意外と知らない!カレーから摂取できる栄養とは?
作成日: 2020/08/12
みんなが大好きなカレーは、もはや日本の国民食といっても過言ではありません。市販のカレールウを使えば、手軽にいつでもおいしいカレーを作ることができます。
普段は気にすることがないかもしれませんが、カレーにはどんな栄養があるのかご存じですか。
こちらの記事では、カレーに含まれる栄養やカレーにおすすめの具材、カレーの副菜におすすめの食材や料理などをご紹介します。
カレーに含まれる栄養とは?
カレーを作る際に使用するカレー粉は、複数のスパイスを調合して作られたミックススパイスです。
主なスパイスにはクミンやコリアンダー、ターメリック、カルダモン、チリペッパーなどがあり、スパイスによってビタミンや鉄分、食物繊維などを含んでいます。
また、市販のカレールウは主に炭水化物と脂質から成っていて、その他に少量のたんぱく質、カルシウム、ナトリウム、カリウム、ビタミンなどを含んでいます。
他の栄養素に比べて炭水化物の割合が多く、具材に根菜を多く使うこと、ご飯と一緒に食べることなどから、糖質の摂取量も多くなります。
そのため、カレー粉を使用するよりもカレールウを使用するほうがカロリーが高めになります。
カレー自体にはたんぱく質やビタミンなどがそれほど含まれていないので、具なしカレーでは栄養が偏ってしまいます。
カレーに肉や野菜などの具材を加えたり、付け合せの副菜を工夫するなどしてバランスよくいただきましょう。
カレーの具におすすめな食材は?
バランスよくカレーを食べるためにおすすめの具材をご紹介します。
肉類
カレーは牛や鶏、豚などどんな肉とも合う料理です。カレールウにはたんぱく質がほとんど含まれていないので、具材で肉類を取り入れたんぱく質を摂取するのがおすすめです。
じゃがいも
炭水化物が主成分のじゃがいもは、他にもビタミンCやカリウム、マグネシウムなどのミネラル分、食物繊維などを含んでいます。
ビタミンCは水に溶け出す性質を持っていますが、カレーだと栄養を丸ごと摂取できるでしょう。
にんじん
ビタミン類やカリウム、葉酸などが含まれているにんじんも、カレーの代表的な具材の一つです。
特に、ビタミンAに変わるβカロテンは加熱することで吸収率がアップします。
玉ねぎ
しっかりと炒めた玉ねぎは甘みや旨みが強く、カレーにコクを加えてくれます。
ビタミン類も含んでいて、特にビタミンB6にはたんぱく質の吸収を助ける働きがあり、肉類と一緒に摂取するのがおすすめです。
カレーの副菜におすすめな食材・料理をご紹介
カレーをより栄養バランスよく食べるためには副菜が欠かせません。副菜におすすめの食材や料理を見てみましょう。
らっきょう漬け
カレーのお供として定番のらっきょうには、消化を促進する働きがあるアリシンという成分が含まれています。
カレールウは脂質が多いため、胃腸に負担をかけないためにもらっきょうを一緒に食べるのは理にかなっているのです。
また、らっきょうにはカリウムも含まれているので、カレールウに含まれる塩分を排出するのにも効果的です。
生野菜サラダ
カレーに不足しがちなビタミン類を摂取するためには、生野菜サラダを一緒に食べるのがおすすめです。
トマトやきゅうり、キャベツ、レタスなどのサラダに果物やチーズなどを組み合わせると、ビタミンに加えカルシウムなども摂取できます。
ミックスビーンズのサラダ
カレーを食べるときに不足しがちなたんぱく質は、大豆製品からも摂ることができます。市販のミックスビーンズパックを利用すれば、あっという間にビーンズサラダの完成です。
お好みのドレッシングで和えたり、ツナを加えてコクを出したりと自由にアレンジしてみましょう。
DELISH KITCHENのおすすめカレーレシピ
ここでは、DELISH KITCHENのおすすめカレーレシピを3つご紹介します。
食欲そそる味わい♪基本のポークカレー
市販のカレールウを使って味わい深いカレーを作りましょう。
隠し味にケチャップとウスターソース、おろしにんにくを加えるのがポイントです。風味とコクがアップし、いつものカレーがワンランクアップするはず!
豚肉以外にも、鶏肉や牛肉などお好みの肉を使って作ることができます。
おかわり必至!基本のチキンカレー
カレー粉やスパイスを使った本格的なチキンカレーのご紹介です。鶏肉にヨーグルトとカレー粉をまぶしておくことで、肉に味がしっかりとつきやわらかくなります。
辛いのが苦手な人は、カレー粉を減らしてヨーグルトの量を増やすと良いでしょう。
トマトの旨味も加わったカレーは大人も子どももみんなが大好きな味です。
濃厚な深みのある味わい♪基本のビーフカレー
赤ワインで作る濃厚なビーフカレーはいかがですか。家庭で作ったとは思えない深い味わいに、家族や友人が喜ぶことまちがいありません。
キャラメル色になるまで玉ねぎを炒め、甘みと旨みを引き出すのがポイント!
牛肉やきのこの旨味も加わった絶品カレーの完成です。
肉や野菜を加えて栄養バランスのよいカレーを作ろう!
普段何気なく食べているカレーですが、カレールウだけを見ると意外と栄養が偏っているのがわかりましたね。
カレーに肉や野菜などの具材を加えたり、副菜を工夫したりしてバランスのよい一皿に仕上げましょう。
こちらの記事ではおすすめのカレーレシピもご紹介したので、家庭でも絶品カレーを作ってみてはいかがでしょうか。