チャンジャとは?簡単な作り方もご紹介!
作成日: 2020/05/01
更新日: 2020/07/31
焼肉屋のサイドメニューやお酒のおつまみとしても人気の「チャンジャ」。インパクトのある真っ赤な見た目が印象的ですが、旨味と辛味はクセになるおいしさです。
こちらの記事では、チャンジャとはどのような食べ物か、またチャンジャの作り方などについてご紹介します。
チャンジャとはどんな食べ物?
ここでは、チャンジャとはどのような食べ物なのか、気になる寄生虫の有無や賞味期限などについても解説します。
チャンジャとは?
チャンジャとは、タラの内臓やにんにく、唐辛子などを一緒に漬けて作るキムチの一種です。
一般的なキムチといえば白菜や大根を使ったものが多く見られますが、チャンジャにはタラの内臓が使われています。真っ赤な見た目の通り舌を刺激するような辛いものから、マイルドな辛さのものまでさまざまで、ご飯のおかずにぴったりの一品です。
味は、「魚介の塩辛に辛味がプラスされたようなもの」とイメージすると分かりやすいでしょう。もちろん、辛さだけではなく、タラの凝縮された旨味や、コリコリとした食感も同時に味わうことができます。
寄生虫がいる?
タラの内臓を使うチャンジャには、寄生虫がいるという話を耳にすることがあります。確かに、魚の内臓にはアニサキスなどの寄生虫が付いていることがありますが、寄生虫は熱によって死滅することがわかっています。
そのため、気になる場合は食べる前に加熱すればそれほど心配する必要はありません。
賞味期限は?
市販品のチャンジャの賞味期限はメーカーによって異なりますが、およそ2週間から1カ月程度とされています。
手作りのチャンジャは市販品よりも早く傷む可能性があるので、なるべく早めに食べきるのが理想的でしょう。
チャンジャの食べ方
チャンジャはそのままおつまみとして食べたり、ご飯の上にのせて食べたりするほかにも、さまざまな楽しみ方があります。
ここでは、おすすめの食べ方をご紹介!
お茶漬け
温かいご飯の上にチャンジャをのせ、お茶またはだし汁をかければ、旨味たっぷりのお茶漬けになります。
焼肉と一緒に
刻んだネギや大葉、みょうがなどの薬味と混ぜ、焼肉と一緒に食べるのもおすすめです。
調味料代わりに
チャーハンに加えたり炒め物に加えたりと、いろいろな料理に加えて調味料として楽しむのも良いでしょう。
チャンジャの簡単な作り方をご紹介
チャンジャはスーパーなどで購入することもできますが、実は意外と簡単に作ることができます。こちらでは、簡単なチャンジャのレシピをご紹介します。
尚、このレシピはアルコールを含んでいます。
用意するのは、
タラの内臓(胃や腸など) 1尾分
合わせ調味料
(粉末唐辛子大さじ 2分の1
すりごま 小さじ1
めんつゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
酒 小さじ1
ごま油 小さじ1
キムチの素 小さじ2分の1
コチュジャン 小さじ1
にんにくすりおろし 小さじ1
しょうがすりおろし 小さじ1
塩こしょう 少々
炒りごま、万能ネギ お好みで)
それでは作り方です。
まず、タラの内臓を分量外の塩でもみ洗いし、包丁の背などを使ってぬめりを取りましょう。
もう一度さっと水で洗い、内臓の重さの7%程度の塩をまぶして冷蔵庫に一晩置きます。
アニサキスなどの寄生虫が気になる場合は、一晩置いたものをさっと湯通しし、冷水にとって水分をよく切りましょう。
合わせ調味料の材料をすべて混ぜ、食べやすい大きさに切った内臓を加えてさらに混ぜます。
密閉できる容器に入れたら、冷蔵庫で2〜3日寝かせて完成です。
途中、箸で何度かかき混ぜると味がよくなじみます。
韓国調味料のヤンニョムがある場合は、キムチの素の代わりに使うことでより本格的な味に仕上げることができます。
手作りのチャンジャは辛さを調節できるため、辛いのが苦手という人は唐辛子の量を減らしてみてください。
チャンジャを使ったDELISH KITCHENレシピ
チャンジャ入りばくだん丼
マグロ、納豆、オクラにチャンジャを添えて、豪華なばくたん丼に仕上げました。チャンジャにごま油をプラスすることで風味がアップ!
卵黄をとろりと崩していただきましょう。
チャンジャと水菜のチョレギサラダ
香ばしい焼き海苔と水菜のサラダに、ピリ辛のチャンジャがベストマッチ!シャキシャキとした食感も楽しく、箸の進む一品です。
お酒のおつまみや、おもてなしにどうぞ。
チャンジャ塩きのこ
塩をまぶしたきのこをレンジで加熱し、チャンジャとごま油で和えるだけで完成!さっと簡単にできるので、時間がないときにも重宝する一品です。
旨味たっぷりのきのことチャンジャの共演をお楽しみください。
自分好みのチャンジャを手作りしてみよう!
ご飯のお供やおつまみにもぴったりのチャンジャは、さまざまにアレンジして楽しめるのが魅力です。チーズなどとの相性も良く、より辛さをマイルドに楽しみたい人にはおすすめです。
自分で作れば辛さも調節できるので、ぜひ自分好みのチャンジャを作ってみましょう。