デリッシュキッチン

カヌレとは?特徴や名前の由来、美味しく食べるためのポイントをご紹介!

作成日: 2024/09/26

更新日: 2024/12/20

フランス・ボルドー地方発祥の伝統菓子「カヌレ」が、日本で再びブームを巻き起こしています。外はカリッと香ばしく、中はしっとりもっちりとした独特の食感が魅力のこのスイーツ。1990年代に一度流行した後、2020年代に入って第2次ブームが到来しました。専門店の増加やコンビニでの販売、さらには日本独自の進化を遂げた新しいカヌレの登場など、その人気は留まるところを知りません。本記事では、カヌレの魅力や特徴、そして美味しい食べ方をご紹介します。

目次

  1. カヌレとは?
  2. 名前の由来
  3. カヌレをより美味しく食べるためのポイント
    1. 軽くオーブントースターで焼く
    2. 冷蔵庫で冷やす
  4. カヌレはポイントを押さえてよりさらに美味しく食べましょう!

カヌレとは?

カヌレはフランスのボルドー地方に伝わる伝統的な焼き菓子です。
カヌレの最大の特徴は、可愛くユニークな見た目と食感です。カヌレは、溝のある筒状のような形をしています。この特徴的な形状は、カヌレ専用の型を使って焼き上げることでつくられます。

またカヌレは、外側はカラメルのカリカリとした食感ですが、中はしっとりともっちりとした食感で2つの食感を楽しむことができます。
さらに洋酒の豊かな香りとカラメルや生地の上品な甘さが口の中で広がる、少し大人のスイーツです。


最近では、従来のカヌレに加えて、日本独自の進化を遂げた新しいカヌレが登場しています。例えばシュー生地をカヌレ型で焼き、シュークリームのように見せる「シュヌレ」や、パイ生地をカヌレ型で焼いた「パヌレ」などです。
これらの「進化系カヌレ」は、伝統的なカヌレの魅力を残しつつ、新しい要素を取り入れることで、さらなる人気を集めています。

名前の由来

カヌレの起源は諸説ありますが、16世紀頃にボルドーの修道院で生まれたという説が有力です。

カヌレの名前の由来については、はっきりとした定説はありませんが、フランス語で「溝」を意味する「cannelure」から来ているという説や、ラテン語で「小さなパン」を意味する「canella」が語源だという説があります。

ワイン造りでは、おりを除くために大量の卵白を使うため、卵黄が余ってしまいます。カヌレはこの卵黄を有効活用できるお菓子として考案されたといわれています。

カヌレをより美味しく食べるためのポイント

カヌレをより美味しく食べるためのポイントをご紹介します!

軽くオーブントースターで焼く

焼きたてのカヌレのカリッと感を復活させるには、軽くオーブントースターで焼くのがおすすめです。
温め方は、予熱していないオーブントースターで3〜5分加熱するだけ。カヌレ表面のカラメルがカリッとし、焼きたてに近い食感を味わえますよ。

カヌレの同じ部分に長く熱があたると焦げることがあるので、途中で向きを変えながら温めるのがポイントです。

冷蔵庫で冷やす

カヌレの中身のしっとり・もっちり感をより味わいたい人は、冷蔵庫で冷やすといいでしょう。カヌレの中身が引き締まり、食感が変わります。
また、冷やすと常温よりも甘さ控えめな印象のカヌレになります。

外はカリッと中はもっちりさせたいという人は、オーブントースターで温めたあと、冷蔵庫で冷やすといいですね。

カヌレはポイントを押さえてよりさらに美味しく食べましょう!

カヌレは、その独特な食感と風味で多くの人々を魅了し続けているフランス発祥のスイーツです。
オーブントースターで少し焼くのも良し、冷蔵庫で冷やして食べるのも良し!おすすめの食べ方でより美味しく楽しんでみてください!

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