ルレクチェとはどんなフルーツ?ラフランスとの違いや食べ方をご紹介
作成日: 2022/05/11
西洋梨の一種で芳醇な香りと濃厚な甘さを楽しめる「ルレクチェ」をご存じでしょうか。この記事では、ルレクチェについてみてみましょう。ラフランスとの違いや美味しい食べ方もご紹介します。
ルレクチェについて
ルレクチェとはどのような果物なのか、ラフランスとの違いもチェックしましょう。
ルレクチェとは
ルレクチェとは、西洋梨の一種です。日本では主に新潟県で生産されており、生産数は年々増加しています。しかし、まだまだ希少なので「幻の西洋梨」と呼ばれています。ルレクチェの旬は、秋〜冬です。
1つあたりの重さは300〜450gほどで、丸みを帯びた瓶のような形をしているのが特徴です。芳醇な香りがし、濃厚な甘さを楽しめる果物で、酸味はありません。果肉のキメが細かいので、舌触りが良いです。
ラフランスとの違い
ラフランスと比較すると、ルレクチェは一回りほど大きいです。また、ラフランスよりもルレクチェの方が香りが強いという特徴があります。
ルレクチェの食べ方
ルレクチェは、追熟させることで美味しく食べられます。また、コンポートにしたりタルトなどの焼き菓子にしたりするのもおすすめです。ここでは、それぞれの食べ方についてみてみましょう。コンポートやアーモンドケーキのレシピもご紹介します。
追熟させる
ルレクチェをそのまま食べるなら、追熟させましょう。手に入ったルレクチェが青みがかっている場合は、バナナのような黄色に変わるまで追熟させることで、甘みと香りが増します。追熟が進むにつれてヘタの周辺が黒くなったり柔らかい感触になったりするので、確認してみましょう。
コンポートにする
ルレクチェは、コンポートにするのもおすすめです。ご家庭でコンポートを作る際は、以下のレシピを参考にしてみてください。
洋梨のコンポート
とろけるような甘さのコンポートのレシピです。レンジで作れるだけでなく、少ない材料で手軽に作れるのも嬉しいポイントです。レンジを使えば焦げる心配がないので、失敗せずに作れるでしょう。
タルトなどの焼き菓子にする
ルレクチェはタルトなどの焼き菓子にしても、美味しくいただけます。洋梨のアーモンドケーキのレシピをご紹介するので、ぜひ作ってみてください。
洋梨のアーモンドケーキ
しっとりとしていてリッチな味わいの洋梨のアーモンドケーキのレシピです。洋梨の甘い香りに、アーモンドパウダーの香ばしさがよく合います。休日のおやつにいかがでしょうか。
ルレクチェの切り方・保存方法
ルレクチェの切り方と保存方法には、それぞれポイントがあります。順番に説明するので、ご家庭で試してみましょう。
切り方
ルレクチェは、縦割りにしたり半月切りにしたりすることが多いです。果肉が柔らかくて形がくずれやすいので、優しく扱いましょう。また、切りわけたルレクチェは変色しやすいので、食べる直前に切るのがポイントです。
以下の動画では、ラフランスの切り方をご紹介していますが、ルレクチェも同様の方法で問題ありません。ぜひ、参考にしてみてください。
保存方法
ルレクチェは常温でも冷蔵でも保存できます。購入後すぐに食べない場合は、ルレクチェを包むための新聞紙を用意しましょう。以下の動画ではラフランスの保存方法をご紹介していますが、ルレクチェも同様なので参考にしてみてください。
梨にはルレクチェの他にもさまざまな種類があるので、以下の記事で解説しています。ルレクチェが分類される西洋梨だけでなく、和梨や中国梨などあらゆる梨をご紹介しているので、ぜひご覧ください。
芳醇な香りと濃厚な甘さがあるルレクチェを味わってみよう
ルレクチェは西洋梨の一種で、強い香りと濃厚な甘さを楽しめます。ラフランスと比較すると、ルレクチェの方が一回りほど大きく、香りが強いです。そのままで食べるだけでなく、コンポートや焼き菓子などにしても美味しくいただけるので、お好みの方法で召し上がってみてください。