食パンの賞味期限が切れても大丈夫?食パンを美味しく保存する方法もご紹介
作成日: 2022/11/28
更新日: 2023/10/17
食パンは使い勝手がよいパンですが、一度に食べきれなかったとき気がつくと賞味期限が切れてしまっていた経験のある方も多いと思います。
今回は、食パンの賞味期限について解説すると共に、美味しく保存する方法についてご紹介します。
賞味期限が切れても大丈夫?
食品の保存期間の目安を示す表示には、賞味期限と消費期限の2つがあります。
賞味期限は適切な保存環境で保存した際の、おいしさや品質が保たれる期限を指し、品質の劣化が比較的穏やかなスナック菓子や缶詰などの食品に表示されるのが一般的です。
一方で、消費期限は安全に食べることができる期限を示しているため、品質の劣化が速い食肉や惣菜弁当などの食品に表示されるのが一般的です。
スーパーで売られている食パンは「消費期限」が記載されていることが多いですが、期限の表示が異なる場合もあるため確認が必要です。「賞味期限」が記載されている場合、期限が切れても食べられなくなるものではないですが、「消費期限」の記載がある場合は、記載の期限内の安全性が担保されると言えます。
食パンの賞味期限・消費期限は
食パンは気温や湿度などの保存環境により劣化の速度が変わりますが、常温で保存する場合は3~4日が一般的な期限とされています。
ただ、封を開けた場合は期限に関わらずなるべく早めに消費することを促す表記がある場合もあるので、購入した際にパッケージの表記を確認してみてください。
食パンが腐っているかどうかの見分け方
食パンは表示されている期限が保存期間のひとつの目安になります。
一方で、それ以外にも下記のような状態の場合は腐敗が進んでいる可能性があるので、表示されている期限内であっても廃棄した方が良いでしょう。
- パンの表面や内部にカビが生えている
- パンを触るとカチカチに硬くなっている
- 異臭がする
食パンの保存方法
食パンの常温での保存期間は一般的に3~4日程度であり、開封後は賞味期限内であってもパサパサと乾燥してしまうことがあります。ここでは、食パンを美味しく長持ちさせるコツを紹介します。
冷蔵庫では保存しない
冷蔵庫で食パンを保存するのはやめましょう。冷蔵室内の温度は、パンに含まれるデンプンの老化が進みやすくなる温度帯になっています。これにより、食パンがパサパサになり、味や風味が損なわれてしまいます。
食パンは冷凍保存する
食パンを1枚ずつラップで包み冷凍用保存袋に入れて冷凍すると、食パンの乾燥を防ぐことができ、ふんわりとした食感が保てます。保存期間は3〜4週間程度を目安にしてください。薄切りの食パンの場合は凍ったまま、あるいは常温で解凍してからお召し上がりください。厚切りの場合は常温で解凍するか、解凍時間がとれない場合は電子レンジで解凍することも可能です。詳しい方法は下記の動画をご参照ください。
食パンの食べ方
せっかく購入した食パン、できればおいしいうちに食べきりたいですよね。
下記の記事では食パンの色々な楽しみ方をまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事ではトーストのアレンジレシピをご紹介しています!
食パンでエッグベネディクト風やしらすのねぎ味噌トーストなど、一品で食べ応え満点のレシピを多数ご紹介しています。その他にもフレンチトーストやはちみつ塩トーストなどのスイーツレシピもありますので、ぜひお気に入りの一品を見つけてくださいね。
食パンの期限は正しく確認!
食パンの保存期限の表示には、消費期限と賞味期限があることが分かりました。賞味期限が記載されている場合、過ぎても食べることは可能ですが食べる前に見た目や匂いをチェックして腐敗が進んでいないか必ず確認するようにしましょう。食パンに関する情報は下記の記事にもまとめていますので、参考にしてみてくださいね。