DELISH KITCHEN

雑穀米とはどんな穀物が入ってる?栄養や味わいもご紹介!

作成日: 2024/08/16

雑穀米というと健康によくヘルシーなイメージを持つ方も多くいらっしゃるかもしれません。白米に複数の雑穀を混ぜたご飯は、近年の健康志向の高まりとともに注目されています。ここでは雑穀米にはどのような穀物が使われているのか、栄養素や味わいについてもご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。

目次

  1. 雑穀米とは何か?
  2. 雑穀米の味わい
  3. 代表的な雑穀類
    1. キビ
    2. アワ
    3. ソバ
    4. ハトムギ
    5. 黒米(紫黒米、紫米)
    6. 赤米
  4. DELISH KITCHENの雑穀米を使ったレシピ
    1. ひじきと枝豆の雑穀おにぎり
    2. 雑穀チャーハン
    3. 薬膳カレー
  5. 雑穀米を日々の生活に取り入れてみて!

雑穀米とは何か?

雑穀米は、白米に対してキビやアワなどの少量の雑穀を混ぜたお米、または、それを炊いたご飯のことです。主にキビ、アワ、ソバ、ハトムギ、黒米、赤米などが使用されますが、正くは使用される作物に指定はなく「主食以外で日本人が利用している穀物の総称」と日本雑穀協会で定められています。これらの雑穀は、それぞれ異なる栄養素と健康効果を持っており、白米だけでは得られない栄養バランスを補完します。

雑穀米の味わい

雑穀米は、白米に比べて独特の香ばしさとプチプチとした食感が特徴です。これにより、食事の満足感が向上し、食べ応えのある食事が楽しめます。また、各雑穀の風味が混ざり合うことで、より複雑で深みのある味わいを楽しむことができます。

代表的な雑穀類

ここでは、雑穀米に使われる雑穀類・穀物についてご紹介します。

キビ

キビはイネ科の一年草で、五穀のひとつです。冷めてからも、もちもちとした食感が特徴で、白米と比較した際、たんぱく質、 マグネシウム、リン、食物繊維、ビタミンB1などが豊富に含まれています。
童話「桃太郎」にも登場する「きびだんご」は、このキビを粉状にしたもので作られます。

アワ

日本で古くから食べられていた穀物です。ほのかな甘みがあります。アワにはモチ種(モチアワ)とウルチ種(ウルチアワ)の2種類があり、モチアワはもちもちとした食感、ウルチアワはもパラパラしていてプチプチした食感が特徴です。クセのない味わいのため、お米や麦が普及するまで、主食として食べられていた地域もあります。種類が多く、形や色などがさまざまあります。白米に比べて、脂質や食物繊維、ビタミン類、カルシウム、マグネシウム、鉄などが多く含まれています。

ソバ

ソバは主に蕎麦粉・蕎麦として知られている穀物で、独特な香ばしさが特徴です。ソバ特有のポリフェノールであるルチンを代表に、ビタミンB群やミネラルが含まれています。

ハトムギ

古くから中国で漢方薬として使われていた穀物で、ハトムギ茶など、お茶としても楽しまれています。少し硬めの食感ですが、白米に比べてビタミンB2やたんぱく質を多く含みます。

黒米(紫黒米、紫米)

黒米は名の通り、見た目が黒もしくは紫がかった色をしている穀物です。この色はアントシアニンが由来です。お酒やうどん、餅、お菓子、パンなどの食品に加工されることもあります。プチプチとした食感で中国では薬膳料理にも使われます。

赤米

赤米は赤褐色をしたお米で、タンニン系の赤色色素が含まれています。タンニンには若干の渋みが含まれています。

DELISH KITCHENの雑穀米を使ったレシピ

ここでは雑穀米を使ったレシピをいくつかご紹介します。

ひじきと枝豆の雑穀おにぎり

ひじきと雑穀米の栄養がたっぷりのおにぎりのレシピです。ひじきの味わいと雑穀米の食感が美味しい一品です♪

雑穀チャーハン

雑穀米を使ったチャーハンです。雑穀の香ばしさが引き立ち、美味しく召し上がっていただけます。

薬膳カレー

雑穀米を使ったカレーのレシピです。スパイスを使った本格的なカレーを雑穀米と一緒に味わってみてください。

雑穀米を日々の生活に取り入れてみて!

雑穀米は、さまざまな穀物を組み合わせることで、味わいも豊かになり、毎日の食事に彩りを加えることができます。ぜひ、雑穀米を取り入れて、健康的で美味しい食生活を楽しんでみてください♪

【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)

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