白焼きとは?蒲焼きとの違いやうなぎのレシピもご紹介
作成日: 2022/02/22
うなぎのメニューでよく見かける白焼きは、定番の蒲焼きとは違ったさっぱりとした味わいが楽しめます。素材の旨味が引き立つ白焼きですが、どのようなものを指すのでしょうか。
この記事では白焼きについてや、うなぎの白焼きを使ったレシピなどをご紹介します。
白焼きについて
まずは白焼きについてご紹介します。
白焼きとは
白焼きは「しらやき」と読み、油や調味料、たれなどをつけずに食材を炭火やガス、電気調理器でそのまま焼いて食べる料理や調理方法のことをいいます。
食材に含まれる脂を落とし、旨味や風味を閉じ込めることで素材本来の味わいが楽しめます。使用する食材の種類や鮮度などがポイントになります。
白焼きの名前の由来
白焼きには魚を使用することが多く、たれなどをつけずに焼くため、見た目が白い身の状態であることから「白焼き」と呼ばれています。一般的には高級食材であるうなぎや穴子が使われています。素のまま焼いて食べることから「素焼き」と呼ばれることもあります。
うなぎの白焼きについて
うなぎといえば蒲焼きのイメージが強いかもしれませんが、うなぎを名産とする地域では白焼きも多く提供されています。ほどよく焼き目がついたうなぎの白焼きには、蒲焼きとは違った魅力があります。新鮮でなければ食べられない一品で、濃厚でありながらもさっぱりとした味わいと、奥深い旨味を感じることができます。
白焼きは味付けをせずに焼いたもので、蒲焼きはしょうゆ、みりん、砂糖などで作られたたれをつけて焼かれています。調理工程で味をつけるかつけないかが蒲焼きと白焼きの大きな違いですが、食べ方もそれぞれ異なります。
白焼きの食べ方
うなぎの場合、蒲焼きはご飯の上にのせて食べるうな重、うな丼、ひつまぶしが主流であり、うなぎが食べやすい大きさになっていることがほとんどです。白焼きは長焼きの状態でうなぎのみが皿に盛りつけられていることが多いですが、カットされたものもあります。
うなぎの味をより楽しむには、塩で食べるとよいでしょう。ほどよい塩気でうなぎ本来の味が際立ちます。また、しょうゆとの相性もよく、わさびしょうゆやしょうがしょうゆで食べることもあります。わさびのみを少しつけて食べるのもおすすめです。
DELISH KITCHENのうなぎの白焼きを使ったレシピ
うなぎの白焼きを活用したレシピをご紹介します。
うなぎの白焼きわさび醤油添え
うなぎの白焼きをフライパンで蒸し焼きにして、わさびしょうゆをかけていただきます。おかずとしてはもちろん、おつまみにもぴったりです。
柚子胡椒だれのうなぎの白焼き丼
柚子こしょうを使ったたれが香りのよい一品です。食べごたえがあり、大葉やみょうがなどの薬味がうなぎの白焼きによく合います。
白焼きは素材のよさを活かした料理や調理方法のこと
白焼きとは食材に油や調味料、たれなどをつけずにそのまま焼いた料理や調理方法のことをいいます。おもに、うなぎや穴子など魚がよく使われています。
蒲焼きよりも素材本来の旨味や味わいが楽しめます。白焼きをいただくときは塩やしょうゆなどシンプルな調味料で食べるのがおすすめです。