DELISH KITCHEN

定番から変わり種まで!おすすめなおでんの具を紹介

作成日: 2020/12/20

風が冷たく感じる季節に恋しくなるのがアツアツおでん。体を芯まで温めてくれるだけでなく、味がしっかり染み込んだおいしい具材は心までほっこりさせてくれます。
また、おでんは自由に具材を選び、好みに合わせて作れるのも嬉しいポイントです。とはいえ、いつも同じような具材になってしまうという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、定番から変わり種まで、おでんにおすすめの具材をご紹介していきます。

目次

  1. 熱烈なファンも多い定番のおでんの具
    1. 大根
    2. ゆで卵
    3. こんにゃく
    4. 餅巾着
    5. はんぺん
    6. 満足感がアップするお肉のおでんの具
    7. 牛すじ
    8. ウインナー
    9. ベーコン
    10. 手羽肉
    11. 豚バラ肉
  2. おいしい出汁でたっぷり食べたい野菜のおでんの具
    1. じゃがいも
    2. さといも
    3. トマト
    4. きのこ
    5. にんじん
  3. おでんには欠かせない練り物のおでんの具
    1. ちくわ
    2. ちくわぶ
    3. さつま揚げ
    4. がんもどき
    5. ごぼう巻き
  4. 意外と合うかも!?変わり種のおでんの具
    1. ロールキャベツ
    2. 厚焼き玉子
    3. しゅうまい
    4. たこ焼き
    5. レタス
  5. DELISH KITCHENのおすすめおでんレシピ8選
    1. 味しみ具沢山おでん
    2. 関東風おでん
    3. 関西風おでん
    4. オイスターソースおでん
    5. 洋風おでん
    6. 味噌おでん
    7. 鶏だし塩おでん
    8. カレーおでん
  6. いろいろな具材でベストな組み合わせを見つけよう!

熱烈なファンも多い定番のおでんの具

おうちで作るおでんにはもちろん、お店やコンビニでも必ずといっても良いほど入っている定番の具材です。

大根

好きなおでんの具材は大根!という人は少なくないはず。
大根をおいしく仕上げるには、お米を入れた水かお米のとぎ汁で下茹でをしてから入れるのがポイントです。皮は厚めにむいて面取りをしたり隠し包丁を入れたりしておくと口あたりが良く、味も染み込みやすくなります。

ゆで卵

ゆで卵は固ゆでが好きな人と半熟が好きな人がいますよね。
固ゆででも半熟でも卵は一度別の鍋で好みの固さまでゆでてから殻を剥いてだしに入れましょう。ゆで時間の目安は黄身が流れるくらいの状態なら6~7分、半熟卵は8~9分、固ゆでにしたい場合は10~11分程度中火でゆでます。

こんにゃく

つるんとした舌触りとほど良い弾力が魅力のこんにゃくは、しらたきや板こんにゃくなど好みで選べます。
板こんにゃくはそのまま入れると味が染み込みにくいため、隠し包丁を入れるのがポイントです。アクや独特の臭みを消すには塩もみしてから10分程度置き、軽くゆでてからだしに入れてください。

餅巾着

だしを吸ったジューシーな巾着とトロっとした食感の餅の組み合わせがたまらない具材です。
お家で巾着を作る場合は、餅のほかにチーズやつみれなど好きな具材を入れてもおいしくいただけます。何種類が作って何が入っているのか当てながら食べると食卓が盛り上がりますね。

はんぺん

ふわふわ食感のはんぺんも定番の具材の1つです。その柔らかさゆえ長時間煮込むと形が崩れやすく、うまみも逃げてしまうため食べる直前にだしに加えるのがおすすめです。

満足感がアップするお肉のおでんの具

お肉が入ることで満足感がアップするだけでなくうまみも加わるので、1つは加えたい具材です。お肉の種類によっておでんの風味も変わるのでお好みで試してみてください。

牛すじ

煮込めば煮込むほど柔らかく味が染み込む牛すじを入れると、ちょっと豪華なおでんに仕上がります。
ちなみに、牛すじはおでんのだしに入れる前に下ごしらえが必要です。まず、鍋に水と牛すじを入れて沸かし弱火で10分程度ゆで、流水で洗ってアクや余分な脂を流しましょう。
それから1時間程度ゆでて食べやすい大きさに切り、串に刺してからだしに加えてください。圧力鍋を使えば15分程度加熱するだけで柔らかくなります。

ウインナー

おでんにウィンナーを入れて煮込むとだしにコクが加わります。洋風なイメージですが、おでんにも合うのでコンビニおでんに入っているのを見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。
ウィンナーは焼いたりゆでたりするだけという人も、パリッとした食感とコクが増しただしを楽しんでみてください。

ベーコン

ウィンナー同様、洋食のイメージがあるベーコンも、うまみが出るのでおでんの具材に向いています。
厚切りベーコンをそのまま入れても良いですし、薄切りのベーコンでアスパラなどを巻いて野菜串にすると野菜も一緒に食べられるので野菜が苦手なお子様にも喜ばれそうです。

手羽肉

煮物で使うことの多い手羽肉は煮込むと出汁が出て、おでんのだしにもよく合います。
ただし、脂が多い手羽肉はそのまま入れると脂っこいだしになってしまうので、下ゆでしてある程度油分を取ってから入れなければいけません。

豚バラ肉

薄切りの豚バラ肉を入れても良いものの、おでんに入れるなら食べごたえのあるブロック肉を角煮のような厚切りにして入れるのがおすすめです。
だしに入れる前に、表面を焼いてから下ゆでするというひと手間を加えるだけで格段においしくなりますよ。

おいしい出汁でたっぷり食べたい野菜のおでんの具

せっかくおでんを作るなら、野菜にだしをたっぷり染み込ませて味わいましょう。野菜を入れると全体のバランスも良くなります。

じゃがいも

煮物で活躍することの多いじゃがいもは、おでんの具材にも向いています。手に入りやすい品種は男爵やメークイーンですが、2つの特徴は正反対です。
男爵は崩れやすいものの味が染み込みやすく、メークイーンは味が染み込みにくいものの崩れしにくいので、お好みで選んでみてください。

なお、切らずに入れたほうが煮崩れしにくく、下ゆでをしておくとさらに崩れにくくなりますよ。
下ゆでをする際はじゃがいもを洗ったら皮を剥かずにたっぷりのお湯でゆで、竹串が通るくらいになったらすぐに皮を剥き冷ましておきます。

さといも

同じいも類でもねっとりとして、じゃがいもとはちょっと違う食感のさといもは冷凍のものを使えば手間がかかりません。
生のさといもを使う場合は塩もみしてからぬめりを洗い流し、下ゆでを3分ほどしてアクを取ってから入れるのがコツです。

トマト

彩りを添えてカラフルにしてくれるだけでなく、うまみも溶け出すトマトはおでんにぴったりです。口に入れるとだしにトマトの酸味がプラスされ、アクセントにもなりますよ。
トマトは浅く切り込みを入れ熱湯に通して湯剥きをしてから使うと食べやすく味も染みます。
トマトが煮崩れるのが心配な場合は一緒に煮込まず、別鍋でゆでてからおでんのだしをかけて食べるのも良いでしょう。

きのこ

味が染み込みやすく出汁も出やすいのですが、きのこ類をおでんに入れているという人は少ないかもしれません。
えりんぎやしめじはだしをたっぷり染み込みますし、しいたけを入れるとおでんに上品な風味が加わります。油揚げできのこ類を巻いたり、ひき肉と一緒にしいたけの肉詰めを作ったりして入れるのもおいしそうです。

にんじん

色味がシンプルになりがちなおでんを鮮やかにしてくれるのがにんじんです。ちょっと色を加えたいときや何となく物足りない印象と感じたときに手軽に入れられます。
下ごしらえの必要も特になく、一口大に切ったら最初の段階で入れるだけです。

おでんには欠かせない練り物のおでんの具

魚のすり身や豆腐などで作られる練り物は、おでんにマッチする具材なので欠かせません。

ちくわ

お手頃でさまざまな使い方ができるちくわは、おでんに入れるともっちり食感からふんわり食感に変身します。
長時間煮込むとちくわの味がなくなってしまうので、おでんを食べる15分くらい前になったら入れましょう。空洞部分にいんげん、にんじんなどの野菜やチーズを入れるのもおすすめです。

ちくわぶ

ちくわぶというと、ちくわを想像する人がいるかもしれませんが原料が違うため食感や風味も違います。
ちくわぶは小麦粉で作られ、ちくわは白身魚のすり身で作られているのです。ちくわぶには魚が使われていないため魚の風味が苦手な人でも食べやすい練り物です。
そのまま入れると味が染み込みいくいので、一口大に切って一度下ゆでをしてから入れると味が染み込みやすくなります。

さつま揚げ

魚のうまみとプリっとした食感で多くのファンを持つさつま揚げ。油で揚げて作るさつま揚げは、おでんに入れる前に熱湯をかけて油抜きをするとだしが脂っこくなりません。

がんもどき

ふわっとした食感とたっぷり染み込んだだしがたまらないがんもどきは、いくらでも食べられそうなおいしさですよね。がんもどきは豆腐ににんじんやひじきなどを加えて揚げられます。
ちなみに、関東では「がんもどき」と呼ぶのが一般的ですが、関西では「飛竜頭(ひろうす)」と呼ぶのが一般的です。

ごぼう巻き

ごぼう巻きは魚のすり身とごぼうの風味が不思議とマッチする具材で、すり身のぷりっとした食感とごぼうの歯ごたえを一緒に楽しめます。
ごぼう巻きも油分が多いので、熱湯をかけて油抜きをしておきましょう。おでんに油抜きが必要な練り物を多く入れたいときは鍋でお湯を沸かし、まとめて熱湯をかけると油抜きが簡単です。

意外と合うかも!?変わり種のおでんの具

一般的におでんには入れないという食べ物の中にも、意外と合うものがあります。もしかすると病みつきになってしまうかもしれないので、ぜひ試してみてください。

ロールキャベツ

コンソメやトマトなど洋風の味付けにすることが多いかもしれませんが、おでんに入れると一味違った和風ロールキャベツに仕上がります。冷凍のロールキャベツなら手軽に使えて便利です。
キャベツの鮮やかな緑色が入ると、食欲が一層そそられるでしょう。長時間煮込むと崩れてしまう可能性があるため煮込み過ぎには注意が必要です。

厚焼き玉子

だしが染み込みやすい厚焼き玉子は、あえて味付けをせずに入れるとおでんのだしそのものを存分に味わえる具材です。もちろん、市販の厚焼き玉子を切って入れるだけでも十分おいしくいただけます。
お家で作る場合は少し固めに焼けば崩れにくく、ふわっと柔らかめに焼けばジュワっとした食感を楽しめます。

しゅうまい

蒸したり揚げたりするだけでなく、おでんに入れてしゅうまいの新しい食べ方にチャレンジしてみましょう。しゅうまいの皮がツルンとワンタンのような食感になります。
じっくり煮込むと崩れやすく皮がドロドロになってしまうので、食べるちょっと前に入れると失敗しません。冷凍されているものやチルドのしゅうまいを使う場合は、電子レンジなどで加熱してから入れます。

たこ焼き

たこ焼きもそのまま食べても十分おいしい食べ物なのですが、一風変わった明石焼き風たこ焼きを楽しんでみてはいかがでしょうか。口に入れた瞬間とろける食感は止められなくなりそうです。
紅しょうがが効いたたこ焼きなら、おでんのアクセントにもなります。

レタス

レタスといってもほかの具材と一緒に煮込むわけではありません。しゃぶしゃぶのように食べる直前にだしに浸しながら食べます。しんなり食感とシャキッと食感を同時に感じられるのでおもしろいですよ。
温サラダ感覚で食べてみてください。

DELISH KITCHENのおすすめおでんレシピ8選

ここからは、DELISH KITCHENのおすすめおでんレシピを8つ紹介していきます。

味しみ具沢山おでん

大根やこんにゃくなどオーソドックスな具材で作る具沢山おでんは、初心者でも簡単に作れます。初心者でも簡単に作れますし、出汁が決め手の押さえておきたい基本の味なのでぜひ覚えておきましょう。

関東風おでん

甘辛い味付けがクセになる関東風おでんは、しっかりめの味付けによく合うちくわぶを入れるのがポイントです。だしが染み込みやすい具材を沢山使うので、食べるたびに口いっぱいにだしのうまみが広がります。
餅巾着も入っているためボリューミーで、おでんだけで満足感も得られます。

関西風おでん

関西では定番の牛すじが入ったおでんは、やさしく上品なだしでいくらでも食べられそうです。あっさり薄味ですが、調味料のほかに牛すじやさつま揚げのうまみも加わりいくら食べても飽きません。

オイスターソースおでん

おでんにオイスターソースは少し意外な感じがしますが、実はオイスターソースを入れるとコクが出てとってもおいしくなります。お家にある調味料で味付けできるのに、お店で食べるおでんのように仕上がりますよ。

洋風おでん

具材もだしもいつもとは一味違ったちょっとハイカラなおでんです。えびやベーコンのうまみが溶けだし、子供も喜ぶ贅沢コンソメスープのように楽しめます。
見た目もカラフルなので、パーティーメニューとしてもおすすめです。

味噌おでん

赤味噌を使った濃厚な味付けの味噌おでんは、ほかほかご飯のお供としてはもちろん、日本酒やビールなどお酒のお供にもぴったりです。
じっくり煮込んだプルプルの牛すじや味噌のコクが芯まで染み込んだ大根で、箸が止まらなくなってしまうかも。

鶏だし塩おでん

あっさりしたおでんが食べたいときにぜひおすすめしたい、鶏だし塩おでんです。淡い色合いに真っ赤なミニトマトが映えて、見た目も可愛らしくなります。
シンプルだからこそ素材の味が引き立つ鶏だしは色々な具材との相性が良いので、お好きな具材を具材を加えてみるのも良さそうです。

カレーおでん

みんなが大好きなカレーとおでんを一度に味わえます。めんつゆを使うことで和風のカレー味になり、大根やちくわといった定番の具材とも相性ばっちりです。シメにうどんやご飯を入れると最後まで楽しめます。

いろいろな具材でベストな組み合わせを見つけよう!

おでんに入れられる具材は定番から変わり種まで幅広く、組み合わせも無限大です。今回ご紹介したおすすめレシピもバラエティーに富んだ内容で基本のおでんはもちろん、さまざまな味付けがあるのでぜひ試してみてください。
バリエーションが豊富なおでんは、寒い時期に日替わりで作っても飽きないかもしれません。いろいろな具材や味付けに挑戦して、ベストな組み合わせを見つけましょう。

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