今更だけどカヌレって何?美味しく食べる方法やレシピをご紹介!
作成日: 2021/02/16
洋菓子店などで購入できるカヌレは、素朴な味わいが美味しい、ティータイムにぴったりのお菓子ですよね。
この記事ではカヌレの発祥などの基礎知識や、家庭で作れる基本のレシピ、カヌレをさらに美味しく食べるアレンジをご紹介しています。
カヌレのレシピやアレンジをマスターして、より自分好みの美味しさを見つけてくださいね。
「カヌレ」とはどんなお菓子?
カヌレの発祥
カヌレはフランス生まれの焼き菓子で、正式名称は「Cannele de Bordeaux(カヌレ・ド・ボルドー)」といいます。
カヌレという名前には「溝のついた」という意味があり、これは、カヌレ専用の焼き型に縦の溝がついていることが由来となっています。
カヌレが発祥したのは、ワインの名産地でもあるフランスのボルドー地方です。
ワイン造りでは、おりを除くために大量の卵白を使うため、卵黄が余ってしまいます。カヌレはこの卵黄を有効活用できるお菓子として考案されました。
カヌレの味・特徴
カヌレの特徴は外側はカリッと、中はしっとり・もっちりした食感のコントラストです。また、カラメル化した外側のほろ苦さと、風味豊かで優しい甘みの中身とのバランスも魅力ですね。
縦長でころんとしており、一周に溝がある独特の形もカヌレの特徴です。
お家で作れる!カヌレのレシピ
カヌレを作る場合、型は専用のカヌレ型を使います。
材料は、無塩バター、薄力粉、ラム酒、牛乳、グラニュー糖、バニラオイル、全卵、卵黄です。
カヌレの基本的なレシピ手順は以下のようになります。
1.レンジでバターを温めて溶かしバターを作る
2.鍋に牛乳とグラニュー糖を入れて温める
3.ボウルに全卵と卵黄、バニラオイル、グラニュー糖を入れて混ぜ合わせ、薄力粉を3回に分けて加え、混ぜる
4.2の牛乳をボウルに加えて混ぜ、こす
5.こした生地にラム酒と溶かしバターを加えて混ぜ、冷蔵庫で24時間寝かせる
6.カヌレ型にバターを塗って生地を流し込み、オーブンで焼く
カヌレの作り方は、以下の動画で詳しく解説しているのでチェックしてくださいね。
カヌレ
カヌレのおすすめの食べ方
ご家庭でできる、カヌレをより美味しく味わうアレンジや、ちょっとした工夫についてご紹介します。
自分好みにトッピング
カヌレに好みのトッピングをすると、シンプルな味わいに広がりが生まれます。
おすすめのトッピングは、チョコレートやナッツです。カヌレの上側にはくぼみがあるので、そこに溶かしたチョコレートを流して固め、砕いたナッツやドライフルーツをのせてみましょう。
素朴なカヌレがおしゃれなスイーツに変身します。
また、ホイップクリームやベリーなどをトッピングし、ミニケーキのように食べるのもいいですね。おもてなしのお菓子にもぴったりです。
軽くオーブントースターで焼く
焼きたてのカヌレのカリッと感を復活させるには、軽くオーブントースターで焼くのがおすすめです。
温め方は、予熱していないオーブントースターで3〜5分加熱するだけ。カヌレ表面のカラメルがカリッとし、焼きたてに近い食感を味わえますよ。
カヌレの同じ部分に長く熱があたると焦げることがあるので、途中で向きを変えながら温めるのがポイントです。
冷蔵庫で冷やす
カヌレの中身のしっとり・もっちり感をより味わいたい人は、冷蔵庫で冷やすといいでしょう。カヌレの中身が引き締まり、食感が変わります。
また、冷やすと常温よりも甘さ控えめな印象のカヌレになります。
外はカリッと中はもっちりさせたいという人は、オーブントースターで温めたあと、冷蔵庫で冷やすといいですね。
素朴でシンプルな味わい♪カヌレで美味しいティータイムを
カヌレの基礎知識や基本的なレシピ、おすすめのアレンジをご紹介しました。
シンプルで素朴なカヌレですが、お店によって味わいが変わるので食べ比べると楽しいですね!カヌレ型があればご家庭でも作れるので、ぜひ挑戦してください。
そのまま食べても、トッピングや温め方でアレンジしても美味しいカヌレ。
お気に入りの食べ方を見つけて、充実のティータイムを過ごしてください。