DELISH KITCHEN

ボロニアソーセージをもっと使いこなそう!食べ方やおすすめレシピをご紹介

作成日: 2020/12/24

ボロニアソーセージはスーパーなどでも手に入りやすく、常備もしやすい食材です。しかし、おいしい食べ方がよくわからないために、売り場で選ぶ際には、馴染みのあるハムやウインナーソーセージを手に取ってしまうという人が多いのではないでしょうか。
この記事では、買っておくと重宝するボロニアソーセージの特徴と、おいしく食べるためのレシピを紹介します。

目次

  1. ボロニアソーセージとは
    1. ボロニアソーセージの特徴
    2. ボロニアソーセージの原材料
    3. ボロニアソーセージとハムの違い
  2. ボロニアソーセージの食べ方
    1. 生でそのまま食べる
    2. 加熱して食べる
  3. ボロニアソーセージを使ったDELISH KITCHENのレシピ
    1. ボロニアソーセージのペンネアラビアータ
    2. ボロニアソーセージの一口おにぎり
    3. ボロニアソーセージのロールキャベツポトフ
    4. ラディッシュと色々具材のオーブン焼き
  4. ボロニアソーセージをフル活用しよう

ボロニアソーセージとは

「ボロニアソーセージ」という名前は知っているけれど、具体的にどういう食材なのかはよくわからないという人もいるかもしれません。
まずは、ボロニアソーセージとはどのような特徴を持ったソーセージなのかを簡単に説明しておきましょう。

ボロニアソーセージの特徴

ボロニアソーセージは、北イタリアのボローニャ地方原産のソーセージです。日本では発祥地名からボロニアソーセージと呼ばれていますが、イタリアでは「モルタデッラ」と呼ばれています。
古くから親しまれている太い筒状のソーセージで、生地の中に大きめに刻んだ脂身が入っているため、断片に白い小片が見えるのが特徴です。食べる際には、ハムのようにスライスして調理します。

ボロニアソーセージの原材料

ボロニアソーセージの主な原材料は、豚の赤身肉と脂肪です。豚の赤身肉をひき肉にして、塩や香辛料と混ぜ合わせた生地に大きめに刻んだ脂肪を加え、ケーシングに詰め込みます。粗く刻んだピスタチオや粒の黒こしょうを混ぜ込んで作る場合もあります。

ケーシングとは、ソーセージを形作る皮のことです。袋状になっているケーシングにひき肉などの材料を詰め、ソーセージの形にします。ケーシングは他のソーセージでは豚や羊のものが使われますが、ボロニアソーセージに使われるのは、牛の腸か人工のケーシングです。

ボロニアソーセージとハムの違い

豚のもも肉などを塩漬けして燻煙したものをハムといいます。つまり、ハムの原材料となる豚肉は塊の状態です。それに対して、ボロニアソーセージは豚の赤身肉や脂身に香辛料を混ぜ、ケーシングして作ります。香辛料を混ぜてケーシングする都合上、豚肉はひき肉にしなければなりません。その点がハムとボロニアソーセージの大きな違いです。

ボロニアソーセージの食べ方

ボロニアソーセージには、分類上はソーセージでありながら食べ方はハムと似ているところがあります。生食が可能という点が、ウインナーソーセージやフランクフルトソーセージなど他のソーセージと大きく異なる点です。
ここからは生で食べる場合と加熱して食べる場合に分けて、おいしく食べるためのポイントを解説します。

生でそのまま食べる

生食はビールやワインなどのおつまみにぴったりです。
ボロニアソーセージはスライスする厚さによって食感が変化するので、いろいろな厚さに切って食感の違いを楽しんでみるとよいでしょう。薄切りにすると、野菜やチーズなどを巻くこともできます。

加熱して食べる

「焼く」「炒める」「揚げる」「煮る」のいずれでもおいしく食べられます。
加熱する場合は、スライスの厚さだけでなく切り方を変えてみるのもおすすめです。輪切り、半月切り、いちょう切り、さいの目切りなど、切り方によってさまざまな食感を楽しめます。

ボロニアソーセージを使ったDELISH KITCHENのレシピ

ボロニアソーセージは独特の食感とギュッと詰まった旨味を楽しむソーセージです。ここでは、その特徴を活かしたおいしい食べ方を4つ紹介します。

ボロニアソーセージのペンネアラビアータ

加熱することでボロニアソーセージから染み出た脂が、ニンニクの香りや唐辛子の辛味を引き立てています。ピリッと辛いだけでなく、奥深い味わいが特徴の大人のパスタです。
ボロニアソーセージの旨味が移ったトマトソースは、ペンネにしっかりと絡みます。唐辛子の量を加減することで辛さは調節可能です。

ボロニアソーセージの一口おにぎり

厚めにスライスしたボロニアソーセージを乗せれば、ボリュームたっぷりのおにぎりになります。一口サイズのおにぎりは、晩酌のシメにもぴったりです。
ご飯にカリカリ食感のたくあんを混ぜ込むことで、ボロニアソーセージとの食感の違いも楽しめます。

ボロニアソーセージのロールキャベツポトフ

大きめにカットしたボロニアソーセージをキャベツの葉で包んでポトフの具材にしました。ポロポロしたひき肉よりもキャベツで巻きやすいので、簡単に作れて煮崩れも気になりません。
ボロニアソーセージの旨味が染み出てキャベツもスープもおいしく仕上がります。

ラディッシュと色々具材のオーブン焼き

食材を輪切りにして重ねたものをオーブンで焼くだけと調理法はシンプルですが、じっくりとオーブンで焼くことで、ボロニアソーセージの旨味が野菜に染みておいしくなります。
ラディッシュの赤、ボロニアソーセージのピンク、ズッキーニの緑が食卓を華やかにしてくれるので、パーティー料理にもおすすめです。

ボロニアソーセージをフル活用しよう

ボロニアソーセージは生でも加熱してもおいしく食べられる便利な食材です。スライスやカットの仕方を変えるだけで食感も変化します。さまざまな調理方法で食べることができ、比較的日持ちもするという点も魅力です。
常備しておいて、お弁当のおかずにも、朝食や夕食のメニューにも、お酒のおつまみにもフル活用してみてはいかがでしょうか。

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