DELISH KITCHEN

紫にんじんとは一体どんな野菜?食べ方についてご紹介します

作成日: 2022/07/29

にんじんの品種である紫にんじんを知っていますか?にんじんといえばオレンジ色の野菜を想像しますが、紫にんじんは紫色をしている珍しいにんじんの品種です。そんな紫にんじんですが、なんと見た目だけでなく味や食感などの特徴もオレンジ色のにんじんと違うのです。

今回は紫にんじんとはどんな野菜なのか、食べ方や選び方、さらに保存方法についても詳しくご紹介します!

目次

  1. 紫にんじんとは
  2. 紫にんじんの種類
    1. パープルスティック
    2. パープルスイート
    3. パープルターゲット
    4. ダークパープル
  3. 紫にんじんの選び方
  4. 紫にんじんの食べ方
  5. 紫にんじんの保存方法
    1. 冷蔵保存の場合
    2. 冷凍保存の場合
  6. 紫にんじんの食べ方はシンプル!選び方や保存に注意しよう

紫にんじんとは

紫にんじんとはその名前の通り、皮や実が紫色のにんじんです。全体が紫色や黒っぽい色のものから、外側のみ紫色で内側は一般的なにんじんと同じオレンジ色や黄色のものなど色々な品種があります。大きさは一般的な五寸にんじんと同じくらいで、見た目はやや細身でシュッとしているのが特徴です。

ちなみに紫にんじんは、主流とされている五寸にんじんよりも古くから栽培されてきたと言われており、歴史ある野菜のひとつとされていますよ。

紫にんじんの種類

紫にんじんの中にも、いくつかの種類があります。紫にんじんの代表的な品種は以下の通りです。

パープルスティック

パープルスティックの外側は紫色をしていますが、内側は紫色ではなく黄色っぽい色をしています。そのため切ったときの断面のコントラストが非常にキレイで、青臭さが少なく甘みが強いのが特徴です。そのままでも十分に美味しく食べられるので、スライスしてからサラダなどに入れるレシピがおすすめです。

パープルスイート

パープルスイートはパープルスティックと同じで、外側は紫色で内側は黄色やオレンジ色をしている品種です。パープルスティックと比べると、外側の皮はやや黒っぽく、味に甘みがあることから食べる方法としては生食が向いています。

パープルターゲット

パープルターゲットは外側だけでなく、内側も紫色の品種です。中心部まで全て紫色をしており、見た目が黒っぽい色をしていることが特徴です。歯切れが良く、コリコリとした食感があることから野菜スティックなどで食べるのがおすすめですよ。

ダークパープル

ダークパープルは外の皮が黒色に近い色で、内側は白~黄色をしています。ちなみにパープルパープルという品種はダークパープルと同じような見た目をしていますが、どちらも内側まで紫色になっているものもあります。

紫にんじんの選び方

にんじんは全体的に丸みがあって茶色や黒ずみがないもの、細かいひげが少ないものを選ぶと良いです。一般的なにんじんを選ぶ際には赤みが強いもの、紫にんじんを選ぶ際には濃い紫色をしているものが新鮮です。表面の皮がなめらかで張りやツヤがあるといった点も新鮮な証拠ですよ。

また、茎の切り口の部分が小さいにんじんは甘味が強くて良いにんじんです。先端までピンとしているものを選ぶと良いでしょう。

紫にんじんの食べ方

紫にんじんはコリコリとした食感とほんのりとした甘味があることから、生食として野菜スティックや薄くスライスをしてサラダやバーニャカウダなどで食べるのがおすすめです。サラダに散らすことで見栄えも良くなりますよ。

また、加熱をすると紫色の色素が溶け出してしまいます。そのため、ゆでる際は長時間ゆですぎないように、他の食材と一緒に煮込むレシピ方法は色が移る可能性もあるので注意しましょう。紫にんじん特有のきれいな紫色を楽しみたいのであれば、生食の方法がおすすめです。

紫にんじんの保存方法

常備野菜のひとつでもあるにんじんですが、気が付いたら傷んでいたという経験はないでしょうか? ここでは鮮度を長持ちさせるために、紫にんじんの保存方法について冷蔵で保存する際と冷凍で保存する際の2つの方法をご紹介します。

冷蔵保存の場合

まずは、冷蔵保存の方法をご紹介します。

紫にんじんを冷蔵保存する際には、キッチンペーパーで包んでから冷蔵庫で保存しましょう。使いかけの場合は、にんじんの断面にきちんとラップをしてから保存することがポイントですよ。

にんじんの冷蔵保存方法は以下の動画も参考にしてみてくださいね。

冷凍保存の場合

次に、冷凍保存の方法をご紹介します。

食べやすい大きさにカットしてから保存しましょう。ただし、乱切りなど大きめにカットしてしまうと食感が変わってしまうので注意が必要です。冷凍したにんじんは、凍ったまま調理できるのも嬉しいポイントです。

にんじんの冷凍保存方法は以下の動画も参考にしてみてくださいね。

紫にんじんの食べ方はシンプル!選び方や保存に注意しよう

鮮やかな紫色が特徴の紫にんじんは、内側まで全てが紫色であることを想像したのではないでしょうか。一般的なにんじんと比べて甘みが強い紫にんじんは、サラダや野菜スティックなどシンプルなレシピで食べるのがおすすめです!紫色の鮮やかさが映えて、食卓が一層おしゃれになりますよ♪

加熱をすることで紫色の色素が溶け出してしまうので火を通す際には、ゆでるよりもさっと炒めたり焼いたりすることできれいな色を保つことが出来ます。まだ食べたことがないなら、この機会にぜひ紫にんじんを使ってみてはいかがでしょうか?もし、一度に食べきることができない際には、今回ご紹介した保存方法を上手く活用してみてくださいね。

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