ザクロはどんなフルーツ?特徴や食べ方をご紹介
作成日: 2024/07/09
ザクロは、その美しい外見と甘酸っぱい味わいで古くから人々に愛されてきたフルーツです。果肉に含まれる豊富な栄養素や独特な風味が特徴で、美容や健康に関心のある方に特に人気です。日本では秋から冬にかけてが旬のザクロですが、最近では一年を通して楽しむことができるようになってきました。本記事では、ザクロの基本的な情報から、その食べ方、栄養価、さらにはレシピまでを詳しくご紹介します。ザクロの魅力を再発見してみてください。
ザクロはどんなフルーツ?
ザクロは、イランなどの中東を原産とする果物で、現在では世界中で栽培されている果実です。外見は赤い皮に覆われており、中には多数の赤い果粒が詰まっています。この小さな果肉を取り出して食べるのがザクロの一般的な食べ方です。その他にも近年ではジュースにしたり、料理の材料として使用することも人気があるフルーツです。
旬は9月〜11月とされており、秋頃に一番美味しく食べることができます。
ザクロの特徴
ザクロの特徴についてご紹介します。
見た目
ザクロは外見よりも果肉部分の見た目に特徴があります。
小さな粒のような果肉がたくさん詰まっていて、色合いはルビー色をしており、宝石のように輝いているのが特徴です。
味・食感
ザクロの果肉の食感はプチプチとしていて、噛むとみずみずしさを感じることができ、爽やかな甘酸っぱい味わいが特徴です。
栄養
ザクロの栄養成分にも多くの特徴があります。ザクロの果肉にはビタミンCやカリウム、アントシアニンが含まれており、美容効果、むくみの解消や血圧の調整、抗酸化作用による生活習慣病の予防、体の老化を防ぐなどが知られています。
ザクロの食べ方
ザクロの基本的な食べ方としては、小さな果肉を取り出してそのまま食べる食べ方です。
果肉が粒状のため、食べづらさがありますが、以下の方法で簡単に果肉を取り出すことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
果肉の取り出し方の手順
①へたから1cm程下を切り、へたを取る。
②白い筋に添って切り込みを入れる。
※中には房に隔てられた実が入っているので、房の白い筋に沿ってカットしましょう。
③切り込みに沿って、ざくろを開いて中央の薄皮を取る。
④ボウルに水を張り、ざくろを皮から叩いて薄皮を取りながら、実を取り出す。
※果肉を取り出しやすくするために、水中で作業を行うと便利です。
※皮側からスプーンの背などで叩くとざくろがポロポロ取れてきます
詳しい切り方、取り出し方は下の動画でも確認いただけます。
そのまま食べる以外の食べ方
そのまま食べる以外では絞ってジュースやスムージーにしたり、サラダやヨーグルトにトッピングしたり、デザートの材料として使用することもおすすめです。
ザクロを使ったおすすめレシピ
最後にザクロを使ったおすすめレシピをいくつかご紹介します。
ぜひお試しください!
美味しさギュギュッと♪ザクロジュース
一手間加えて作った鮮やかな色合いのザクロシロップでつくるドリンクレシピ♪酸味のバランスが絶妙なザクロと、シュワシュワの炭酸水が相性抜群です。
ルビー色にきゅん♡ざくろジャム
酸味のバランスが絶妙なざくろを きれいな色のとろとろジャムに♪ 紅茶に溶かして飲むのもおすすめ!
あまずっぱおいしい♡ざくろパンナコッタ
まろやかなパンナコッタに甘酸っぱいざくろが 相性ぴったりな冷たいデザート♪ 口の中でとろけるふるふる食感がたまりません♡
甘さと酸味の絶妙バランス♡ざくろチョコマフィン
しっとり濃厚チョコマフィンと 甘酸っぱいざくろの絶妙バランスがたまらない! ちょっと大人のチョコマフィン♡
ざくろの魅力を楽しもう!
ざくろは、その美しい外見と魅力的な栄養素で多くの人に愛されています。基本的な食べ方から、ジュースや料理の材料としての活用法まで、ざくろの楽しみ方は無限大です。ぜひ、日常の食事にざくろを取り入れて、その魅力を最大限に楽しんでください。
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)