デリッシュキッチン

プレッツェルとは?特徴やおすすめの食べ方、レシピをご紹介!

作成日: 2020/05/19

更新日: 2025/03/30

パン屋などで見かける独特な形が印象的な「プレッツェル」をご存じですか。固い食感と表面にまぶしてある粗塩が特徴で、お酒のおつまみとしても人気があります。
こちらの記事では、プレッツェルの特徴やおすすめの食べ方などについてご紹介します。

目次

  1. プレッツェルとは?
    1. プレッツェルの特徴
    2. 形の由来
    3. 歴史
  2. プレッツェルの栄養
  3. プレッツェルのおすすめの食べ方は?
    1. パンタイプ
    2. スナックタイプ
  4. プレッツェルの作り方
    1. 材料 【6個分】
    2. 手順
  5. パンタイプのプレッツェルレシピ
    1. ホットケーキミックスで!コーヒーソフトプレッツェル
  6. スナックタイプのプレッツェルレシピ
    1. プレゼントにもおすすめ♪チョコレートプレッツェル
    2. オーブンで作る!じゃがいもプレッツェル
  7. アレンジ自在なプレッツェルを楽しもう!

プレッツェルとは?

まずはプレッツェルの特徴や名前の由来、歴史についてご紹介します。

プレッツェルの特徴

プレッツェルは、小麦粉とイーストで作った生地を水酸化ナトリウム水溶液(ラウゲン液)に浸けて焼くことで、独特の茶色い光沢が出るのが特徴です。パンの表面には粗塩がまぶされており、しょっぱさが感じられます。

プレッツェルには、やわらかい食感のパンタイプと、硬い食感のスナックタイプの2種類があり、本場ドイツではやわらかいものが主流です。

形の由来

プレッツェルの腕を組んだような特徴的な形は、3つの穴がキリスト教の三位一体を表す説や修道士が祈りを捧げている姿を模している説があります。ただし、腕のような形だけでなく、他にも編み込み型や棒状のものなどさまざまな形があります。

歴史

プレッツェルはドイツ発祥のパンとされていますが、その起源には諸説があります。一説によれば、かつてドイツ領だったフランス・アルザス地方で生まれたともいわれています。

伝統的には、ヨーロッパではやわらかいプレッツェルを使ってサンドイッチを作ることが一般的です。日本では、アメリカ風のカリカリしたプレッツェルが好まれる傾向があります。

プレッツェルの栄養

ここでは、可食部100g当たりに含まれる<ビスケット類>プレッツェルの栄養素をご紹介します。

カロリー:465kcal
脂質:18.6g
炭水化物:68.2g
ナトリウム:750mg
カリウム:160mg
リン:140mg
β-カロテン:59μg
ビタミンE:2.6mg

※β-カロテンの数値は、β-カロテン当量を記載しています
※ビタミンEの数値は、α-トコフェロールの値を記載しています

プレッツェルのおすすめの食べ方は?

プレッツェルの表面についている粗塩はそのまま食べるとしょっぱいので、塩を適度に落として食べることがおすすめです。ここではパンタイプとスナックタイプのそれぞれの食べ方についてご紹介します。

パンタイプ

パンタイプのプレッツェルは、ぜひサンドイッチに使って楽しみましょう。太めのプレッツェルを横に2等分し、トマトやハム、チーズなどお好みの具をはさんで食べます。

また、同様に2等分したプレッツェルにベーコン、トマト、玉ねぎ、チーズなどをのせてこんがり焼き、ピザ風にアレンジするのもおいしいです。

スナックタイプ

スナックタイプのプレッツェルは、そのままお酒のおつまみやおやつに、またチーズフォンデュやチョコレートフォンデュで楽しむこともおすすめです。好みのディップに浸けて食べるのも良いでしょう。

硬い食感を活かして、崩したプレッツェルをスープのクルトンとして使うこともできます。

プレッツェルの作り方

ここでは自宅でプレッツェルを作りたい方に向けて、デリッシュキッチンのレシピをご紹介します。

材料 【6個分】

強力粉・・・・・・・300g
砂糖・・・・・・・・大さじ2
塩・・・・・・・・・小さじ1/2
ドライイースト・・・小さじ1と1/2
無塩バター・・・・・20g
牛乳・・・・・・・・90cc
水・・・・・・・・・90cc

☆重曹水
水・・・・・・・・・1000cc
重曹・・・・・・・・大さじ4
塩・・・・・・・・・小さじ1/2

仕上げ用
岩塩・・・・・・・・少々

手順

①《下準備》天板にクッキングシートを敷く。

②耐熱容器に牛乳、水をそれぞれ入れて、ラップをせずに600Wのレンジで 30秒加熱する。

【ポイント】
牛乳、水は42〜45℃になるよう温めましょう。

③ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイースト、バター、牛乳、水を入れて粉気がなくなるまで混ぜる。台の上に取り出し、表面がなめらかになるまで10〜15分程こねる。

【ポイント】
バターは室温に戻しておく。

④ボウルに戻し入れ、ふんわりとラップをし、オーブンの発酵機能を使い、40℃で30分発酵する。こぶしで優しくガスを抜き、台の上に取り出し、6等分にし、丸める。ふんわりとラップをし、10分おく。

⑤生地を30cmに伸ばし、両端をそれぞれ10cm程さらに細く伸ばす。両端の生地を交差させて輪っか状にし、一度ねじる。両端を輪っかの中に入れる。同様に計6個作る。クッキングシートにのせ、ふんわりとラップをかけ、オーブンの発酵機能を使い40℃で10分発酵する。

【ポイント】
発酵が終わったらオーブンを200℃に予熱しはじめましょう。

⑥鍋に☆を入れて熱して沸かし、⑤を入れて30秒ゆで、水気を切る。天板にもう一度クッキングシートを敷き、のせる。岩塩をかけ、200℃に予熱したオーブンで20分焼く。

作り方を動画で確認したい方はこちら!

パンタイプのプレッツェルレシピ

パンタイプのプレッツェルのレシピを知りたい方はこちらがおすすめです。

ホットケーキミックスで!コーヒーソフトプレッツェル

外はカリッ、中はふわっとしたコーヒーソフトプレッツェルのレシピです。ホットケーキミックスを使って簡単にできます。

スナックタイプのプレッツェルレシピ

スナックタイプのプレッツェルに興味がある方はこちらのレシピをご参考ください。

プレゼントにもおすすめ♪チョコレートプレッツェル

カリカリ食感がやみつきになるプレッツェルのレシピです。チョコレートの種類を変えたり、アラザンをのせたりすることでさまざまなアレンジが楽しめます。

オーブンで作る!じゃがいもプレッツェル

自宅にあるもので作れる、じゃがいものプレッツェルです。優しい味付けにすれば子どものおやつに、胡椒をしっかり効かせればビールに合うお酒のお供にもなります。

アレンジ自在なプレッツェルを楽しもう!

この記事ではプレッツェルの特徴や歴史、レシピなどをご紹介しました。日本ではカリカリとした硬い食感のスナックタイプが主流で、スーパーや輸入食品店などでも購入できます。ぜひ、自由にアレンジしてお楽しみください♪

【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)

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