DELISH KITCHEN

お好み焼き粉ってどんな配合?代用やアレンジもご紹介

作成日: 2020/04/26

更新日: 2020/05/04

お好み焼き粉は、具材や水分と混ぜるだけで簡単にお好み焼きができる便利な粉です。でもいざ作ろうと思ったときに、うっかりお好み焼き粉を切らしてしまったことはありませんか。そんなとき、家にあるものでサッと代用できたら、慌てずに済むものです。そもそも、お好み焼き粉ってどのような粉なのでしょうか。そこで今回は、お好み焼きに使われる一般的な配合と、代用品やアレンジ方法もご紹介します。

目次

  1. お好み焼き粉を手作りする場合の配合
  2. たこ焼き粉で代用可能?
  3. お好み焼き粉でお好み焼き以外の料理も作れる?
  4. お好み焼き粉を使ったアレンジレシピ
  5. お好み焼き粉を使ってアレンジを楽しもう!

お好み焼き粉を手作りする場合の配合

市販されている一般的なお好み焼き粉の配合は、小麦粉、糖類、食塩、かつおや昆布などのエキス粉末、ベーキングパウダー、増粘剤などです。家庭でお好み焼き粉を作る場合は、小麦粉200gに対し、ベーキングパウダー5g、だしの素を適量を合わせれば、約4人分のお好み焼き粉が出来上がります。もちろんこれは一般的な配合なので、その他の調味料は好みで加えても良いでしょう。

手作りお好み焼き粉を使ってお好み焼きを作る場合、水400ccとすりおろした長いも100gをあらかじめボウルに合わせておき、そこに手作りお好み焼き粉を振るいながら加え、ダマが残らない程度に混ぜます。そこに刻んだキャベツ約400gと卵4個分を入れ、軽く混ぜましょう。好みで揚げ玉や桜えびなどを加えても良いです。豚肉をトッピングする場合は、フライパンに流した生地の上に豚肉を並べておくと、裏返したときに香ばしく焼けます。

ちなみに小麦粉の種類は、一般的には薄力粉が良く使われます。薄力粉は強力粉に比べると弾力が出すぎず、軽い食感に仕上がるからです。少し弾力を出したい場合は、薄力粉に強力粉を少し加えると、適度なもちもち感を楽しめるでしょう。また、手に入るなら、たんぱく質の含有量が強力粉と薄力粉の中間にあたる中力粉を使うのもおすすめです。中力粉で作ったお好み焼きは、ふんわりしつつもしっかりコシのある食感を楽しめます。

たこ焼き粉で代用可能?

市販されている一般的なたこ焼き粉の配合を見てみましょう。小麦粉をベースに、糖類、食塩、かつおや昆布のエキス粉末、ベーキングパウダー、増粘剤などが配合されています。もちろんメーカーによって配合には違いがあり、山芋パウダーや旨味調味料などが入っている場合もあります。しかしながら、原材料はお好み焼き粉とそれほど変わりません。たこ焼き用に配合された粉なので、風味や仕上がりが若干変わる場合もありますが、お好み焼きに代用することは十分に可能です。

ただし、加える水分量はたこ焼きを作るときよりも少なめに加えていきましょう。たこ焼きの作り方通りに水分を加えると、シャバシャバとした水分量の多い生地になり、あまり膨らまない可能性もあるからです。

お好み焼き粉でお好み焼き以外の料理も作れる?

お好み焼き粉は小麦粉をベースに、風味付けの調味料やベーキングパウダーなどを混ぜたものです。そのため、小麦粉を使ったさまざまな料理にアレンジできます。ここでは、お好み焼き粉を使ったアレンジを3つご紹介しましょう。

1つ目は、もんじゃ焼き。お好み焼き粉に多めの水分を加えてウスターソースなどで味をつけ、キャベツや魚介類など、好みの具を刻んで入れれば、もんじゃの生地の完成です。あとは通常のもんじゃ焼きの要領で鉄板に流し、火が通れば食べられます。

2つ目は、韓国料理のチヂミ。チヂミはお好み焼きと似ていますが、異なる点は平べったく潰すように焼くことと、タレがピリ辛であることです。具材は好みのものを使いますが、一般的にはニラや海鮮類を使います。あとはお好み焼きと同じように生地を作り、平たく焼けばチヂミ風の1品が完成です。

3つ目は、天ぷらの衣にお好み焼き粉を使う方法。天ぷら衣は基本的に小麦粉に水や卵を加えて作るため、お好み焼き粉でも十分代用できます。ただし、だしの風味がついているので、揚げる素材によっては相性が合わない場合もあることを覚えておきましょう。また、お好み焼き粉に含まれるベーキングパウダーの作用で、通常の天ぷらよりもふわっとした食感に仕上がります。

お好み焼き粉を使ったアレンジレシピ

お好み焼き粉を使ってアレンジを楽しもう!

市販のお好み焼き粉は小麦粉を主原料とし、粉末調味料などを加えて作られたものです。ない場合は、たこ焼き粉でも代用可能。手作りする場合は、小麦粉にベーキングパウダーや調味料などを加えれば、オリジナルのお好み焼き粉を作ることができます。お好み焼き以外にも、もんじゃ焼きやチヂミ、天ぷらの衣など、さまざまな料理にアレンジできるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。