メバルはどんな魚？食べ方や調理方法、おすすめのレシピもご紹介！

メバルとはどんな魚？

メバルとはメバル科メバル属に所属する魚の総称のことで、主に白メバル、黒メバル、赤メバルを指します。

大きく張り出した眼が「メバル」という名前の由来です。メバルには特徴的な大きな目と受け口があります。全長は20センチから30センチほどで、黒褐色の身体に、数本のぼんやりとした黒い横縞がついています。

白メバル、黒メバル、赤メバルの形はほとんど一緒で、名前の通り全体の色で区別しています。
白メバルは金色がかった茶褐色の身体で胸ビレはやや茶色、黒メバルは身体全体が黒、赤メバルは全身にやや赤みがあります。

メバルは脂肪が少なく淡白な白身で締まっていますが、冬から春にかけては産卵に向けて脂がのった身になります。
また、メバルはオキアミを食べるため、アニサキスなどの寄生虫がいる可能性があります。食べるときは注意が必要です。

メバルの旬／産地

メバルは1年を通してよく釣れる魚ですが、3月〜6月（春〜初夏）あたりまでが旬です。

特に春は最も釣れる時期で、別名「春告魚（はるつげうお）」とも呼ばれています。一方、瀬戸内海などで獲れるメバルは、秋口〜年明けあたりまでが旬になります。

メバルは北海道から九州まで全国各地の浅い海に生息していますが、寒い地方であるほど種類が豊富です。

メバルを使ったDELISH KITCHENのレシピ

メバルのうまみを存分に味わえるレシピをご紹介します。

メバルのさばき方

まずは基本のさばき方です。メバルは背びれやエラぶたの先が鋭いので手に刺さらないよう十分注意してさばきましょう。

メバルの煮付け

メバル料理のおすすめは煮付けです。生ではコリコリと食感のあるメバルですが、煮付けると身が解けてホロホロになります。少し甘めの味付けで、白いご飯を何杯でも食べられるような1品です。

メバルのから揚げ

なんとメバルを丸ごとから揚げにしたレシピです。内臓を取り除いて洗い、お腹の中にもしっかりと味を付けることがポイント。素材を活かした塩味で、香ばしい皮と柔らかな身は絶品です。

メバルの酒蒸し

フライパンでできる酒蒸しのレシピです。昆布、しょうが、ねぎ、酒とシンプルな味付けでメバル本来の味を楽しむことができます。調味料とメバルを入れて火にかけるだけという手軽さもポイントです。

煮付け、から揚げ、酒蒸しのレシピを紹介しましたが、他にも塩焼きや刺身、アラ汁で食べても美味しいのでおすすめです。

メバルを美味しく楽しもう！

今回はメバルについてご紹介しました。メバルは1年を通して釣ることができる魚です。白身魚で淡泊な味わいですが、煮付けや唐揚げなど美味しく食べることができますよ。スーパーで見かけたらぜひ手に取ってみてください。