DELISH KITCHEN

ケーキのサイズと適した人数について解説!スポンンジケーキの作り方もご紹介

作成日: 2021/05/28

ケーキには、4号や5号、6号などさまざまなサイズがあります。それぞれのサイズのケーキは、何人で食べるのに適しているのでしょうか。

この記事では、ケーキのサイズについて解説します。
また、ご家庭でホールケーキを作るときに、レシピと同じサイズの型を持っていない場合の材料の計算方法や、スポンジケーキの作り方などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. ケーキのサイズと適切な人数
  2. レシピと同じ型を持っていないとき
    1. 計算方法
    2. 参考例
  3. スポンジケーキの作り方
    1. 基本のスポンジケーキ
    2. 型から出す方法
    3. クリームの塗り方
    4. ・基本のクリームの塗り方
    5. ・お皿で簡単クリームの塗り方
    6. ・ワンランク上のクリームの塗り方
  4. サイズを知って人数にぴったりのケーキを選ぼう

ケーキのサイズと適切な人数

まずは、ケーキのサイズについてみていきましょう。
ケーキ1号の直径は3cmです。号数が上がるごとに3cmずつ大きくなります。

3cm単位でケーキの直径が決まっているのは、日本で古くから使われている尺貫法が由来です。
江戸時代の日本では「cm」という単位はなく「寸」が使われていました。
1寸が約3cmであることから「寸」と「号」は同様の使い方ができます。

しかし、現在は単位として「寸」が使われることはありません。
1891年に度量衡法が交付されたことで「寸」を使えなくなったことから、代わりに「号」が使われるようになったためです。

ケーキのサイズがわかったところで、大きさごとに適した人数をみてみましょう。
下記を目安にして、一緒に食べる人数にぴったりのケーキを選んでみましょう。

《4号》
・ケーキのサイズ:12cm
・人数:2〜4人分

《5号》
・ケーキのサイズ:15cm
・人数:4〜6人分

《6号》
・ケーキのサイズ:18cm
・人数:6〜8人分

《7号》
・ケーキのサイズ:21cm
・人数:8〜10人分

《8号》
・ケーキのサイズ:24cm
・人数:10〜12人分

レシピと同じ型を持っていないとき

ご家庭でホールケーキを作るときに、レシピと同じサイズの型がない場合にはどうしたらいいでしょうか。

計算方法

卵を使っているレシピでは、卵の分量を基準にして他の材料の分量を変更します。
式にすると、下記のように表すことができます。
この計算を材料ごとに行うことで、お家にある型でケーキ作りができますよ。

【レシピに書いてある材料の分量】÷【レシピに書いてある卵の個数】×【変更したいサイズに必要な卵の個数】

卵の個数は、ケーキ型の号数が1つ上がるごとに、1個ずつ増えます。
つまり、6号の型で作るレシピを8号に対応させたい場合は、卵を2個プラスします。
元のレシピよりも小さい型で作りたい場合も同様で、7号から6号に変更するときには、卵を1個減らします。

ただし、卵を使用するレシピでも、内容によっては当てはまらないこともあるので注意しましょう。
また、サイズが変わることで焼き時間に差ができるので、様子を見ながら加熱するようにしてください。

参考例

5号の型で、砂糖を100g、卵を2個使うレシピを、4号用に変更する場合の例をみてみましょう。

砂糖の分量を計算するために、まず考えなければいけないのが卵の個数です。
ケーキ型の号数は1サイズ小さいものを使いたいので、卵の個数を1つ減らします。
5号の型を使う場合は2個なので、4号に対応させるとしたら、卵は1個に変更します。

これを、「レシピに書いてある材料の分量÷レシピに書いてある卵の個数×変更したいサイズに必要な卵の個数」にあてはめると、下記にようになります。

100(レシピの砂糖の分量)÷2(レシピの卵の個数)×1(変更したいサイズに必要な卵の個数)

計算すると、使いたい砂糖の分量は50gとなります。

スポンジケーキの作り方

スポンジケーキの作り方をみてみましょう。
スポンジケーキを型から出す方法や、クリームの塗り方もご紹介します。

基本のスポンジケーキ

まずは、きめ細やかでしっとりとした食感の、基本のスポンジケーキの作り方です。
一般的なスポンジケーキに使用する基本の材料で作ります。動画やポイントを参考にしながら挑戦してみましょう。
18cm型で作るレシピなので、6〜8人でクリスマスや誕生日のパーティーをするときにもぴったりです。

型から出す方法

スポンジケーキを型から出す方法をチェックしておきましょう。

底が取れる型を使ったときのスポンジケーキの取り出し方です。
家にあるものを使って手軽に実践できます。この方法を覚えておけば、もうスポンジケーキの取り出し方に困ることはありません。

クリームの塗り方

最後はクリームの塗り方です。
基本の塗り方から回転台を使わない方法、簡単におしゃれに仕上げる方法もあるので、お好きなものを試してみましょう。

・基本のクリームの塗り方

回転台とパレットナイフを使った基本的な塗り方です。
クリームの塗るときのパレットナイフの向きが仕上がりを左右します。クリームを平らに塗り広げて、美しいデコレーションケーキを作りましょう。

・お皿で簡単クリームの塗り方

回転台がなくても大丈夫。お皿でもクリームを塗ることができます。
お皿を回しながら、まんべんなくクリームを塗るようにしましょう。

・ワンランク上のクリームの塗り方

ケーキの側面にクリームをうまく塗れない方におすすめの方法です。
パレットナイフでクリームを全体に塗り広げたら、スプーンで側面に模様をつけます。簡単におしゃれな見た目になりますよ。

サイズを知って人数にぴったりのケーキを選ぼう

この記事では、ケーキのサイズについて詳しく解説しました。
サイズごとの適した人数を知っておくと、迷わずに適切な大きさのケーキを選ぶことができます。

また、基本的なスポンジケーキの作り方やクリームの塗り方もご紹介しました。ぜひ、お家で手作りケーキに挑戦してみてはいかかでしょうか。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。