DELISH KITCHEN

バスマティライスとは?炊き方やおすすめレシピもご紹介

作成日: 2022/02/09

日本人の主食として欠かせない米ですが、世界にはさまざまな種類があります。細長い形が特徴的なインディカ米の中にはバスマティライスという米がありますが、どのようなものなのでしょうか。

この記事では、バスマティライスの特徴や日本の米との違いについて解説します。あわせてバスマティライス独特の炊き方やおすすめレシピもご紹介します。

目次

  1. バスマティライスについて
    1. バスマティライスとは
    2. ジャポニカ米(日本の米)との違い
  2. バスマティライスの炊き方
  3. DELISH KITCHENのバスマティライスを使ったレシピ
    1. 鶏肉で作る!スリランカカレー
    2. ビリヤニ
    3. ラムビリヤニ
  4. バスマティライスは細長くて香り高いインディカ米

バスマティライスについて

まずは、バスマティライスとはどのような米なのかをみていきましょう。

バスマティライスとは

バスマティライスは、インドで栽培されているインディカ米の一種です。細長い形をしており、ぱらぱらとした軽い食感が特徴です。独特の香りがあり、炊くとその香りがさらに強くなります。

生産量が少なく、インドで栽培されている米全体の1%ほどです。インディカ米の中でもバスマティライスは高級米として扱われています。

ぱらぱらの食感を活かして、ほうれん草とカッテージチーズのカレーであるパラックパニールや、インドの炊き込みごはんであるビリヤニなどに使われています。

ジャポニカ米(日本の米)との違い

バスマティライスは細長く、炊いてもぱらぱらとしていて軽い食感が特徴です。日本の米のような粘りはありません。また香り高い米であり、その香りがしっかりあるほど価値があるといわれています。

一方、日本の米であるジャポニカ米は楕円形で短く、炊くと粘りが出てもちもちとしています。ツヤもあり、よく噛むと甘味を感じます。

バスマティライスがぱらぱらしているのは、もちもちとした食感の元でもあるでんぷん質のアミロペクチンの含有量が日本の米よりも少ないからです。

軽い食感のバスマティライスは、ビリヤニやパエリアなど濃い味つけのものと合わせて食べられています。ぱらぱらとしていて水分を吸収しにくいので、汁気の多いインドのカレーとの相性も抜群です。

もちもちとした食感の日本の米は、米そのものを楽しみます。主食としておかずと一緒に食べたり、おにぎりや寿司などに使われたりしています。

バスマティライスの炊き方

バスマティライスは、日本の米とは異なる「湯取り法」という方法で炊きます。洗って水につけておき、たっぷりのお湯でゆでて水気を切り、鍋に戻してから蓋をして蒸らします。バスマティライスは細長く欠けやすいので、優しく洗うのがポイントです。スパイスと一緒にゆでることで、本格的な味わいになりますよ。

詳しくはこちらの動画をご覧ください。

DELISH KITCHENのバスマティライスを使ったレシピ

バスマティライスのぱらぱらとした食感と相性抜群のスリランカカレーと、インドの炊き込みごはんであるビリヤニのレシピをご紹介します。

鶏肉で作る!スリランカカレー

スリランカカレーは汁気が多く、あっさりとした味わいが特徴のカレーです。鶏肉と野菜の旨味がしっかりと感じられ、ココナッツミルクでマイルドな辛さに仕上がっています。

ビリヤニ

ヨーグルトやさまざまなスパイスに漬け込んで炒めた鶏もも肉の上に、バスマティライス、炒めた玉ねぎ、パクチー、バターをのせて蒸します。バスマティライスとスパイスの香りが食欲をそそります。

ラムビリヤニ

ラム肉を使ったビリヤニのご紹介です。マリネしたラムは一晩寝かせるとより味が染み込み、おいしくなりますよ。青唐辛子のピリッと辛さがあとを引き、くせになるおいしさです。

バスマティライスは細長くて香り高いインディカ米

バスマティライスとは、インドで栽培されているインディカ米の一種です。細長くて香り高く、ぱらぱらとした軽い食感が特徴です。日本の米とは形や大きさのほか、香りや食感、食べ方も異なります。

粘りがなく水分を吸収しにくいため、汁気の多いカレーやビリヤニなどと相性が抜群です。手に取る機会があったら、ぜひご家庭でもバスマティライスを味わってはいかがでしょうか。

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