アーモンドの栄養や摂取の目安量を解説!
作成日: 2020/09/24
お酒のおつまみや、おやつなどに人気のアーモンド。
食べておいしいだけでなく、その1粒に含まれる栄養価にも注目が集まっています。その一方で、カロリーや脂肪分が気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここではアーモンドに含まれる栄養とカロリーに触れ、1日の摂取の目安量や上手な取り入れ方について解説します。
アーモンドの栄養
ここでは、アーモンドに含まれる栄養素と、カロリーについて解説します。
アーモンドの栄養素
乾燥アーモンド100g中には、たんぱく質が19.6g、炭水化物が20.9g、脂質が51.8g含まれています。炭水化物中に含まれる食物繊維の量は10.1g。脂質には一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が含まれています。
アーモンドのビタミンE含有量は、100g当たり31.4mg。ビタミンEには抗酸化作用があることが分かっています。
また、ミネラル類にも注目してみましょう。アーモンド100g中、カリウムは760mg、カルシウムは250mg、鉄は3.6mg含まれています。
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
アーモンドのカロリー
アーモンド100g当たりのカロリーは587kcalです。1粒が約1gだとすると、1粒当たり約5.87kcalということになります。
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
アーモンドの食べ方
ここでは、1日に摂取するアーモンドの量の目安と、上手な食べ方について解説します。
アーモンドの1日の摂取量
アーモンドに含まれるビタミンEの含有量から、1日に食べる目安量をみていきましょう。
厚生労働省では、生活習慣病の発症および重症化を防ぐことを目的に、日本人の食事摂取基準としてエネルギーや栄養素の摂取の目安量と上限量を定めています。
それによると、ビタミンEの摂取の目安量は18歳以上の男性で6.0mg、18歳以上の女性で5.0mg。妊娠中の女性で6.5mg、授乳中の女性で7.0mgとなっています。
一方、摂取耐容上限量は18歳以上の男性で750~900mg、18歳以上の女性で650~700mgと、年齢層によって若干数値が異なっています。
アーモンド100g当たりのビタミンE含有量は31.4mg。ビタミンE摂取目安量の最小値である5.0mgは、アーモンド約15g分で摂ることができます。
そういったことから、ビタミンE摂取耐容上限を超えない量として、1日15~16粒程度を摂取量の目安にすると良いでしょう。
出典:日本人の食事摂取基準(2020年版)
アーモンドを上手く取り入れる方法
アーモンドはそのまま食べるだけでなく、砕いて食事に取り入れる方法もおすすめです。粗く砕いたものはサラダのトッピングや和え物などにすると、食感のアクセントになるでしょう。
また、アーモンドミルクで摂取するという方法もあります。
アーモンドミルクとは、粉砕したアーモンドと水から作る液体のこと。ちょうど大豆から豆乳を作るイメージです。
アーモンドミルクは市販もされているので、無理のない摂取方法を探してみましょう。
アーモンドを使ったDELISH KITCHENのレシピ
ここからは、アーモンドを使ったDELISH KITCHENおすすめのレシピをご紹介!
アーモンドのキャラメルがけ
香ばしいアーモンドとキャラメルは相性抜群!バターが入ることでまろやかでコクのある仕上がりになります。
調理中はキャラメルがとても熱くなっているので、くれぐれもやけどには注意しましょう。
キャベツのアーモンドあえ
シンプルなのに、なぜかやみつきになる一品です♪ザクザク切ったキャベツとアーモンドを、ドレッシングであえるだけで完成!
アーモンドのカリカリした食感が楽しく、キャベツがたっぷりと食べられます。
ささみのアーモンド焼き
砕いたアーモンドを衣代わりにして焼いた一品です♪カリッとした食感と香ばしい風味で、淡泊なささみがグッと食べやすくなります。
スナック感覚で楽しめるのでお酒のお供にもおすすめです。
アーモンドプリン
アーモンドプードルと砕いたビスケットが入った、しっかり食感のプリンです。ほろ苦いカラメルとアーモンドの風味がベストマッチ!
仕上げにアーモンドをトッピングしたり、生クリームを絞ったりするのもおすすめです。
アーモンドを上手に取り入れてみよう!
オレイン酸、ビタミンE、ミネラルなど、体にうれしい栄養が含まれているアーモンド。気になる摂取の目安量は、1日15~16粒程度だということが分かりました。
アーモンドはそのまま食べてもおいしいですが、砕いてサラダのトッピングにしたり、アーモンドミルクにしたりして食べるのもおすすめです。
DELISH KITCHENのおすすめレシピも参考にして、毎日の食生活にアーモンドを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。