
キーマカレーとは?キーマの意味やドライカレーとの違いをご紹介
作成日: 2022/03/14
更新日: 2024/12/05
キーマカレーは普通のカレーとは違い、液体感がなく具材が細かく入っているカレーです。普通のルーのカレーと同じくらい人気のあるカレーですが、見た目が似ているドライカレーとはどんな違いがあるのでしょうか?
この記事では、キーマカレーの特徴やキーマという言葉の意味、ドライカレーとの違いをご紹介します。美味しいレシピもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
「キーマ」とはどんな意味?
キーマカレーの「キーマ」は、ヒンディ語やウルドゥー語で「細切り肉」「ひき肉」という意味のある言葉です。すなわちキーマカレーというのは、ひき肉を使ったカレーを表しています。
キーマカレーの特徴
キーマカレーはひき肉以外にも、細かく刻んだ玉ねぎやにんじん、ピーマンなどが入ることが多いです。本格的なキーマカレーはクミン、ターメリック、コリアンダー、ガラムマサラなど、多彩なスパイスを組み合わせて作られます。普通のカレーとは違い、ルウを使ったり、煮込む必要がなく、カレー粉などで味付けするだけで自宅でも簡単に作ることができます。
キーマカレーとドライカレーの違いは?
キーマカレーとドライカレーは見た目がほとんど同じですが、実は大きく2つの違いがあります。
1つは発祥地の違いです。キーマカレーはインド料理のひとつですが、ドライカレーは日本で独自の進化を遂げた日本発祥のカレーです。2つは調理方法の違いです。キーマカレーもドライカレーも具材のごろごろ感が目立ちますが、キーマカレーは水を加えて作ります。一方のドライカレーは水分を全く加えずに調理する、あるいはごく少量の水分を使用して煮つめて作ります。
基本のキーマカレーのレシピをご紹介!
基本的なキーマカレーのレシピをご紹介します。合びき肉は、牛、豚、鶏、などお好きなものでお作りいただけますよ。なすやトマトなどの夏野菜を使ったり、チーズをトッピングしてアレンジしても美味しくいただけます!辛いのがお好きな方はスパイスを入れると本格的な味に近づきます!
材料【2人分】
ごはん・・・・・お茶碗2杯(300g)
合いびき肉・・・200g
玉ねぎ・・・・・1/2個(100g)
にんじん・・・・1/2本(75g)
ピーマン・・・・1個(30g)
しょうが・・・・1かけ
にんにく・・・・1かけ
サラダ油・・・・大さじ1/2
コンソメ・・・・小さじ1
水・・・・・・・200cc
乾燥パセリ・・・適量
☆調味料
カレー粉・・・・大さじ2
有塩バター・・・20g
ケチャップ・・・大さじ1
塩・・・・・・・小さじ1/3
ポーチドエッグ
卵・・・・・・・2個
酢・・・・・・・大さじ1
作り方
①玉ねぎは芯を取り除き、みじん切りにする。にんじんはみじん切りにする。ピーマンは縦半分に切り、種とわたを取り除き、みじん切りにする。しょうがはみじん切りにする。にんにくは縦半分に切り、芯を取り除いてみじん切りにする。
②フライパンにサラダ油、しょうが、にんにくを入れて中火で熱し、玉ねぎ、にんじん、ピーマンを加えてしんなりするまで炒める。
③合いびき肉を加えて肉の色が変わるまで炒めたら、コンソメ、水を加えて一煮立ちさせる。
④☆を加えて水分がなくなるまで中火で混ぜながら煮詰める(カレー)。
⑤鍋に湯を沸かし、酢を加える。菜箸で真ん中に渦ができるように混ぜる。渦の真ん中に卵を落とし、白身が固まるまで菜箸で渦を作りながら中火で加熱する。おたまで取り出して水気を切る。同様に計2個作る(ポーチドエッグ)。
⑥器にごはんを盛り、カレーをかけてポーチドエッグをのせる。乾燥パセリをちらす。
詳しい手順はこちらの動画をご覧ください!
キーマカレーはひき肉を使ったカレーのこと
キーマとは細切り肉やひき肉を表し、キーマカレーはそれらを使ったカレーを指しています。見た目が似ているドライカレーとは調理方法が異なります。また、キーマカレーはインド発祥の料理ですが、ドライカレーは日本独自の進化を遂げた日本生まれの料理です。
カレー粉やカレールウで手軽に作れるうえに、長時間煮込む必要がなく短い調理時間で仕上がりますよ。ご紹介したレシピを参考に、ぜひご家庭でもキーマカレーを楽しみましょう。