DELISH KITCHEN

シマチョウとはどの部位?おすすめの食べ方もご紹介!

作成日: 2020/06/10

焼肉やホルモン焼きのお店などで、「シマチョウ」を食べたことがありますか。シマチョウは定番のホルモンのひとつで、焼肉屋では外せないというファンも多い部位です。そのおいしさは知っていても、シマチョウが実際にどこの部位であるかを知らない人は多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、シマチョウとはどの部位か、また下処理の方法やおすすめの食べ方などについて解説します。

目次

  1. シマチョウとはどの部位?
  2. シマチョウのおすすめの食べ方をご紹介!
  3. シマチョウのDELISH KITCHENレシピ
  4. プリプリとした歯ごたえが魅力のシマチョウ

シマチョウとはどの部位?

「シマチョウ」とは「牛の大腸」のことを指し、見た目の縞模様からシマチョウと名付けられました。関西では「テッチャン」とも呼ばれますが、これは朝鮮語で大腸を意味する「テチャン」に由来するといわれています。

シマチョウは牛1頭から1〜1.5キロ程度しかとれないとても希少価値の高い部位で、下処理が難しく手間がかかることでも知られています。そのため、シマチョウをおいしく食べられる店は、他のメニューもおいしいとさえいわれているのです。ホルモンならではの弾力とかみごたえがあり、旨味がギュッと詰まった人気の部位です。

シマチョウと似たホルモンに「マルチョウ」がありますが、こちらは牛の小腸です。マルチョウはシマチョウよりもやわらかく、コロコロとした丸い形をしています。シマチョウよりも脂がのっていて、味は甘みが強いのが特徴です。ジューシーなマルチョウは、焼肉屋などでも多くの人に好まれる部位の一つです。

シマチョウをおいしく食べるために欠かせないのが下処理です。
主な下処理は熱湯で茹でる方法で、たっぷりの沸騰したお湯に長ねぎや生姜などの香味野菜と一緒に入れ5〜10分ほど茹でます。茹で上がったらザルにあげて、流水で洗いながら汚れをしっかりと落としましょう。茹でたシマチョウは余分な脂やアクが抜けて調理がしやすくなります。
また、他にも、シマチョウに小麦粉や塩などをまぶして、もみ込むように洗うという方法もあります。しっかりともみ洗いをした後は、流水で小麦粉や塩を洗い流しましょう。

シマチョウのおすすめの食べ方をご紹介!

シマチョウをおいしく食べるためには、焼き方のポイントをしっかりと押さえることが大切です。
まずは、先ほどご紹介した下処理をしっかりと行い、ホルモン独特の臭みや汚れなどを取り除きます。ホルモン全般にいえることですが、皮の付いているホルモンは皮目から焼くのがポイントです。脂が付いている面から焼いてしまうと、旨味いっぱいの脂が流れ出しホルモンが焦げつきやすくなってしまいます。また、脂が流れることで煙や飛び跳ねの原因にもなるので気をつけましょう。初めに皮を香ばしく焼き、最後に全体を混ぜながらさっと火を入れるのがおすすめです。

シマチョウはさまざまな料理に使うことができ、中でももつ鍋やもつ煮込み、焼肉などは定番料理となっています。きちんと下処理をしたシマチョウを使えば、家庭でもおいしいホルモン料理を作ることができます。

家庭ではハードルが高そうなもつ鍋も、意外と簡単に作れるので挑戦してみてはいかがでしょうか。もつ鍋は、醤油や味噌、めんつゆ、にんにく、唐辛子、水などで作ったスープに、シマチョウ、キャベツ、ニラ、もやしなどお好みの野菜を加えて蓋をし、20分ほど煮込めば出来上がりです。
他にも、たっぷりの野菜と炒めるホルモン焼きや、ホルモン焼うどんなどにして食べてもおいしいです。トマトソースで煮込めば、イタリア料理のトリッパ風にして楽しむこともできます。

シマチョウのDELISH KITCHENレシピ

プリプリとした歯ごたえが魅力のシマチョウ

人気のホルモンであるシマチョウは、スーパーなどでも手に入りやすい食材です。 シマチョウをおいしく食べるためにはとにかく下処理が大切で、下処理さえしっかりしておけばさまざまな料理に使うことができます。ホルモンは味噌との相性が良いので、味噌煮込みや味噌炒めなどもおすすめです。
シンプルに焼いて食べるのはもちろん、煮込みや鍋などにしてホルモンのおいしさを堪能しましょう。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。