DELISH KITCHEN

まるで洋食屋さん!エビフライをまっすぐに揚げる方法をご紹介 

作成日: 2023/12/08

洋食の人気メニューといえばエビフライを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。家でエビフライを揚げたとき、まっすぐ揚がらず丸まってしまったという経験はありませんか?お店のようなエビフライを作るにはコツがあるのです。

この記事ではエビフライが曲がってしまう理由とまっすぐなエビフライを作るコツを解説します。より美味しくなるエビの下処理方法もご紹介しますので、参考にしてくださいね。

目次

  1. なぜお家のエビフライは曲がっちゃう?
    1. エビフライが曲がるのは"あの下処理"をしていない!
  2. まっすぐなエビフライを作るための海老の筋切り方法
    1. ①殻をむいてよく洗い、水気をふきとる
    2. ②エビのお腹側数箇所に浅く切り込みを入れる
    3. ③指をつかって胴全体を伸ばす
  3. より美味しく作るための海老の下処理をご紹介
    1. ①背わたをとる
    2. ②しっぽの先を包丁の背でしごく
  4. DELISH KITCHENのエビフライのレシピをご紹介
    1. 基本のエビフライ
  5. エビフライをまっすぐ揚げるには下処理が重要だった

なぜお家のエビフライは曲がっちゃう?

お家で作るエビフライが曲がってしまう理由を解説します。

エビフライが曲がるのは"あの下処理"をしていない!

エビが曲がってしまうのに、海老の種類は関係ありません。エビの腹側には筋があります。エビを加熱すると腹側にある筋肉が収縮するので曲がってしまうのです。背中側にも筋がありますが、腹側の筋肉の方が強いため腹側が縮みやすく、丸くなってしまいます。

そのため、洋食屋さんのようなまっすぐなエビフライは、エビが曲がらないように筋切りという下処理をしています。

まっすぐなエビフライを作るための海老の筋切り方法

筋切りとはどのようにするのでしょうか。ここからはエビの筋切りの方法を詳しくご紹介します。

①殻をむいてよく洗い、水気をふきとる

エビの殻はしっぽに一番近い部分を残し、頭も含めて殻をむきます。エビをよく洗ったあとは調理しやすいように水気をふきとっておきましょう。

頭つきのエビフライは見た目も豪華でおもてなしやパーティーにもおすすめです。有頭でエビフライを作る場合は、こちらのレシピを参考に下処理をしてみてください。

②エビのお腹側数箇所に浅く切り込みを入れる

続いてエビの腹側に数箇所切り込みを入れていきます。この下処理がいわゆる筋切りという作業になります。エビの大きさにもよりますが、4〜5mm程度の切り込みを入れます。切り込みが浅いと筋切りができずにエビが曲がってしまいます。

筋切りの回数についてもエビの大きさによりますが、3〜4箇所程度にしましょう。切り込みを入れすぎると、見た目が悪くなってしまったりエビ特有のプリプリ食感がなくなってしまったりします。エビをまっすぐにしたいからといって切り込みを入れすぎないように注意しましょう。

下の画像の赤線になっている部分が筋切りをした部分です。

③指をつかって胴全体を伸ばす

切り込みを入れたら背中側から軽く押して身をそらせるように伸ばすと、仕上がりがよりまっすぐになってきれいなエビフライができます。このときに力が入りすぎて身をちぎってしまわないように力加減には気をつけてください。

以上がまっすぐなエビフライを作るために必要な下処理方法になります。ここからはエビフライ自体をより美味しく作るための下処理方法をご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

より美味しく作るための海老の下処理をご紹介

エビの下処理を丁寧にすると、より美味しいエビフライができますよ。ぜひお試しください。

①背わたをとる

背わたはエビの背中側にある黒い筋のようなものです。​​​​背わたは消化器官の一部で、砂や貝殻などが混ざっていることがあります。背わたが残っていると、砂のじゃりっとした食感を感じてしまったりエビ特有の生臭さが残ってしまったりする場合があります。

また、背わたの黒い筋が紅白のきれいな身に比べて目立つので見た目の印象が悪くなってしまいます。背わたは食べることはできますが、おもてなしなどの特別なシーンで調理するときは、食感や見た目をよくするためにもひと手間加えてみてください。

竹串などをエビの背中の黒い筋のような部分に差し込んで、引き抜くように取り除きます。また包丁で背中側に浅く切り込みを入れて、刃先で背わたをかき出してもよいでしょう。腹側にも背わたのような黒い筋がありますが、これは神経なのでとる必要はありません。

下の画像の赤く囲った部分が、エビの背わたです。

②しっぽの先を包丁の背でしごく

エビフライを揚げるときに油がはねて困ってしまうことはありませんか。包丁を左右にスライドさせながらしっぽの先をしごくことでエビのしっぽにたまっている水分や汚れをかき出します。この下処理を行うことでエビを揚げるときの油はねを抑えることができますよ。

DELISH KITCHENのエビフライのレシピをご紹介

ここまで説明してきた下処理を実践してエビフライを作ってみましょう!タルタルソースの作り方も簡単なので、ぜひ合わせて作ってみてください。

基本のエビフライ

お店のようなまっすぐなエビフライを作るポイントは、​​​​筋切りをしっかりすること。エビのプリプリ食感と衣のサクサク食感の絶妙なバランスがたまらない美味しさです。エビフライと相性抜群のタルタルソースと一緒にお召し上がりください。

エビフライをまっすぐ揚げるには下処理が重要だった

エビフライが曲がってしまうのは、エビの筋に熱が入ると縮んでしまうからです。お店のようなまっすぐなエビフライを作るには、筋切りをしてエビをまっすぐに伸ばす下処理が欠かせません。また背わたをとる、しっぽの先を包丁の背でしごくといった下処理をすることでより美味しいエビフライを作ることができます。

今までエビフライが曲がってしまっていて困っていた方も、これらの下処理を丁寧にすればまっすぐなエビフライができますよ。ぜひお家でまっすぐなエビフライを作ってみてください。

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