プルーンの食べ方やおすすめレシピをご紹介!
作成日: 2021/10/25
更新日: 2021/12/17
スーパーなどで生のプルーンを見かけても、食べ方が分からず手に取るのを躊躇してしまうことはありませんか?
そのまま食べられるドライフルーツであれば手に取りやすいものの、生のプルーンはいつが食べごろなのか見分けるのも難しそうですよね。そこでこの記事では、プルーンの選び方や食べ方、おすすめのレシピをご紹介します。
プルーンとは
プルーンはバラ科サクラ属のセイヨウスモモの総称です。日本では中生種の「シュガープルーン」や晩生種の「サンプルーン」が多く栽培されており、そのほかにも複数の品種があります。
主な産地は長野県や北海道で、8月中旬から9月くらいにかけてが旬の時期です。ドライフルーツのイメージが強いかもしれませんが、食べごろのプルーンの果肉は生でもしっとりとして柔らかく、甘みと酸味のバランスが良い濃厚な味わいを楽しめます。
プルーンの栄養
プルーンには、ミネラルやビタミンも含まれています。プルーン1個あたりに含まれる栄養は以下の通りです。
【プルーン(生)1個7gあたり(可食部)】
・カロリー…3kcal
・たんぱく質…0.1g
・脂質…0g
・炭水化物…0.9g
・食物繊維…0.1g
・カリウム…15mg
・マグネシウム…1mg
・ビタミンA…3μg
・葉酸…3μg
※ビタミンAの数値はレチノール当量を記載しております
【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】
プルーンの選び方
プルーンは軸が緑色で果肉にハリがあり、表面が白く粉をふいているものを選ぶのがポイントです。果肉にハリがあるといっても固いものは追熟が必要になるため、すこし弾力のある熟しているものを選びましょう。
プルーンの保存方法
基本的に、プルーンはなるべく早めに食べるようにします。食べる直前に冷蔵庫に入れて冷やしてから食べるのがおすすめです。
まだ固くて追熟が必要な場合は、温度変化が少ない涼しい場所で保存しましょう。食べごろになったら、食べる前に冷蔵庫に入れて冷やします。
プルーンの食べごろ
完熟すると皮にシワが入ります。軸の周辺からシワが入ると甘みが強くなり始め、全体的にシワができると甘くて濃厚な味わいになります。
プルーンの美味しい食べ方・レシピ
プルーンはいろいろな食べ方ができます。
【生で】
生で食べる際は、皮も一緒に食べられます。完熟していると、種も簡単に取れますよ。
【調理して】
ワインのお供にもぴったりな食べ方が、プルーンの生ハムチーズです。作り方は簡単で、プルーンをクリームチーズと生ハムで包むだけ。火を使わずに作れるうえに、おしゃれでクセになる味わいです。
プルーンの生ハムチーズ
【お菓子】
甘いプルーンはお菓子にも使えます。
いちじくとプルーンのおからパウンドケーキ
おからで作る素朴な風味のパウンドケーキにプルーンといちじくを加えました。プルーンがしっとりとした生地によく馴染みます。しつこくない甘さで、いくらでも食べられそうです。
ファーブルトン
ファーブルトンはフランスのブルターニュ地方に伝わるお菓子です。プルーンを入れるのが定番で、モチっとした食感を楽しめます。ラム酒を使った本格的な大人のおやつは、おもてなしにもおすすめです。
干し柿とプルーンの大人のチョコレート
プルーンにはクリームチーズを、干し柿にはこしあんを挟み、チョコレートでコーティングしました。プルーンとチョコレートの甘みに、クリームチーズのほのかな酸味が加わります。大人のバレンタインにもぴったりです。
フルーツナッツボール
砂糖不使用で優しい甘さを堪能できるフルーツナッツボールです。プルーンやドライいちじく、はちみつの濃厚な甘みと香ばしいミックスナッツの組み合わせがたまりません。フードプロセッサーで砕いた材料を丸めるだけで完成します。
濃厚な味わいのプルーンを楽しもう!
プルーンには複数の品種があり、日本でも主に長野県や北海道で栽培されていることが分かりました。プルーンといえばドライフルーツが有名ですが、生で食べても濃厚な味わいを楽しめます。
また、そのまま食べるのはもちろん、料理やお菓子に使うこともできるので、見かけたらぜひ手に取ってみてください。生のプルーンならではの味を楽しみましょう。