沖縄そばとソーキそばの違いとは?レシピも紹介
作成日: 2022/11/28
沖縄そばやソーキそばは、沖縄旅行に行ったら食べたいご当地グルメの1つです。しかし沖縄そばとソーキそばにはどのような違いがあるのか、わからないという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、沖縄そばとソーキそばの違いについて解説します。また、おすすめのレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
沖縄そばとソーキそばの違いとは?
まずは、沖縄そばとソーキそばの特徴や、それぞれの違いについて見ていきましょう。
沖縄そばとは
沖縄そばとは、沖縄独自の麺を使った料理の総称のことです。軟骨ソーキそばやゆし豆腐そばの他、てびちそば、ソーキそばなど、トッピングの違いによってさまざまな種類の沖縄そばがあります。
一般的には三枚肉やカマボコ・青ネギ・紅ショウガなどをトッピングした麺料理を指すことも多いです。三枚肉とは、甘辛く味つけした豚の角煮をスライスしたようなもので、沖縄では皮付きの三枚肉を好んで食します。スープは塩ベースであっさりとしていて、食べやすいのが特徴です。
ソーキそばとは
ソーキそばとは沖縄そばの一種で、甘辛く味つけしたソーキをトッピングしたものです。ソーキとは、沖縄の方言で「スペアリブの」の事を指し、砂糖と醤油で甘辛く煮込んだものが使われていることが特徴です。
沖縄そばとソーキそばの違い
ひと言でまとめると、沖縄そばは「三枚肉」、ソーキそばは「スペアリブ」をトッピングした麺料理のこと。ソーキそばは沖縄そばの一種であり、一番の違いは使われているトッピングです。
「てびち」という豚足の煮付けをトッピングすると「てびちそば」、沖縄で親しまれているゆし豆腐をトッピングすると「ゆし豆腐そば」になります。
沖縄そばを「三枚肉そば」と呼ぶこともあります。
沖縄そばとソーキそばの歴史
沖縄そばとソーキそばの違いについてわかったところで、ここからはそれぞれの歴史について見ていきましょう。
沖縄そばの生まれは諸説ありますが、14世紀後半に当時「明」の時代であった中国から伝わったという説が有名です。また、15世紀に中国から派遣された使節団によって伝えられたという説もあります。
当初は中国からの使者をもてなす料理、あるいは琉球王国宮廷料理として一部の人だけに限られた食べ物だったようです。
その後庶民も口にするようになり、明治、大正と時代を重ねるごとに普及していったといわれています。
ソーキそばが誕生したのは沖縄返還後の1970年代で、沖縄そばと比べると歴史は浅いです。
あるお店で沖縄そばにソーキをトッピングして販売したところ、瞬く間に人気メニューとなり、沖縄そばを代表するトッピングとなりました。
DELISH KITCHENの沖縄そばのレシピ
ここからは沖縄そばのレシピをご紹介します。
沖縄そば
三枚肉と細ねぎ・紅ショウガなどをトッピングした、オーソドックスな沖縄そばです。三枚肉は弱火で1時間コトコト煮込むことで、ほろほろの食感に。スープはあっさりとした和風ベースで、ホッとする味わいです。
豚バラ沖縄そば
沖縄そばを時短で作れるアレンジレシピです。豚バラブロック肉を炒めてうま味を閉じ込め、調味料を入れて10分煮込むだけで完成。甘辛くジューシーな豚肉と太めでコシのある麺がよく合います。
アオサそば
海藻のアオサをたっぷりトッピングした沖縄そばです。やさしい味わいのスープと合わさった磯の香りが食欲をそそります。上品なアオサの香りと三枚肉のうま味が相性抜群です。
DELISH KITCHENのソーキそばのレシピ
続いてはソーキそばのレシピをご紹介します。
ソーキそば
和風だしと豚軟骨のゆで汁を合わせたあっさり味のスープに、甘辛いたれで煮込んだスペアリブをトッピング。とろとろに煮込まれたソーキは、簡単に骨がはずせるほどやわらかくてジューシーです。
ホロホロソーキそば
豚軟骨は圧力鍋で煮ることで、とろけるホロホロ食感に。スープには、豚軟骨のゆで汁とかつおだしを使い、コクがありながらあっさりとした味わいです。ご家庭ででいただく沖縄そばは格別です。
沖縄そばとソーキそばの違いはトッピングだった
沖縄そばは沖縄独自の麺を使った料理の総称で、一般的には三枚肉をトッピングした麺料理を指します。ソーキそばは、沖縄そばの一種で甘辛く煮込んだスペアリブがのっています。それぞれご家庭でも作れるので、今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ一度作ってみてくださいね。