肉だねがピーマンから剥がれにくいピーマンの肉詰めのコツをご紹介!
作成日: 2024/12/03
ピーマンの肉詰めを作る際、肉だねがピーマンから剥がれてしまうことに悩んでいませんか?この記事では、その原因と解決策を詳しく解説します。初心者の方でも簡単に実践できるポイントを押さえて、ピーマンの肉詰めを美味しく仕上げましょう。
肉だねがピーマンから剥がれてしまう原因
ピーマンの肉詰めを調理する際、肉だねがピーマンから剥がれてしまう主な原因は以下の2点です。
加熱によるお肉の収縮
加熱すると肉は収縮し、ピーマンとの間に隙間が生じます。この隙間が原因で、肉だねがピーマンから剥がれやすくなります。
ピーマンから出る水分
ピーマンを加熱すると内部から水分が出てきます。この水分が肉だねとの接着を弱め、剥がれやすくなる要因となります。
肉だねがピーマンから剥がれにくくなるコツ!
以下のポイントを押さえることで、肉だねがピーマンから剥がれにくくなります。
ピーマンのヘタを落とさずに種とワタを取る
ピーマンのヘタの部分を包丁で切り落とさずに、ヘタと種、ワタを取り除きます。ヘタがついている部分を切り落とさないことで、肉だねがピーマンに収まりやすくなり、剥がれにくくなります。
ピーマンの内側に片栗粉や小麦粉をまぶす
ピーマンの内側に片栗粉や小麦粉を薄くまぶすことで、加熱時に片栗粉や小麦粉とピーマンの水分があわさって、接着剤のような働きをしてくれます。結果的に肉だねとの接着が強まり、剥がれにくくなります。粉は茶こしなどで均一にふりかけると効果的です。 茶こしがない場合は、ポリ袋などにピーマンと粉を入れてムラなくまぶすようにしましょう。
しいたけの肉詰めも同様に、片栗粉や小麦粉をまぶすことで、剥がれにくくなりますよ。
隙間ができないように肉だねはこんもり詰める
肉だねをピーマンに詰める際、隙間ができないようにしっかりと詰め、表面をこんもりと盛り上げます。これにより、加熱時の収縮による隙間を防ぎ、剥がれにくくなります。
ピーマンを丸ごと使った肉詰めにする
ピーマンが大量に余っていたり、サイズが小さすぎて肉だねを詰めにくい場合などは、ピーマンを丸ごと使った肉詰めもおすすめです。ピーマンを縦半分にせずヘタ部分だけを落とし、種とわたを取り除いてコップのようにします。その中にこんもりと肉だねを詰めて焼くことで、剥がれる心配もなくピーマンを丸ごと1個つかったボリュームのある肉詰めを作ることができますよ!
コツを押さえたピーマンの肉詰めのレシピ
上記のポイントを踏まえた、剥がれにくいピーマンの肉詰めのレシピをご紹介します。
材料 【2人分】
合いびき肉・・・・・150g
ピーマン・・・・・・3個(90g)
玉ねぎ・・・・・・・1/4個
サラダ油・・・・・・小さじ1
薄力粉・・・・・・・適量
☆下味用
パン粉・・・・・・・大さじ1
牛乳・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・小さじ1/4
こしょう・・・・・・少々
★ソース
ケチャップ・・・・・大さじ2
ウスターソース・・・大さじ1
作り方
①玉ねぎはみじん切りにする。耐熱容器に入れて600Wのレンジで30秒加熱し、粗熱をとる。ピーマンは縦半分に切り、種とへたを取り除く。
②ボウルに★を入れて混ぜる(ソース)。
③別のボウルにパン粉、牛乳を入れて混ぜ、湿らせる。合いびき肉、玉ねぎ、残りの☆を加えて粘りが出るまでよく混ぜる(肉だね)。
【ポイント】
パン粉と牛乳を入れることで、焼き上がりをジューシーに仕上げることができます
④ピーマンの内側に薄く薄力粉をふり、肉だねを1/6量ずつ詰める。同様に計6個作る。
【ポイント】
ピーマンの内側に薄力粉を振ることで、肉だねが離れにくくなります
⑤フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、4を肉だねの面を下にしてこんがりと焼き色がつくまで焼く。裏返し、ふたをして肉に火が通るまで弱火で6〜7分焼く。
⑥器に盛り、ソースをかける。
作り方を動画で詳しく見たい方はこちらを参考にしてみてください。
また、先ほどご紹介したピーマンを丸ごと1個使う肉詰めのレシピ動画もご紹介しますので、こちらも参考にしてみてください!
あわせて、しいたけの肉詰めレシピの動画ものせておきます。
ピーマンの肉詰めを成功させるポイントを押さえよう!
ピーマンの肉詰めは、コツを押さえるだけできれいに、美味しく仕上がります。肉だねが剥がれる原因を知り、それを防ぐための具体的な方法を実践することで、初心者でも失敗せずに作ることができます。
今回ご紹介した「ピーマンのヘタを残す」「内側に粉をまぶす」「隙間なく肉だねを詰める」といったポイントをぜひ試してみてください!