「伊達巻き」の意味とは?名前の由来とレシピをご紹介
作成日: 2022/04/25
更新日: 2022/04/26
おせち料理で定番のメニューの伊達巻きですが、願いや祈りが込められた料理であることはご存知ですか?
本記事では、伊達巻の名前の由来やおせち料理に込められた意味などを解説していきます。最後には簡単レシピと本格レシピをご紹介しています。
伊達巻とは
伊達巻とは、卵と白身魚のすり身に砂糖とみりんとしょうゆなどで甘く味をつけて、焼いたものをうず巻のように巻いた料理です。
伊達巻は、おせちの定番メニューです。ふわふわとした食感が特徴で、味付けも関東と関西では違いがあります。関東では甘めで関西では甘さが控えめな味になっています。
伊達巻の由来
次は「伊達巻」の由来についてご説明します。江戸時代におしゃれな人を「伊達者」ともよばれていたことから、鮮やかな黄色で派手なことから「伊達」を用いたという説です。
伊達巻の発祥は長崎とされています。江戸時代の「カステラかまぼこ」の料理が伊達巻のルーツであるとされています。
伊達巻をおせちに入れる理由
なぜ伊達巻をおせち料理に入れるのかをご説明します。まずおせち料理には「無病息災」や「子孫繁栄」などひとつひとつの料理に願いが込められた料理です。伊達巻は、巻物のような形に似ていることから「知識が増える」という学業成就の願いが込められています。
盛り付けにも注意があり、右巻きに見えるようにするのが正解です。右巻きは「エネルギーを得る」という意味があり、逆に左巻きは「エネルギーが抜ける」という意味になります。
おせち料理のレシピをご紹介をします。
DELISH KITCHENの伊達巻レシピ
最後にDELISH KITCHENのレシピをご紹介します。鯛のすり身を使用してオーブンで作る本格的なレシピと、はんぺんを使用してフライパンで作る簡単なレシピ、2つご紹介しましたので、参考にしてみてください。
オーブンで作る本格レシピ
鯛のすり身を使った本格伊達巻レシピです。すり身を使うことで、冷えてもお魚の風味がしっかり残っている伊達巻です。
フライパンで作る簡単レシピ
はんぺんを使った伊達巻のレシピです。特別な道具を使うことがなく、簡単に作れるレシピとなっています。はんぺんのふわふわな食感で優しい甘さがあるのが特徴です。
おせち料理を鮮やかに
おせち料理の定番メニューの「伊達巻」その込められた意味や由来をご紹介しました。
ふわふわで甘くて美味しい伊達巻、家庭でも作れる魚のすり身を使った本格レシピと、はんぺんを使った簡単レシピをご紹介しましたので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。