豆乳鍋におすすめの具材はコレ!基本からアレンジまでをご紹介!
作成日: 2023/10/27
更新日: 2023/11/16
クリーミーでやさしい味わいの豆乳鍋。キムチ鍋や寄せ鍋などと並ぶ定番のお鍋ですが、「いつも同じ具材ばかりになってしまう」「豆乳鍋に合う具材を知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、豆乳鍋におすすめの具材をご紹介します。定番具材からちょっと変わった具材まで一覧にしましたので、具材選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
豆乳鍋におすすめの野菜
まずは、豆乳鍋におすすめの野菜をご紹介します。
白菜
煮込むと甘くとろとろの食感になる白菜は、お鍋の定番具材ですよね。クリーミーでコクのある豆乳鍋と相性抜群です。芯の部分と葉の部分の食感の違いが楽しめるのも魅力です。白菜から水分が出るので、スープは濃いめに作っておくといいですよ。
長ねぎ
長ねぎも鍋の代表ともいえる定番具材で、豆乳鍋ともよく合います。サッと火を通せばシャキシャキの食感と特有の風味、しっかり煮込めばとろとろの食感と優しい甘さを楽しめます。長ねぎの青い部分は細かく刻んで、シメの雑炊やうどんの薬味として使うのがおすすめです。
にんじん
白い豆乳に赤いにんじんが映えて、彩りが鮮やかに仕上がります。硬くて火が通りにくいにんじんは、スライサーでリボン状にすると、すぐに火が通ってやわらかく食べやすくなります。食感があるほうがお好みなら、短冊や半月、いちょう切りにして、時間をかけて煮込みましょう。
さつまいも
普通のお鍋なら合わなさそうなさつまいもですが、豆乳鍋にはベストマッチ。コクのあるクリーミーな豆乳とさつまいもが相性抜群です。さつまいものホクホクとした食感と優しい甘さがクセになります。さつまいもはやわらかくなるのに時間がかかるので、一番初めに入れるのがおすすめです。
ニラ
みそで味付けした豆乳鍋にごまやニラを入れると、担々麺風の味わいになります。しゃぶしゃぶのようにさっと煮汁にくぐらせて、シャキシャキした食感を楽しむのが魅力なのだとか。白いスープに鮮やかな緑色が映えて、舌だけでなく目でも楽しめます。ラー油を入れてピリ辛にするのもおすすめです。
豆乳鍋におすすめのきのこ
続いては豆乳鍋におすすめのきのこをご紹介します。
えのき
シャキシャキした食感が魅力のえのきは、味にクセがないので豆乳鍋にもってこいの具材です。えのきから上品な出汁が出るので、スープがおいしくなりますよ。シャキシャキ感を活かすなら、沸騰してから加えてサッと火を通すのがおすすめです。えのきの肉巻きにして入れるのもいいですよ。
しめじ
炊きこみご飯や炒め物など、さまざまな料理に使えるしめじも、豆乳鍋に合う具材の一つです。「香りマツタケ、味しめじ」といわれるほど旨みがたっぷり。スープにしめじの出汁がよく出るうえ、シコシコした食感が良いアクセントになります。石づきを取ってほぐすだけで使える手軽さも魅力です。
豆乳鍋におすすめの肉
ここからは、豆乳鍋におすすめの肉を見ていきましょう。
豚バラ肉
脂がたっぷりのった豚バラ肉は口当たりがやわらかく、豆乳鍋にコクと旨みをプラスしてくれます。脂の旨みを感じられるので、こってりとした味わいを楽しみたい人にぴったり。出汁ベースのあっさりとした味付けよりも、みそやごまを入れた濃厚な味の豆乳鍋とよく合います。
豚ロース肉
豚ロース肉は背の中央にある部位で、淡泊な赤身とコクのある脂肪のバランスの良さが特徴です。やわらかさの中にしっかりとした歯ごたえを感じられ、噛むほどに旨みが広がります。豆乳の味付けはあっさり系でも濃厚系でもどちらでもOK。どんな味でも馴染んでくれます。
豚もも肉
豚もも肉はお尻の周りの部位のことです。よく動かす部位なので脂肪が少なく、あっさりとした味わいが楽しめます。弾力のある歯応えで食感がいいので、食べ応えを求めている方におすすめ。また、淡泊な味わいは豆乳鍋の優しい風味とマッチします。煮込むとパサついてしまうので、サッと火を通すのがおすすめです。
鶏もも肉
鶏もも肉も豆乳鍋とよく合う具材です。ほどよい脂とプリッとした歯ごたえ、コクのある味わいが特徴です。鶏もも肉の旨みと脂がよく出て、豆乳鍋に深みがプラスされます。火を通し過ぎても固くなりすぎないのも嬉しいですよね。一口大に切れば食べ応えがあり、満足感も増します。
鶏ひき肉
鶏ひき肉でつくねを作って入れるのもおすすめです。ふわふわの鶏つくねと優しい甘みのある豆乳の相性は抜群。つくねの上品な味わいと、ふわっと口の中でほどける柔らかい食感がたまらないおいしさです。
つくねにしょうがを加えると、ピリッとした風味がアクセントになりますよ。
豆乳鍋におすすめの魚
豆乳鍋は魚ともよく合います。おすすめの魚を見ていきましょう。
鮭
鮭は、鍋に入れる定番具材のひとつです。脂がのった旨みたっぷりの鮭は、みそで味付けした濃厚な味わいの豆乳鍋によく合いますよ。食べやすいように3〜4等分に切り分けて加えましょう。
たら
ふわっとした食感と上品な味わいが特徴のタラは、豆乳鍋と相性ぴったり。たらは12月〜2月の寒い時期が旬なので、冬に食べる鍋の具材として最適です。切り身を使えばすぐに食べられるので便利ですよ。野菜やきのこなどいろいろな具材と相性がいいのも魅力です。
豆乳鍋におすすめその他の具材
続いては、豆乳鍋におすすめのその他の具材をご紹介します。
豆腐
豆腐もお鍋には欠かせない具材ですよね。豆腐と豆乳はどちらも大豆からできているので、合わないわけがありません。なめらかな口当たりの絹豆腐も、しっかりとした食感の木綿豆腐もどちらを入れてもおいしいですよ。
豆乳鍋に入れるときはしっかり水気を切っておきましょう。
厚揚げ
香ばしさと食べ応えのある厚揚げを入れるのもおすすめです。ボリュームが増して満足感が得られるだけでなく、厚揚げが豆乳鍋にコクをプラスしてくれます。熱湯を回しかけてキッチンペーパーで軽く油を拭き取り、食べやすい大きさに切ってから入れましょう。
チーズ
やさしい味わいの豆乳鍋にチーズを加えると、濃厚でクリーミーな味わいになります。とろっと溶けたチーズが具材に絡み、おいしさがアップしますよ。チーズの種類はピザ用でもカマンベールでもOKです。チーズが加わることで洋風テイストになり、味のバリエーションが広がります。
DELISH KITCHENの豆乳鍋のレシピ
ここからは、豆乳鍋のレシピをご紹介します。
シンプルな材料で作る!基本の豆乳鍋
豚肉と豆腐、野菜、しめじを加えたシンプルな豆乳鍋です。豆乳スープは白だしを使うので味付けがとても簡単です。美味しく作るポイントは、豆乳を沸騰させないこと。沸騰すると分離してしまうので軽く温める程度にしましょう。
濃厚ピリ辛♪豆乳担々鍋
豆乳にみそと白すりごまを加えた、濃厚な味わいの豆乳鍋です。豆板醤とおろしにんにく、おろししょうがで味付けした豚ひき肉が刺激的で、クセになるおいしさ。もやしとニラのシャキシャキ感とつるんとした絹豆腐がよく合います。
市販の豆乳鍋つゆを使って!ごま豆乳ミルクチーズ鍋
市販の豆乳鍋つゆを使った簡単に作れるアレンジ豆乳鍋です。市販のつゆに牛乳とチーズを加えることで、コクとクリーミーさがアップ。オリーブオイルとにんにくが効いていて、一気に洋風のお鍋に変身します。
女子に人気!豚肉と春菊のごま豆乳鍋
春菊や白菜、にんじんなど野菜がたっぷり入った豆乳鍋は、女子受けすること間違いなし!豚バラ肉の脂の旨みと豆乳の優しい甘さ、みそのコク、ごまの風味が相性ぴったりです。
秋鮭で作る!フィンランド風豆乳鍋
ハーブとレモンが効いた、いつもとはひと味違った豆乳鍋です。ディルの香りとレモンの爽やかな酸味が、豆乳のまろやかさと鮭の旨みを引き立ててくれます。やみつきになるおいしさで、食べる手が止まらなくなりますよ。
いろいろな具材で豆乳鍋を楽しもう
豆乳鍋は、定番の白菜や長ねぎ、えのき、鶏肉といった具材はもちろん、鮭やたらなどの魚やコクのある豚バラ肉、同じ大豆製品の仲間である厚揚げともよく合います。また、ほかのお鍋では合わなさそうなさつまいもやチーズを入れるのもおすすめです。
今回ご紹介したレシピを参考に、おいしい豆乳鍋を作ってみてください。