DELISH KITCHEN

わかめの種類や栄養素、美味しいレシピについて解説!

作成日: 2020/10/19

わかめは私たちにとって身近な食材ですよね。じつは、万葉集の歌にも出てくるほど古くから日本人に親しまれてきた食材なんです。また、わかめは加工方法によっていろいろな種類があることも特徴となっています。
この記事では、いろいろなわかめの種類やその特徴、わかめの栄養素、わかめを使ったおすすめレシピについて解説します。

目次

  1. わかめの種類
    1. 生わかめ
    2. 乾燥わかめ
    3. 塩蔵わかめ
    4. カットわかめ
  2. わかめの栄養成分
  3. わかめを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. 豆腐とわかめのサラダ
    2. わかめともやしのナムル
    3. 韓国風わかめスープ
    4. わかめとにんじんのきんぴら
  4. わかめをいろいろなレシピに活用して美味しく食べよう!

わかめの種類

スーパーなどで見かけるわかめには、塩蔵わかめや乾燥わかめなど、いろいろな種類がありますよね。

以下ではそれぞれのわかめの特徴について解説します。

生わかめ

生わかめとは、海からとった状態のわかめ、もしくはそれを湯通ししたものを指します。生わかめは、わかめの旬である3月から5月にのみ店頭に並ぶ春の味覚です。歯ごたえがあり、磯の香りが豊かなことが特徴となっています。
日持ちしないため、冷蔵庫に保存し早めに使い切りましょう。わかめ本来の美味しさを楽しめるよう、酢の物など、わかめをメインにしたメニューに活用するのがおすすめです。

乾燥わかめ

乾燥わかめとは生わかめの保存性を高めるため乾燥させたもので、素干しわかめや板わかめ、灰干しわかめなどの種類があります。後述するカットわかめも乾燥わかめの一種です。
素干しわかめは、生わかめを洗浄し天日などで干して作ります。板わかめは、生わかめをすのこやすだれなどの上に広げて干し、板状にした山陰地方の特産品です。
灰干しわかめは、生わかめに草木灰をまぶして干し、アルカリ成分を利用してわかめの食感や色合いをキープしつつ保存したものです。鳴門地方の特産品として知られます。

塩蔵わかめ

塩蔵わかめとは、湯通しした生わかめに塩をまぶして塩漬けにし、保存性を高めたものです。湯通し塩蔵わかめとも呼ばれます。塩蔵わかめは生わかめに非常に近い食感で、一年じゅう販売されています。そのため、季節によらずわかめ本来の美味しさを楽しめる点が魅力です。

塩蔵わかめを食べるときは塩抜きが必要です。
詳しい方法は以下の動画でチェックしてみてください。

カットわかめ

カットわかめとは、塩蔵わかめを塩抜きしたあと小さくカットし、乾燥させたものです。切る必要がなく水で簡単に戻るので、忙しいときでも手軽にわかめを食べられると人気があります。
また、商品によっては、味噌汁などの汁物には水で戻さずそのまま使えると記載されたものもあります。手軽さを求める人は汁物にそのまま使い、塩分などが気になる人は水で戻すとよいでしょう。

わかめの栄養成分

わかめは、生わかめや乾燥わかめなど、種類によって同じ重量でも栄養価が違います。ここでは、乾燥カットわかめ100gの栄養価について解説します。
乾燥カットわかめ100gのカロリーは140kcalで、三大栄養素はたんぱく質が17.9g、脂質が4.0g、炭水化物が42.1g含まれています。含まれている炭水化物のうち、39.2gは食物繊維です。

また、ミネラルは亜鉛2.8mg、カリウム430mg、カルシウム870mg、鉄6.5mgなどが含まれ、ビタミンはビタミンB群の一種であるビオチン24.9μg、ビタミンB₁₂2.0μg、脂溶性ビタミンのビタミンK1600μgなどが含まれます。食塩相当量は23.5gです。

【出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2019年】

わかめを使ったDELISH KITCHENのレシピ

わかめはサラダやスープ、ご飯のおかずに大活躍してくれる食材です。わかめを使ったおすすめのレシピを紹介します。

豆腐とわかめのサラダ

豆腐とわかめ、水菜など和の食材を組み合わせた食べごたえのあるサラダです。ごま油の香りやからしの風味が効いた醤油ベースのドレッシングが、淡白な味わいの具材を引き立てます。
豆腐は切るよりも手でちぎりながら入れると、食感に変化が出てドレッシングも絡みやすくなりますよ。

わかめともやしのナムル

もやしやかにかまぼこなど、安価で手に入れやすい食材をわかめと合わせたナムルです。もやしは火を使わず、電子レンジで加熱するので手軽ですね。
かにかまぼこを加えるとうまみがアップし、彩りもよくなります。

韓国風わかめスープ

焼肉店のようなわかめスープが家庭で簡単に作れるレシピです。牛こま切れ肉を加え、いっそうお店風の味に仕上げました。他はカットわかめや長ねぎ、鶏がらスープなど、家庭に常備している材料が多いので手軽に作れますね。
そのままでも、ご飯を入れてクッパ風に食べても美味しいですよ。

わかめとにんじんのきんぴら

わかめとにんじんを甘辛く炒めてきんぴらにしたアイディアレシピです。わかめの深緑色とにんじんのオレンジ色のコントラストがきれいですね。わかめは炒めて水分を飛ばすと、しっかりとした食感になります。
冷めても美味しいのでお弁当のおかずとしてもおすすめです。

わかめをいろいろなレシピに活用して美味しく食べよう!

わかめの種類や栄養素、わかめを使ったおすすめレシピを紹介しました。スーパーでいつも見かけるもの以外にも、いろいろなわかめがあることがわかりましたよね。わかめは加工方法やレシピによって味わいが変化する、魅力いっぱいの食材です。
また、汁物やサラダ、炒め物に使える汎用性も特徴といえます。ぜひ、さまざまな料理に活用してわかめの魅力を堪能してください。

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