DELISH KITCHEN

キダイ・レンコダイとは?選び方やおすすめのレシピもご紹介!

作成日: 2022/06/20

キダイという魚を知っていますか?キダイは別名でレンコダイとも呼ばれるタイ科の魚で、見た目はマダイとそっくりです。タイというとマダイを思い浮かべることが多く、キダイ(レンコダイ)はあまり馴染みがないのではないでしょうか。

今回はキダイ・レンコダイとは何なのか、選び方やおすすめのレシピもご紹介します。

目次

  1. キダイについて
    1. キダイとは
    2. キダイの産地と旬
  2. キダイの選び方
  3. キダイの調理方法
    1. キダイを捌く場合
    2. キダイをそのまま調理する場合
  4. 鯛を使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 鯛の煮付け
    2. 鯛の塩焼き
    3. 簡単鯛めし
  5. キダイ・レンコダイは万能魚!普段の食卓に取り入れてみましょう

キダイについて

ここからは、キダイについて詳しく説明します。

キダイとは

キダイとはタイ科に属するキダイ属の魚のことを指し、その名前の由来は「黄鯛」からきており、目から口にかけて黄色い体色をしていることからキダイといいます。

一般的には群れていて連なるように釣れることからレンコダイ(連子鯛)と呼ばれることの方が多いです。

キダイは一見マダイと非常に似ていますが、全く違う魚です。マダイと比較をするとキダイは成魚でも30センチ前後しかない小型の魚種で、マダイと違ってキダイには青い斑点が無く、全体的に黄色を帯びています。またマダイと比べて白身部分が多く、クセの少ない味が特徴です。

キダイの産地と旬

キダイの主な産地は日本海西部・島根県から東シナ海で、年間を通して美味しいものが見つかります。特に長崎県、島根県、山口県が有名です。

また、旬の時期である6月から8月にかけては最も脂がのり、マダイの味が落ちるといわれている夏場でも美味しく食べることができますよ。

キダイの選び方

鮮度の良いキダイを選ぶ際には、目、エラ・腹の3つを見ることがポイントです。
まずは目の透明感と張りを確認しましょう。透明感があり乾燥や濁りが無く、張りのあるものが新鮮なキダイの特徴です。

可能であればエラ蓋を開けて中のエラも確認してみましょう。キダイは鮮度が落ちるに従って色が抜けていき肌色から茶色に変化していきます。鮮やかで赤い色のものが新鮮ですよ。また、鮮度が落ちてくると身が柔らかくなります。腹の部分を軽く押してみたときに少し固く、締まりがあるものを選ぶこともポイントです。

キダイの調理方法

キダイを手に入れたら、調理をしていきましょう。ここではキダイの捌き方とそのまま調理する場合の方法をご紹介します。

キダイを捌く場合

1.鱗を落とす
キダイの鱗は大きいので、ゆっくりと尾の方から鱗を引っ掛けるようにして取り除きます。

2.頭を落とす
頭の付け根からお腹に向かい斜めに包丁を入れます。中骨に当たるまで切り込みを入れてからひっくり返して、反対も同じように包丁を入れ頭の付け根の上からまっすぐ包丁を入れて頭と胴を切り離します。

3.お腹に切り込みを入れて内臓を取り出す
お腹側の穴に包丁の先を入れて、頭の方に向かって切り込みを入れてお腹を割き、お腹の中に入っている内臓を取り出します。

4.血合いを洗い流して水気をふき取る
中骨についた血合いに切り込みを入れて、血合いを洗い流します。魚に水がついた状態だと鮮度が落ちやすいため、キッチンペーパーなどでしっかりと水気をふき取ります。

5.尾を左になるように置き、中骨に沿って包丁を入れる
包丁の刃を骨にあてながら身と骨を切り離します。

6.尾に包丁を入れ、半回転させ背から中骨に沿って包丁を入れる
中骨まで包丁を入れたら、背側も同じように骨に当たるように切り込みを入れます。

7.半回転さて腹から中骨に沿って包丁を入れ半身を剥がす
魚を半回転させて、身を骨から切り離します。

8.裏返して、中骨に沿って包丁を入れる

9.尾に切り込みを入れ、半回転させ腹から中骨に沿って包丁を入れる

10.腹骨を取り除く
身に腹骨がまだ残っているので、調理をした際に食べやすいように腹骨を外しておきましょう。

キダイをそのまま調理する場合

キダイは比較的小ぶりな魚であることから、そのまま煮たり焼いたりすることも多いです。そのまま調理する際は、鱗を取り、エラとワタを取り出してから水洗いしましょう。その後に水気をふき取って塩を軽く振って身を締めておくと良いですよ。

キダイの身は水分が多くて柔らかいため、このようにしておくことで、より美味しく仕上がります。

鯛を使ったDELISH KITCHENのレシピ

ここでは、キダイのおすすめの食べ方やレシピをご紹介します。マダイとキダイは違う魚ですが、同じレシピを使うことができるので参考にして下さいね。

鯛の煮付け

甘辛いタレがよく染みて、ご飯がよく進みます。甘めの味付けなので小さいお子さんでも食べやすいですよ。味付けが濃いので、素朴な味付けの副菜や主食を合わせると良いですね。

鯛の塩焼き

オーブンを使用するので、グリルでの焦げ付きの心配がありません。味付けは塩のみでシンプルなので素材の味を楽しむことができます。途中で温度を変えながらじっくり焼くことで、ふっくらと仕上がりますよ。

簡単鯛めし

噛むたびにタイの旨みが口にあふれ、贅沢な気分を味わうことができます。普段の食事にはもちろん、おもてなしにも喜ばれる一品です。骨を取り除く作業をすることで、安心して食べ進められますよ。

キダイ・レンコダイは万能魚!普段の食卓に取り入れてみましょう

安くて手ごろなサイズのキダイは、丸ごと料理に使用することができます。味にクセがないので、どんな料理にも使うことができます。お祝いごとの時だけでなく、普段の食卓にもキダイ料理を取り入れてみましょう。

今回ご紹介したレシピは「魚料理はあまりレパートリーがない…。」といった場合でも簡単に作ることができます。ぜひ作ってみてくださいね。

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