DELISH KITCHEN

おでんの煮込み時間の平均は?失敗しない煮込み方やレシピもご紹介

作成日: 2022/04/22

更新日: 2022/04/26

おでん作りで失敗してしまった経験はありませんか?失敗の原因の1つとして『煮込みすぎ』が挙げられ、煮込み時間は2時間以上となっています。しかし、美味しいおでんを作るための適した煮込み時間は、弱火で煮始めてから30分程度。ポイントやコツを掴めば、煮込み時間は大幅に短縮できるのです。

この記事では、おでんを美味しく作るための煮込み方やポイントなどをご紹介します。

目次

  1. おでんの煮込み時間
  2. 煮込み時間を短縮するには?
  3. 失敗しない煮込み方
    1. 煮えづらい・味が染み込みづらい具材から
    2. 火加減は弱火でコトコト
    3. 加熱時に鍋にふたをしたままにしない
    4. だしは具材が隠れる量にしておく
    5. 練り物の煮込み時間は15分位でOK
    6. 崩れやすい具材は最後に入れる
  4. 食材ごとのポイント
  5. おでんは煮込み時間で仕上がりに差が出る♪

おでんの煮込み時間

おでんに使用する具材は、地域やご家庭ごとに違いがあります。またそれに伴い、煮込み時間や下茹での時間、鍋に入れる順番なども変わります。

一例として、基本的なおでんのレシピを以下でご紹介しています。

煮込み時間を短縮するには?

おでんの煮込み時間を短縮させるポイントは、具材によって適切な下ごしらえをきちんとしておくことです。例えば、大根やこんにゃくのように味が染み込みにくい具材は、表面に隠し包丁を入れておくことで、より短い時間で味が染み込みやすくなります。

他にも、大根や牛すじ、タコなどの具材は下茹でを、油揚げやがんもなどの揚げ物はさっと油抜きをしておくことで、味が染み込みやすくなり煮込み時間の短縮に繋がります。

失敗しない煮込み方

おでんを作る際の失敗しない煮込み方をご紹介します。

煮えづらい・味が染み込みづらい具材から

おでんの具の中で、特に煮えづらい・味が染み込みづらいとされる具材には、こんにゃく、大根、牛すじ、ゆで卵、しらたきなどがあります。これらの具材をなるべく早く煮込み始めることで、固く仕上がったり味が染みていないなどの失敗を防ぐことができます。

火加減は弱火でコトコト

おでんの失敗を防ぐには、火加減も重要です。一度煮汁が煮立ったら、あとは弱火でコトコトと煮るようにしましょう。火加減が強すぎると、煮崩れやそれによる汁の濁りが起きやすくなります。

加熱時に鍋にふたをしたままにしない

煮込むときには、鍋にふたをしたままにせず、少しずらしておくようにしましょう。これにより煮汁が沸騰することを防ぎ、濁りにくくより美味しく仕上がります。

だしは具材が隠れる量にしておく

おでんを煮込んでいくと、煮汁が煮詰まり徐々に量が減っていくので、だし汁は具材が隠れるくらいたっぷりと用意しましょう。また、煮詰まることで味が濃くなってしまったときは、だし汁やお湯をつぎ足すと良いです。

練り物の煮込み時間は15分位でOK

ちくわやさつま揚げなどの練り物は、煮込すぎないようにすることもポイントです。長く煮込みすぎると、煮汁にうま味がでてしまい、練り物自体のうま味が損なわれてしまいます。煮込み時間は15分くらいで十分です。特にはんぺんは食べる直前に入れて、さっと温めるくらいで良いです。

崩れやすい具材は最後に入れる

煮崩れしやすい具材は、最後に入れることで煮崩れを防ぐことができます。煮崩れしやすい具材には、トマトやじゃがいもなどがあります。ただし、じゃがいもは最後に入れると柔らかくなりにくいので、事前に下茹でが必要です。

トマトを使用したレシピは、以下を参考にしてください。

食材ごとのポイント

食材ごとの下処理の方法や煮方のポイントなどについては、こちらの記事をご覧ください。

おでんは煮込み時間で仕上がりに差が出る♪

透き通った煮汁の美味しいおでんを作るためには、各具材の特徴やポイントをおさえて、隠し包丁や下茹でなどの下準備を惜しまないことが大切です。煮込み時間が多いほど味が染み込むわけではないので、煮込む順番などを調節しながら作ると良いです。

失敗しないための具体的なポイントや、ご紹介したレシピもぜひ参考にして、絶品おでんづくりに挑戦してみてください。

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