DELISH KITCHEN

トムヤムクンの具材は何?レシピもご紹介

作成日: 2022/08/29

辛みや酸味、複雑な香りが楽しめるトムヤムクン。使われている食材は、どのようなものかご存じですか。

本記事では、トムヤムクンの基本的なレシピや具材についてご紹介しています。また、基本のレシピ以外にトムヤムクンに入れると美味しい食材や、おすすめのアレンジレシピなどもご紹介しているので、存分にトムヤムクンを楽しみたい方はぜひ最後までご覧ください。

目次

  1. トムヤンクンとは
  2. 基本的なレシピと具材
    1. DELISH KITCHENのトムヤンクンレシピ
      1. 本格トムヤムクン

    2. 具材
      1. 有頭エビ

      2. きのこ

      3. 玉ねぎ

      4. ヤングコーン

    3. スパイス・香味野菜
      1. にんにく

      2. 唐辛子

      3. レモングラス

      4. パクチー

      5. コブミカンの葉

      6. しょうが

      7. ライムまたはレモンの果汁

  3. 具材のバリエーション
    1. メインの具材
      1. 魚肉

      2. イカ

    2. サブの具材
      1. トマト

      2. ピーマン・パプリカ

      3. なす

      4. たけのこ

      5. 豆もやし

      6. 春雨

    3. 麺・米
  4. アレンジ料理
  5. どんな食材も旨味あふれるスープになるトムヤムクン

トムヤンクンとは

トムヤムクンとは世界三大スープに数えられることもある、タイのスープのことです。日本では「トムヤンクン」と表記されることもあります。タイの言葉でトムは煮る、ヤムは混ぜる、クンはエビという意味です。つまりトムヤムクンは「煮て混ぜて作るエビのスープ」という意味があります。
 
トムヤンクンはえびが入った酸味と辛味のあるスープが特徴です。鶏のスープに殻ごとのエビと唐辛子、スパイスなどを入れて、カタクチイワシを塩に漬け込んで発酵熟成させた魚醤(ナンプラー)やライムなど、爽やかな柑橘の果汁などを入れて味を作り上げています。

基本的なレシピと具材

ここからはトムヤムクンの基本的なレシピと、使用する具材について解説していきます。

DELISH KITCHENのトムヤンクンレシピ

トムヤンクンにはさまざまなレシピがあり、それによって多種多様な具材が使われますが、まずは以下の基本の作り方をご覧ください。

本格トムヤムクン

具材

ここからは、トムヤムクンの基本のレシピで使われている食材をご紹介します。

有頭エビ

トムヤムクンには、有頭のエビを使います。エビの頭を入れることでだしが出て、濃厚な味わいに仕上がるのです。

きのこ

タイでは「ふくろだけ」というきのこを一般的によく使用します。ふくろだけは、日本でも缶詰で手に入れることが可能です。DELISH KITCHENのレシピでは、ふくろだけによく似た、マッシュルームを使っています。

きのこを入れることで味に深みが増します。マッシュルームの代わりに、しめじやまいたけなど、他のきのこを使用しても美味しく仕上がります。

玉ねぎ

トムヤムクンに玉ねぎを入れると、スープに甘みやコクがでます。しっかり煮込むことでとろとろとした食感も楽しめますよ。

ヤングコーン

本場のレシピではヤングコーンは入れないことが多いです。DELISH KITCHENのレシピでは、ヤングコーンを入れ、食感を楽しめるようにしています。

スパイス・香味野菜

トムヤムクンでは、さまざまなスパイスや香味野菜が使われています。具材として食べるわけではありませんが、タイ料理であるトムヤムクンにはスパイスや香味野菜が欠かせないものです。

ここからは、トムヤンクンで使われているスパイスや香味野菜をご紹介します。

にんにく

にんにくを入れることで、食欲をそそる香りと旨味をプラスできます。

唐辛子

唐辛子はトムヤムクンに必須のスパイスです。加えることでうまみとコク、辛みを楽しめます。タイには「プリッキーヌ」という小さい種類の唐辛子があり、本場のトムヤムクンにはプリッキーヌが使われます。

プリッキーヌについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

レモングラス

トムヤムクンの爽やかな香りはレモングラスによるものです。叩いて香りを引き出すと、豊かな風味を楽しめます。

レモングラスの使い方について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

パクチー

トムヤムクンにパクチーをトッピングすることで、エビの臭みを取り去り、爽やかな香りを楽しめます。

パクチーについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

コブミカンの葉

コブミカンの葉には、香りづけや臭みをとる役割があります。長時間煮込んでしまうと、苦みが出るため、最後に入れるのがポイントです。

しょうが

しょうがを加えることで、臭みをとったりスパイシーさをプラスしたりすることができます。DELISH KITCHENのレシピでは日本のしょうがを使用していますが、タイでは「カー」というスパイシーな生姜を使用するのが一般的です。

カーについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ライムまたはレモンの果汁

ライムやレモンの果汁は、最後の仕上げに加えます。これが、トムヤムクンの特徴である爽やかな酸味につながるのです。

具材のバリエーション

トムヤムクンは基本の具材以外にも、さまざまな食材で作れます。ここからは、具材のバリエーションについて見ていきましょう。

メインの具材

本場タイのトムヤムクンには、エビ以外にも魚や肉などを入れたトムヤムがあります。

魚肉

魚肉を使ったトムヤムスープは「トムヤムプラー」と呼ばれます。また、魚介類(エビ、カニ、イカ、貝、魚)などを使ったトムヤムスープのことを「トムヤム タレー」と呼んでいます。どちらも海鮮の旨味を楽しめるのが特徴です。

イカ

イカが入っているトムヤムスープのことを「トムヤムプラームック」と呼びます。エビとは違った、イカの深い味わいを楽しめるのが特徴です。

本場タイでは、鶏肉が入った「トムヤムガイ」や豚肉が入った「トムヤムムー」などがあります。肉のコクと深いダシを楽しめるのが特徴です。

サブの具材

トムヤムスープは、野菜やきのこなどさまざまな具材を入れて食べるのもおすすめです。ここからは、サブになる具材のバリエーションと、それぞれの良さについてご紹介します。

トマト

トムヤムスープにトマトを入れることで、酸味とコクをプラスできます。

ピーマン・パプリカ

ピーマンの苦みやパプリカの甘みは、トムヤムスープにぴったりです。くたくたになるまで煮込まず、シャキシャキとした食感を楽しむのもおすすめです。

なす

なすはトムヤムスープで煮込むことで、とろとろの食感を楽しめます。トムヤムスープがしみ込むことで、ジューシーな味わいに仕上がるのも特徴です。

たけのこ

たけのこをトムヤムスープに入れることで、コリコリとした食感を楽しめます。

豆もやし

豆もやしを入れることで、満足感をトムヤムスープにプラスできます。また、あまり煮込まず仕上げればシャキシャキとした食感を楽しめるだけでなく、食べ応えもアップできますよ。

春雨

トムヤムスープに春雨を入れるのもおすすめです。旨味たっぷりのスープを吸い、濃厚な味わいを楽しめます。

麺・米

トムヤムスープは基本的に、ご飯を添えて食べることが多いです。しかし、アレンジとして、米粉麺を入れたりラーメンを入れてトムヤムヌードルにしたりしても美味しく召し上がれます。ボリュームがアップするので、それだけで食事として完結できます。

アレンジ料理

トムヤンクンはアレンジして楽しむことも可能です。濃厚な旨味のスープを生かして、鍋料理としてアレンジするのもおすすめ。トムヤンクンの定番食材はもちろん、キャベツや水菜、豆腐、ねぎなども鍋の具材を入れても美味しいですよ。しめは米粉麺やラーメン、うどんなど、お好きな食材で楽しみましょう。

さまざまなスパイスや香味野菜が必要になるトムヤンクンですが、味が簡単に決まるペーストも市販されているので、それを使えば簡単に作れるのも魅力です。市販のトムヤムペーストを使って鍋や焼きそば、鶏などの焼き物、厚揚げの炒め物、餃子など、さまざまなアレンジができます。

市販のペーストを使えば、簡単にタイ風味になるのでおすすめです。

どんな食材も旨味あふれるスープになるトムヤムクン

この記事では、トムヤムクンの基本のレシピと食材についてご紹介しました。さまざまな食材で楽しめるトムヤムスープは、アレンジの幅も広いのが特徴です。

市販のペーストを使えば、簡単に料理に取り入れられます。さまざまな食材のバリエーションやアレンジで、トムヤムスープを楽しんでみてくださいね。

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