フォカッチャとはどんなパン?基本からアレンジまで食べ方4選!
作成日: 2023/10/17
更新日: 2023/10/23
食パンやロールパン、クロワッサンなどパンにはさまざまな種類がありますが、フォカッチャというパンはご存じですか?フォカッチャはイタリアの伝統的なパンで、シンプルながらも奥深い味わいのパンです。そのまま食べるのはもちろん、食べ方のアレンジが自在なのも魅力です。
この記事では、フォカッチャの特徴やおすすめの食べ方、レシピをご紹介します。お好みの食べ方を見つけてください。
フォカッチャってどんなパン?
フォカッチャとは、イタリアのジェノヴァ発祥とされている平たいパンです。フォカッチャはイタリア語で「火で焼いたもの」という意味があります。小麦粉、オリーブオイル、塩、イーストなどシンプルな材料で作られており、ローズマリーやオリーブが練り込まれたものもあります。
焼き上げる前に生地にくぼみをつけるのが特徴です。もちもちとした食感でオリーブオイルの香りと風味が豊か。塩味のきいたシンプルな味わいです。フォカッチャはピザの原型だといわれています。
フォカッチャはどうやって食べる?
フォカッチャはイタリア料理のお供として、ラタトゥイユなどの料理やスープなどと一緒に食べることが多いです。カットされていることも多いですが、ちぎって食べても大丈夫です。マナー違反にはなりません。
ちぎったフォカッチャをスープにつけて食べることもあります。
フォカッチャの食べ方
フォカッチャはさまざまな食べ方で楽しめるパンです。ここからはフォカッチャのおすすめの食べ方をご紹介します。
塩・オリーブオイル
フォカッチャを塩やオリーブオイルにつけて食べると、シンプルな美味しさが引き立ちます。塩は岩塩など荒めのもの、オリーブオイルはエクストラバージンオイルがおすすめ。
トースターで温めて食べると、表面はカリカリ、中はもっちりとした食感でまるで焼き立てのフォカッチャを食べているような味わいです。ぜひ温めてみてください。
ピザ風
フォカッチャの生地に具材をのせてオーブンで焼けばピザ風フォカッチャの完成です。どんな具材でも合うので、食べ方のバリエーションが広がります。もちもちの生地なので食べ応えもありますよ。ミニサイズのピザは見た目もかわいいのでおもてなしにもぴったり。とろけたチーズがたまらない美味しさです。
以下は、生地から作るフォカッチャピザのレシピです。ぜひ作ってみてください。
パニーニ・サンドウィッチ
フォカッチャに切り込みを入れ、ハムやベーコン、チーズ、野菜などお好みの具材を挟むとサンドウィッチができます。具材をたっぷり挟めばボリュームが出て大満足の一品に。
フォカッチャはパニーニのパンにも使われます。パニーニとはイタリア発祥の温かいサンドイッチのことです。パニーニには「チャパタ」というパンが使われることもあります。
フレンチトースト
フォカッチャで作るフレンチトーストはもちもちの食感で、食パンとは違う味わいです。作り方は食パンで作る場合と同様で卵液に漬け込み、フライパンにバターを入れて焼くだけ。卵液に15分以上浸すのが美味しさのポイント。
フォカッチャに卵液がしっかり染み込んで、ふわふわに仕上がりますよ。フォカッチャの塩気と卵液の甘さが絶妙でやみつきになる美味しさです。
フォカッチャの作り方
フォカッチャの作り方をご紹介します。ご家庭でもフォカッチャ作りにチャレンジしてみてください。
材料 【18cm×18cm角型】
☆生地
・強力粉 :300g
・砂糖 :大さじ1/2
・塩 :小さじ1/2
・ドライイースト :小さじ1
・ぬるま湯(40℃) :180〜190cc
・オリーブオイル :小さじ2
・強力粉(打ち粉用):適量
仕上げ
・ローズマリー :1枝
・オリーブオイル :大さじ2
・塩 :少々
手順
①ボウルに☆を順番に入れ、最後にぬるま湯を注ぎ、よく混ぜる。 粉気がなくなったら、オリーブオイルを加えてまとまるまで混ぜる。
②生地を台に取り出し、10~15分なめらかになるまでしっかりこねる。生地がなめらかになって全体につやが出てきたらラップをし、2倍の大きさになるように常温で1時間程おく。
【ポイント】
生地がべたつく場合、適量の打ち粉をふりましょう!
室温により、時間は異なるので調節してください!
40℃の状態を保つと発酵が早くなります♪
オーブンの発酵機能を使う場合は、40℃で40分程度(2倍量の大きさ)発酵しましょう!
③ひとまわり大きくなったら、軽く押さえてガスを抜き、打ち粉をふり、めん棒で1cmの厚さにのばす。 型にクッキングシートを敷き、生地をのせ、ラップをかけて10分程休ませる。
④指にオリーブオイル少々(分量外)をつけ、生地全体に指で穴をあけ、ローズマリーの葉をちらす。 仕上げのオリーブオイルをまわしかけ、塩をふる。
【ポイント】
塩は粗塩がおすすめです♪
⑤220℃に予熱したオーブンで15~20分焼き色がつくまで焼き、すぐに天板から外し、粗熱をとる。
フォカッチャをさまざまな食べ方で楽しもう
フォカッチャとは、イタリア発祥の平たいパンで小麦粉、オリーブオイル、塩、イーストなどシンプルな材料で作られています。そのまま食べても美味しいですが塩やオリーブオイルをつけて食べたり、ピザ風やサンドイッチ、フレンチトーストなどにアレンジしたりするのもおすすめです。
フォカッチャはご家庭でも作ることができます。手作りのフォカッチャの美味しさは格別なのでぜひ作ってみてください。