デリッシュキッチン

アフォガートとは?作り方やアレンジをご紹介

作成日: 2021/05/31

更新日: 2025/07/08

アフォガートは、バニラアイスにコーヒーなどの飲み物を組み合わせた、イタリア料理の代表的なデザートのひとつです。

今回は、アフォガートという言葉の意味やカロリー、作り方など、アフォガートについて詳しくみていきましょう。
おすすめのアフォガートのアレンジレシピもご紹介します。

目次

  1. アフォガートとは
  2. コーヒーフロートとの違いは?
  3. アフォガートのカロリー
  4. アフォガートの作り方
  5. アフォガートのアレンジレシピ
    1. クッキーカップアフォガート
  6. イタリア発祥のアフォガート!コーヒー以外でも楽しめる

アフォガートとは

アフォガートとは、イタリア語で「溺れた」という意味を表す言葉です。
アフォガート発祥のイタリアでは、エスプレッソに限らず、さまざまな飲み物をバニラアイスにかけて食べるドルチェを総じて「アフォガート」と呼びます。
一方、「アフォガード」という日本で広まった呼び方も存在します。正しいイタリア語とは異なりますが、デザート自体に違いはありません。

日本でよく食べられている、バニラアイスにエスプレッソをかけるアフォガートは、いわゆる「コーヒーアフォガート」と呼ばれるもので、イタリア語では「アッフォガート・アル・カッフェ(affogato al caffe)」と表します。

イタリアではその他に、紅茶をかける「ティーアフォガート」、カシスやカルーアといったリキュールをかける「リキュールアフォガート」も一般的です。

コーヒーフロートとの違いは?

アフォガートとコーヒーフロートはどちらもコーヒーとアイスの組み合わせですが、その楽しみ方や特徴に違いがあります。

アフォガートはエスプレッソをバニラアイスに直接注ぎ、熱と冷たさが混ざり合う瞬間の香りととろける食感を味わうデザートです。

一方、コーヒーフロートは冷たいアイスコーヒーにアイスを浮かべて飲むスタイルで、アイスが徐々に溶けてコーヒーの味わいに変化を加えながら楽しめます。

つまり、アフォガートは濃厚なエスプレッソの風味を堪能するデザート寄りの楽しみ方であり、コーヒーフロートはドリンク感覚で最後まで軽やかに味わえる点が異なります。

アフォガートのカロリー

ここでは、日本で一般的なコーヒーアフォガートのカロリーをみていきましょう。

エスプレッソには糖質やカロリーがほとんど含まれていないため、使用するバニラアイスによってカロリーが変わってきます。
バニラアイスの種類や量にもよりますが、アフォガートのカロリーは100~200kcal前後のものが多くなっています。

アフォガートの作り方

アフォガートは簡単に作ることができます。
コーヒーアフォガートの場合は、器に盛り付けたバニラアイスにエスプレッソをかけるだけと作り方はシンプルです。
お好みで、エスプレッソはバニラアイスの味を引き立たせる濃さと量にするのがポイントです。

また、器にアイスだけでなくシリアルを敷いたり、ビスコッティやラスクを添えると見た目が華やかになり、食感も楽しめるアフォガートになります。
ココア、メープルシロップ、シナモン、はちみつなどをプラスしてもおいしく食べることができます。

さらに、日本でもコーヒー以外の飲み物をかけるアフォガードが出てきました。
抹茶やほうじ茶、甘酒などもバニラアイスとの相性がよいので、アフォガートとして楽しむことができます。

デリッシュキッチンのレシピはこちらから!

アフォガートのアレンジレシピ

最後にクッキーを合わせたアフォガートのアレンジレシピをご紹介します。

クッキーカップアフォガート

ホットケーキミックスを使ってまるごと食べられるクッキーの器にバニラアイスを入れ、コーヒーをかけた一品です。
クッキーの器の内側はチョコレートでコーティングしましょう。溶けたバニラアイスとクッキーを一緒に食べるリッチなデザートです。

イタリア発祥のアフォガート!コーヒー以外でも楽しめる

この記事では、イタリア発祥のデザートであるアフォガートについて、言葉の意味やカロリー、作り方などをご紹介しました。

日本でアフォガートといえば、バニラアイスにエスプレッソをかけるのが定番ですが、ビスコッティやシナモンなどをトッピングしたり、アイスにかける飲み物を、抹茶やほうじ茶に変えてもおいしいデザートになります。
お好みのアレンジで、いろいろなアフォガートを楽しんでみましょう。

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