ベーグルとパンとは何が違う?カロリーとレシピもご紹介
作成日: 2022/07/26
更新日: 2022/07/28
もちもちとした食感が楽しいベーグル。味にはさまざまなバリエーションがあるのも特徴です。しかし、ベーグルとパンの違いはよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではベーグルとは何なのかということや、パンとの違いについてご紹介します。あわせてベーグルのカロリーやレシピについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ベーグルとは
ベーグルはパンの種類の1つです。一般的なパンとは異なり、ベーグルはバターや牛乳、卵を使用せずに作られます。
ベーグルの発祥はポーランドです。中世ポーランドに移り住んだユダヤ人が、ベーグルの原型である「オブヴァジャネック」を作ったことがきっかけでベーグルが広がったといわれています。本場ポーランドでよく食べられている「オブヴァジャネック」の味は塩・ゴマ・ケシの実・チーズの4種類です。
ベーグルとパンの違い
ここからは、ベーグルとパンの違いについて解説していきます。
形
ベーグルは丸いドーナツ型をしています。パンには丸だったり長細かったりとさまざまな形がありますが、ベーグルのような丸いドーナツ型のものはあまりありません。
原材料
一般的なパンでは原材料に小麦粉やバター、牛乳、卵を使用しているのに比べ、ベーグルは小麦粉(強力粉)や水、砂糖、塩、イーストを使うのが基本です。つまり、パンにはバターなどの油脂が含まれていますが、ベーグルには油脂分となる原材料が使われていません。
味
原材料でも説明したように、ベーグルには油脂分が含まれていないので小麦などの素材の味をより強く感じられるのが特徴です。目が詰まっているので、もちもちとした食感を楽しめます。
一方、一般的なパンは油脂が入っているため、しっとりした食感に仕上がるのが特徴です。また、牛乳や卵も含まれているため、その割合によっては小麦の味よりも乳製品や卵の風味を強く感じられるものもあります。
作り方
多くのパンは生地を2度発酵させ、成形後にオーブンで焼き上げて作られます。一方ベーグルは、2次発酵させなくても作れるのが特徴です。ベーグルの場合は発酵の違い以外に、焼き上げる前にケトリングと呼ばれる生地を茹でる作業を行います。はちみつなどを加えたお湯で生地を茹で上げた後、オーブンで焼いて作られます。
ベーグルと他のパンのカロリー
ここからは、ベーグル100gあたりのカロリーについてご紹介します。他のパンの100gあたりのカロリーも記載しているので、ぜひ参考にしてください。
・ベーグル(100gあたり)
カロリー:270kcal
・クロワッサン(100gあたり)
カロリー:406kcal
・フランスパン(100gあたり)
カロリー:289kcal
・角形食パン(100gあたり)
カロリー:248kcal
・コッペパン(100gあたり)
カロリー:259kcal
他のパンと比較してわかるように、ベーグルのカロリーは決して低くはありません。
詳しいベーグルの栄養や糖質については以下の記事でご紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。
DELISH KITCHENのベーグルのレシピ
ここからは、DELISH KITCHENのベーグルのレシピをご紹介します。
お手軽ベーグル
材料2つで作れるお手軽なベーグルのレシピです。ホットケーキミックスを使用するので、失敗なしで作れます。
プレーンベーグル
素朴な味わいが美味しいベーグルのレシピです。フライパンがあればできるので、オーブンが家になくても作れるのが嬉しいですね。
黒ごまベーグル
黒ごまの香ばしい風味が楽しめるベーグルのレシピです。ゴマを抜いて、プレーンのベーグルとしても楽しめますよ。
あんこベーグル
あんパンのように楽しめるベーグルのレシピです。つぶあんとクリームチーズがくせになる美味しさですよ。
もちもち素朴なベーグルをいろんな味わいで楽しもう
ベーグルと一般的なパンは原材料や形、作り方にも違いがあることをご紹介しました。ベーグルはバターや牛乳などを使わず作られますが、食パンやフランスパン、コッペパンと比較してもカロリーは大差ないので、食べすぎには注意しましょう。
素材の味を活かしたパンなので、さまざまなアレンジを楽しめるのもベーグルの魅力です。今回ご紹介したレシピを参考に、ベーグルを自宅でも楽しんでみてはいかがでしょうか。