トライフルとはどんな食べ物?特徴や作り方をご紹介
作成日: 2024/04/02
トライフルは見た目の華やかさと豊かな味わいで、特別な日のデザートとしても人気の高いスイーツです。
この記事では、トライフルの基本情報から作り方、さらにはバリエーションに至るまで、トライフルの魅力を余すことなくご紹介します。
初心者でも簡単に作れるレシピも掲載していますので、ぜひ最後までお読みください。
トライフルはどんな食べ物?
トライフルとは、イギリス発祥の伝統的なデザートで、「焼かないケーキ」とも称されます。
洋酒を含んだシロップで漬け込んだスポンジケーキやビスケットをベースに、カスタードクリームや生クリーム、フルーツ、ジャムなどを層のように重ねて作られます。
特別な日や祝祭日に食べられることが多く、名前の由来は「trifle」の語源である「些細なもの」「つまらないもの」という意味から来ています。
ここでいう「些細なもの」や「つまらない」という言葉は、わざわざ生地を焼いたり、食材を買い揃えることせず、家にある材料で簡単につくりましょうという意味合いをもちます。それぐらい、元々は家庭的なケーキだということです。
トライフルの特徴
トライフルはその見た目の美しさと、層になった構造が最大の特徴です。
スポンジケーキやビスケットは柔らかく、カスタードクリームは滑らかで、果物やジャムは甘酸っぱい味わいを加えます。これらの組み合わせが、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。
また、トライフルはカップに食材を重ねていれるだけで作ることができるので、料理が不慣れな人でも簡単に作ることができるということも特徴です。
トライフルにはさまざまなバリエーションがあり、季節の果物や好みのフレーバーを加えることで、オリジナルのトライフルを作ることができます。
トライフルとパフェの違い
パフェは、アイスクリームを中心にフルーツやクリーム、ソースなどを層にして作られます。層になっているという点でトライフルとパフェは混同されがちですが、トライフルはスポンジケーキを使用し、洋酒を含むシロップで湿らせる点が異なります。
また、パフェはアイスクリームやソフトクリームがトッピングされている分冷たいデザートとして提供されることが多いのに対し、トライフルは常温で楽しむことが一般的です。
トライフルの作り方
トライフルは自宅でも簡単に作ることができます!
材料もスーパーで買える食材で作れますので、ぜひ一度作ってみてください。
材料【250ccのカップ4個分】
いちご・・・・・・・・・2/3パック(約200g)
砂糖・・・・・・・・・・50g
レモン汁・・・・・・・・大さじ1
マシュマロ・・・・・・・100g
ヨーグルト(無糖)・・・・・350g
スポンジケーキ(5号)・・・1台分
手順
①いちごはヘタを切る。4粒を5枚の薄切りにし、ヘタの部分に三角形の切り込みを入れて花びらの形にする。
②耐熱容器に、残りのいちごをいれてフォークなどでつぶす。砂糖、レモン汁を加えて600Wのレンジで2分加熱して冷まし、ソースを作る。
③マシュマロを水でさっと洗い、別の耐熱容器に入れて600Wのレンジで30秒加熱する。 なめらかになるまで混ぜ、ヨーグルトを加えて混ぜてクリームを作る。
④カップにスポンジを1/8量ずつちぎり入れてスプーンなどで敷き詰める。ソース、クリームを1/8量ずつ順に重ねる。
⑤ ④の工程をもう一度繰り返し、上に①のいちごををさくらの形に並べ、冷蔵庫で30分程冷やす。残りも同様に繰り返して完成。
また今回ご紹介するレシピは以下のページで動画でも確認できます。
よりわかりやすく見たい方はぜひチェックしてみてください!
いろんなバリエーションのトライフルをご紹介
トライフルは様々なフルーツやトッピングでアレンジが可能です。和テイストのトライフルや季節のフルーツを使ったトライフルなど、お好みに合わせて楽しむことができます。
以下のレシピ動画では、さらに多彩なトライフルの作り方をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
トライフルの魅力と楽しみ方
トライフルはその豊かな味わいと美しい見た目で、多くの人々を魅了してきました。自宅で簡単に作れることも魅力の一つです。この記事を参考に、あなたもオリジナルのトライフルを作ってみてはいかがでしょうか。家族や友人との楽しい時間を、トライフルと共に彩り豊かにしてください。