カフェオレとカフェラテの違いは?詳しく解説します
作成日: 2020/09/17
カフェオレとカフェラテの違いがイマイチわからず、カフェでなんとなく注文している人も多いかもしれません。
この記事ではカフェオレとカフェラテの違いについて、語源、ミルクとの比率、味わいなどの観点から詳しく解説します。
また、コーヒー牛乳やカフェモカ、カプチーノとの違いや、カフェオレとカフェラテを使ったおすすめレシピも紹介します。
カフェオレとカフェラテの違い
カフェオレとは
カフェオレは、ドリップコーヒーにミルクを加えたもので、語源はフランス語の「café au lait(カフェ・オ・レ)」です。カフェはコーヒー、レがミルクを指します。
一般的に、ドリップコーヒーは浅煎りの豆を使うため苦みの少ない味わいです。
ドリップコーヒーとミルクの比率は1:1とされています。
カフェラテとは
カフェラテは、エスプレッソにミルクを加えたもので、語源はイタリア語をもとにする造語の「Caffè Latte(カフェ・ラッテ)」です。カフェはコーヒー、ラッテがミルクを指しています。
一般的に、エスプレッソは深煎りのコーヒー豆を使うため苦みが多い味わいです。
エスプレッソとミルクの比率は1:4とされています。
カフェオレとカフェラテの違い
カフェオレとカフェラテは、語源がフランス語かイタリア語かという違いがあります。また、どちらも直訳すると「ミルク入りコーヒー」ですが、カフェオレはコーヒーにドリップコーヒーを用い、カフェラテはエスプレッソを用います。
コーヒー豆の焙煎の度合いにより、一般的にカフェオレは苦みが少なく、カフェラテは苦みのある味わいです。
また、比率の違いにより、カフェラテの方がカフェオレよりミルクが多くなります。
コーヒー牛乳とカフェオレの違い
コーヒー牛乳とカフェオレは、どちらもコーヒーとミルクでできています。
しかし、コーヒー牛乳には比率の基準がなく、カフェオレには1:1という基準があります。
また、一般的にコーヒー牛乳はミルクにコーヒーを加えたもので、あくまでミルクが主役です。その点が、コーヒーが主役であるカフェオレとの大きな違いといえます。
カフェモカ、カプチーノとの違い
カフェモカとの違い
カフェモカもカフェラテと同様エスプレッソがベースですが、ミルクだけでなくチョコレートシロップも加えるため甘みがあります。
この点で、コーヒーとミルクだけで作るカフェオレやカフェラテとは異なります。
カプチーノとの違い
カプチーノもカフェラテと同様にミルクとエスプレッソで作りますが、ミルクの加工法が違います。
カプチーノは、エスプレッソに温めたミルク「スチームミルク」と泡立てたミルク「フォームミルク」を加えます。
そのため、カフェオレやカフェラテと違い、上部に厚いミルクの泡の層ができます。
カフェモカやカプチーノについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
DELISH KITCHENのカフェオレ・カフェラテ関連レシピ
カフェオレとカフェラテの違いがはっきりしたでしょうか?以下では、カフェオレやカフェラテを活用したおいしいレシピを紹介します。
見た目も可愛く♪カフェオレパン
生地に牛乳とコーヒーを加えた、カフェオレの香りとほろ苦さを感じるパンです。
生地に巻き込んだチョコチップとアーモンドの食感がいいアクセントですね。コーヒータイムのおともにぴったりです。
懐かしい味!カフェオレゼリー
カフェオレをゼリーにアレンジしたアイディアレシピです。ゼリーに乗せた練乳クリームの優しい甘みがコーヒーの苦みを引き立てます。
ほろ苦でおいしい♪一口カフェラテアイス
製氷皿を利用してコーヒーとミルクを2層にした、見た目のきれいなカフェラテ風アイスです。
火を使わず、加熱をレンジで行うので暑い季節でも気軽に作れますね。
ひんやりなめらか!カフェラテフローズンドリンク
まるでカフェの一品のようなフローズンドリンクです。
カフェラテとアイスクリームをあわせることで、ほろ苦さとまろやかなコクのあるおいしさになりました。
カフェオレとカフェラテの違いを知ってコーヒータイムを楽しもう
カフェオレは浅煎り豆のドリップコーヒーにミルクを加えたもの、カフェラテは深煎り豆のエスプレッソにミルクを加えたものです。
あっさりした味わいを楽しみたいときはカフェオレ、苦みやコクを楽しみたいときはカフェラテを選ぶとよいでしょう。
カフェオレとカフェラテの違いをしっかり理解して、いっそう充実したコーヒータイムを過ごしてください。