
梨の保存方法と切り方を徹底解説!おすすめのアレンジレシピもご紹介
作成日: 2025/09/16
美味しい梨をたくさん手に入れたものの、「どうやって保存したらいいの?」と迷うことはありませんか?
梨は、そのままにしておくと鮮度が落ちてしまうデリケートな果物です。でも、適切な方法で保存すれば、シャキシャキとした食感を長く楽しむことができます。
この記事では、初心者の方でも簡単に実践できる梨の保存方法を、冷蔵と冷凍に分けて詳しくご紹介します。
梨の基本
梨の旬の時期と品種
梨の旬は、品種によって時期が少しずつ異なりますが、一般的には夏から秋にかけて楽しむことができます。多くの和梨が出回るピークは8月から10月にかけてです。特に代表的な品種である「幸水」は8月頃、「豊水」は9月頃、「新高」は10月頃に収穫されます。
梨は、それぞれ特有の風味や食感を持っており、時期によって違う味わいを楽しむことができます。この時期にスーパーや直売所に並ぶ梨は、新鮮で最もおいしい状態です。旬の時期を理解することは、梨を最も美味しく味わうための大切なポイントと言えるでしょう。
梨の種類
梨は、主に「和梨」「洋梨」「中国梨」の3つに分類されます。それぞれ形や食感、風味が大きく異なり、品種によっても多様な特徴を持っています。
尚、梨の種類については以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
梨の切り方
梨を美味しくいただくための基本的な切り方として、「くし形切り」がおすすめです。この方法だと、先に食べやすい大きさにカットしてから皮をむくため、丸いままむくよりも簡単で、見た目もきれいに仕上がります。
手順
①梨は縦半分に切り、皮を下にする。
②【4等分にする場合】さらに2等分に切る。【6等分にする場合】さらに3等分に切る。【8等分にする場合】さらに4等分に切る。
③ひと切れずつ芯の部分に、斜めに切り込みを入れる。180度回転し、同様に切り込みを入れて芯を取り除く。
④包丁を持つ手の親指でリードしながら皮をむく。
詳しくはこちらをご覧ください!
梨のおいしさを長持ちさせる保存方法
冷蔵保存
ポイントはへたを下にして、常温ではなく冷蔵庫で保存すること。ラップで包んでから保存することで実に含まれる水分を逃さずに、みずみずしさをキープさせてくれます。大量に手に入った場合など日持ちさせたい時にも活躍します。
冷凍保存
「一度にたくさんの梨をもらった」「しばらく食べる予定がない」という場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍することで約1ヵ月も長持ちさせることができ、保存期間が大幅に延びます。冷凍した梨は、解凍時間によって異なる食感を楽しめるのも魅力です。
梨の変色の防ぎ方
色の防ぎ方は色々ありますが今回は砂糖を使った方法をご紹介。
梨に含まれるポリフェノールという成分が酸素と結びついて酸化することで変色がおきます。梨の大きさによっても持続時間は変わってきますが比較的長時間持つので、お弁当などに持って行く際にはこちらをお試しください。
デリッシュキッチンの梨スイーツレシピ
梨のシンプルコンポート
梨の風味がさわやかなコンポートのレシピのご紹介。少ない材料でとっても簡単に作ることができます!コンポートの煮汁は炭酸や水で割ってドリンクとしてお楽しみください。
梨ジャム
梨が美味しい季節になったら「梨ジャム」を作ってみてはいかがでしょうか。梨1個で簡単に作ることができます。半分はゴロッとした角切りに、半分はすりおろしをすることで、食感があるのにトロトロ感も味わえる美味しいジャムができます。
梨のレアチーズケーキ
梨を2個使った贅沢なレアチーズケーキのご紹介!コンポートにしてから生地に加えることで、梨の風味をしっかり感じられます。2層になっていて見た目も綺麗なのでおもてなしにもおすすめです。
梨のキャラメルタルト
ほろ苦フルーティーな梨と優しい甘さのカスタード! 優しい甘さのカスタードにサクサクタルトが絶品です。タルトはホットケーキミックス、カスタードはレンジで手軽に作れます。
デリッシュキッチンの梨サラダレシピ
梨とナッツのフレンチサラダ
爽やかな梨を酸味の効いたフレンチドレッシングでサラダに!ナッツの食感がアクセントの1品です。
梨とカマンベールのサラダ
梨を使ったサラダをご紹介!切って盛るだけの簡単調理です。梨の食感がシャキシャキと楽しい、カマンベールと生ハムがよく合うおしゃれな一皿です。
梨のシーザーサラダ
コクのあるシーザーサラダに梨を入れて爽やかなアクセントに!食感が楽しい1品です。手作りドレッシングも混ぜるだけで意外と簡単に作れますよ。
梨の生ハム巻き
梨の甘みに生ハムの塩気が好相性。簡単にでき、おもてなしの前菜にもぴったりです。ワインやシャンパンのお供にぜひ召し上がってください。
梨の保存方法や切り方を知ってより美味しく味わおう
今回ご紹介した梨の保存方法や切り方は、どれもご家庭で簡単に実践できるものばかりです。少しの工夫で、梨のシャキシャキ感やみずみずしさを長く保つことができますよ。
また、デリッシュキッチンのレシピでは梨を活用したアレンジレシピがたくさん記載されているので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。