カナダの有名な食べ物とは?ファストフードからフルーツまでご紹介
作成日: 2022/04/05
カナダといえばどのような食べ物を思い浮かべますか?カナダは移民国とされ、様々な国の料理の良いところを寄せ集めた美味しい料理があります。カナダ料理は日本の料理に近いものなどもあり食べやすい料理です。
本記事では、カナダ料理についてや簡単に作れるレシピをご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
カナダの有名なファストフード
初めに、カナダで有名なファストフードを4つご紹介します。
プーティン
プーティンは、1950年後半にケベック州で生まれたとされています。フライドポテトにグレイビーソースと、チーズカードがたっぷりかかったカナダの名物料理です。グレイビーソースとは肉汁から作られるソースで、ステーキやハンバーグのソースとしても使われています。
マクドナルドでも販売されているほか、レストランやショッピングセンターなどの街中でも食べれます。
・プーティンの作り方
ビールのおつまみやご飯の一品にもおすすめです。市販のソースを使用して簡単に作れるようアレンジしていますよ。
ジャパドック
ジャパドックとは、「Japanese Hotdog」のことです。屋台が一般的なバンクーバーで日本人がスタートさせ、生まれました。照り焼きチキンやお好み焼き味などがあり、日本食とホットドックが融合した味付けが特徴です。
チキンウィングス
チキンウィングとは鶏の手羽肉を揚げて甘辛に味付けをした食べ物で、手羽先や唐揚げに似ています。ビールのお供に人気で、バーベキューやテリヤキのソースを絡めて食べます。お店によっては、ソースの辛さも選べるお店もあり、バリエーションも豊かです。
毎週水曜日は「チキンウィングデー」と言われる程、カナダの人たちにっとては身近で大人気のソウルフードの一つです。手に持って食べやすいことから、野外のスポーツ観戦などでもよく食べられています。
フィッシュアンドチップス
フィッシュアンドチップスとは、ポテトと白身魚をフライにしてセットにした食べ物です。
イギリスの家庭料理で有名ですが、イギリス領であったカナダでも郷土料理として好まれています。イギリスでは「塩とお酢」で食べますが、カナダでは「タルタルソースとレモン」で食べるのが一般的です。
・フィッシュアンドチップスの作り方
たらの切り身を使って本場さながらの味を再現したレシピです。衣にベーキングパウダーを加えたり、水の代わりに炭酸水やビールを使用したりと、ひと手間加えることで、ふんわりサクサクの衣に仕上がります。
カナダの有名な家庭料理
ここからは、カナダで好まれている家庭料理を紹介します。
シェパーズパイ
基本のシェパーズパイは、羊もしくは牛ひき肉とマッシュポテトの二層のグラタン料理です。シェパーズパイは直訳すると「羊飼いのパイ」ですが、パイは使用しておらず、ひき肉の上にのっているマッシュポテトがパイの代わりのようになっています。
家庭によってはシンプルなものから、グレイビーソースやコーンクリームを使用し、アレンジしているものまでさまざまです。使用する肉も羊肉か牛肉と、家庭によって異なります。
・のびーるシェパーズパイの作り方
とろりとのびるチーズが楽しめるシェパーズパイのレシピです。味付けはシンプルではありますが、モッツァレラチーズをふんだんに使用することによって、チーズがのびるように仕上げています。
メープルシロップ料理
カナダといえば、メープルシロップといわれるくらい有名です。生産されている州はケベック州・オンタリオ州・ニューブランズウィック州・ノバスコシア州です。世界のメープルシロップの80%がカナダ産になります。そのうち90%がケベック州産です。
パンケーキやデザートにかけることはもちろん、カナダでは雪で作るキャンディー「メープルタフィー」も有名です。お祭りの定番であり、冬の屋台で楽しむことができます。煮詰めたメープルシロップを雪の上で冷やし固めて作ります。また、ベーコンやソーセージなどしょっぱい料理にかけて食べることも一般的で、家庭料理での調味料としても使われています。
カナダの有名なスイーツ
カナダの定番スイーツを3つご紹介します。
ナナイモバー
ナナイモバーとは、プリティッシュコロンビア州にあるナナイモという都市が発祥のデザートです。土台にココナッツ・アーモンド・ビスケット・バターなどを合わせたクッキーのような生地の上に、カスタードクリームをチョコレートでサンドして3層構造に仕上げられています。
バンクーバーやビクトリアでは、カフェやスーパーでも販売しているほど、国民的なスイーツです。しっかりとした甘さがあるので、コーヒーのお供としても人気です。
スモア
スモアは、キャンプファイヤーをしたときのデザートです。キャンプファイヤーの火でマシュマロを焼き、グラハムクラッカーでマシュマロと板チョコレートを挟んで食べるスイーツで、特に子供たちに大人気です。
おいしくて、「もっと、ちょうだい!(Some More! )」が短くなったことが、スモアの言葉の由来となっています。
・スモアの作り方
火を使わずにオーブンで作れる簡単なレシピです。マシュマロのトロトロ、ふわふわの食感とクラッカーの塩気がマッチしています。
アップルクランブル
アップルクランブルとは、イギリスが発祥のデザートですが、カナダでも愛されているスイーツのひとつです。リンゴの上にザクザクとした食感のクッキーがのっていて、甘めのスイーツになっています。
甘く煮たリンゴの上に、アーモンドパウダーと小麦粉で作ったクッキー生地をかけ、オーブンで焼き上げて作られます。カナダでは焼きたてのアップルクランブルの上に、アイスクリームを添えて食べるのが主流です。オーブンがあれば、家庭でも比較的簡単に作れます。
・アップルクランブルの作り方
煮たリンゴとザクザク食感のクッキーのさまざまな食感が楽しめるアップルクランブルのレシピです。シナモンの風味がアクセントになっています。
カナダの有名な食材
最後にカナダの有名な食材についてご紹介します。
ロブスター
ロブスターはカナダの定番食材です。夏の時期に旬を迎え、特にカナダ東部のノバスコシア州が名物で美味しいといわれています。
ロブスターは茹でたロブスターを、豪快に殻を割って、溶かしバターをかけて食べるのが、カナダで一般的な食べ方です。
ブルーベリー
カナダのブルーベリーはアメリカに次ぐ生産大国です。北米2ヶ国で世界の80%を超える生産量を誇ります。
収穫時期は7月の終わり頃から、10月の上旬までとされています。旬の時期だと、ブルーベリー狩りも人気です。ブルーベリーは生ではもちろん、ジャムやピューレなど加工してさまざまな食べ方を楽しめます。
カナダ名物・郷土料理を味わってみてください
本記事では、カナダを訪れる際はぜひ食べていただきたい料理や食材についてをご紹介しました。
家庭でもつくれるような簡単なレシピもご紹介しましたので、お酒のおつまみやデザートとして、ぜひご家庭でも楽しんでみてください。