽で熟成させる製法になっています。
世界には5大ウイスキーと呼ばれるものがあり、アイルランド・スコットランド・アメリカ、さらにカナダ・日本で造られたものを指します。
なお、ウイスキーは原料によって種類が分かれており、大麦麦芽のみを使ったものをモルトウイスキー、小麦やトウモロコシなどの穀物に大麦麦芽を足したものをグレーンウイスキーといいます。

ウォッカ

ウォッカは大麦や小麦、ライ麦とった穀物を使って造られるお酒です。これらの原料を糖化・発酵させたのち、白樺の炭でろ過するという製法になっています。
ロシアをはじめとする北欧圏で多く造られているお酒です。

泡盛

泡盛は米を原料にして製造されるお酒です。泡盛はお酒として楽しむだけではなく、調味料として使われることも多い傾向にあります。主に沖縄をはじめとする琉球諸島で盛んに製造されています。

蒸留酒のおいしい飲み方

ストレート

お酒に何も足さず、そのまま飲むスタイルがストレートです。お酒本来の味わいを楽しめます。
蒸留酒はアルコール度数が高いため、ゆっくりと飲むことがおすすめです。

ロック

グラスにお酒と氷を入れた定番のスタイルです。氷は大きく溶けにくいものを選ぶとよりおいしく飲めます。

お湯割り

お酒をお湯で割る飲み方です。焼酎を飲むときに多くみられるスタイルといえます。

水割り

グラスにお酒と氷、さらに水を加えた飲み方です。硬水のミネラルウォーターを使うことがおすすめです。

ソーダ割り

お酒を炭酸水で割ったスタイルです。爽やかで口当たりが軽く、女性にも人気の飲み方です。

蒸留酒を使ったDELISH KITCHENのレシピを紹介

蒸留酒はさまざまなレシピに活用できます。ここでは、蒸留酒を使ったDELISH KITCHENのレシピを見ていきましょう。

【焼酎】

すっきりしたのどごし!レモンサワー

生のレモン果汁をしぼって作る、爽やかなレモンサワーです。強めの炭酸水で割って、爽快な喉ごしを楽しんでみていはいかがでしょうか。
お好みでミントを添えると爽やかさがアップします。

香りを楽しむお酒♪コーヒー焼酎の作り方

コーヒー焼酎は大人のリラックスタイムにぴったりの優雅な味わいです。コーヒーの香ばしさと焼酎のうまみが絶妙にマッチします。
ガムシロップを加えて味の変化を楽しむのもおすすめです。

【ウイスキー】

ウイスキーの香りいっぱい!大人のアップルクランブル

りんごのソテーとサクサク食感のクランブルを焼いて、仕上げにウイスキー味のアイスを乗せれば、大人のデザートの完成です。
りんごの甘酸っぱさとバターのコク、ウイスキーの香りが口いっぱいに広がります。

バターで濃厚に!あさりとえのきのウイスキー蒸し

あさりとえのきのウイスキー蒸しは、お酒のおつまみにもぴったりなスモーキーな味わい。パセリを加えれば彩りも豊かです。
スープをバゲットに浸して食べてもおいしいです。

【ウォッカ】

おいしいカクテルの作り方!モスコミュールの作り方

ウォッカをベースにしたモスコミュールは、ライムの爽やかな酸味を楽しめます。
ジンジャーエールの心地よい喉ごしは暑い日にもぴったりです。

【泡盛】

泡盛で作るラフテーはコクがありながらも、さっぱりとした味わいに仕上がります。
泡盛を加えてじっくり煮込むことでお肉がとろけるような食感になります。

蒸留酒の種類や飲み方はさまざま!自分好みの方法で楽しもう

蒸留酒と一口にいっても焼酎やウイスキー、ウォッカや泡盛などさまざまな種類があります。飲み方も多種多様なので、どのお酒をどのようなスタイルで飲むとおいしいのか、じっくり研究してみるのも良いでしょう。
また、蒸留酒はお酒のおつまみやデザートなど、幅広いレシピに使えます。
そのままお酒として飲んだり、気になる料理を作ったりするなど、自分好みの方法で蒸留酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。