レッドムーンとは?おすすめの食べ方もご紹介
作成日: 2022/07/29
じゃがいもといえば男爵いもやメークインなどが一般的ですが、赤い皮が特徴的なレッドムーンというじゃがいもはご存じですか。スーパーなどで見かける機会も少なく、どのように食べたらよいのかわからない方も多いかもしれません。
この記事では、レッドムーンの特徴やおすすめの食べ方、保存方法をご紹介します。
レッドムーンとは
レッドムーンは、株式会社サカタのタネが開発した品種です。1988年(昭和63年)に品種登録に出願され、1991年(平成3年)に登録されました。出願時の名称は「レッドエコー」でした。「紅メークイン」または「紅じゃがいも」と呼ばれることもあります。
大量生産に向いていないため、あまり市場に出回ることはありません。レッドムーンの皮はさつまいものように赤く、中身もさつまいものような黄色です。ねっとりとした食感でほんのりと甘みがあります。
レッドムーンの旬と産地
レッドムーンは北海道が主な産地ですが、沖縄県でも生産されています。レッドムーンの旬は7月から8月です。
レッドムーンの食べ方
煮崩れしにくいので、肉じゃがなどの煮物やシチュー、カレーなどによく合います。揚げたり、炒めたりするのもおすすめです。レッドムーン独特のねっとりとした食感を楽しむことができますよ。ポテトサラダにすると、甘さが引き立ちます。
レッドムーンの保存方法
レッドムーンの保存方法は一般的なじゃがいもと同じです。調理前、切ったもの、冷凍での保存方法をご紹介します。
調理前のレッドムーンの保存方法
レッドムーンを新聞紙に包み保存袋に入れて、風通しの良い冷暗所で保存しましょう。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
切ったレッドムーンの保存方法
切ったじゃがいもは切り口が変色しやすいので、空気に触れないようにしてください。保存容器にレッドムーンと水を入れて、冷蔵室で保存しましょう。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
レッドムーンを冷凍する場合の保存方法
レッドムーンは丸ごと冷凍することもできます。1個ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れて保存してください。加熱してから冷凍する場合は、加熱したレッドムーンをつぶしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて保存しましょう。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
レッドムーンを味わってみよう
レッドムーンは皮が赤く、中はさつまいものような黄色をしているじゃがいもです。ねっとりとした食感と甘みが特徴で、煮物を始めさまざまな調理法で楽しむことができます。手に取る機会があれば、ご家庭でもレッドムーンを味わってみてはいかがでしょうか。
赤いじゃがいもはレッドムーンの他にもいろいろあります。赤いじゃがいもの特徴やレシピについては以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。