アレッタとは?スティックセニョールとの違いやレシピをご紹介
作成日: 2021/06/07
茎ブロッコリーとも呼ばれる「アレッタ」という野菜をご存知ですか。
少しずつスーパーなどでも見かけるようになってきましたが、まだまだなじみがないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、アレッタについてや、おすすめのレシピも合わせてご紹介していきます。独特な食感で調理しやすいアレッタを使った料理に挑戦してみませんか。
アレッタについて
アレッタとはどんな野菜かについて、スティックセニョールとの違いも交えてご紹介していきます。
アレッタとは
アレッタとは、ブロッコリーの変種とケールの変種を掛け合わせて作られた新しい野菜です。
その呼び名から、欧州方面の野菜のような印象を受けますが、実は国内で生み出された品種なのです。
つぼみ部分から、茎、葉まで、全て食べられるのが特徴で、ブロッコリーの一種ということもあり、ケールに比べて苦味は少なくなっています。
茎の部分は甘味があり、適度な歯触りが楽しめます。
火を通して調理することが多いアレッタは、ゆでた後に炒めても独特の食感が残るため、炒め物やパスタ、天ぷら、和え物、蒸し物など、さまざまな料理に使用することができます。
また、アレッタはカロテンやビタミンKなどの栄養が含まれています。
スティックセニョールとの違い
スティックセニョールは、ブロッコリーと芥藍(かいらん)という中国野菜を掛け合わせて作られた野菜です。
芥藍とは、中国原産とされるアブラナ科の野菜で、中国料理の炒め物などによく使用されています。
アレッタとスティックセニョールは、ブロッコリーとアブラナ科のケール、芥藍を掛け合わせて作られた野菜であるという共通点があり、見た目もよく似ていますが異なる品種です。
スティクセニョールは、主に茎の部分を食べるのが一般的ですが、アレッタは葉、茎、つぼみ、全てを食べることができます。
アレッタを使ったDELISH KITCHENのレシピ
アレッタを使用したおすすめのレシピをご紹介します。
ブロッコリーと同じような感覚で、さまざまな料理に使うことができますよ。
アレッタの胡麻和え
アレッタを和風に食べられる和え物です。
アレッタをゆでて水気を切ったものに、ツナ缶、調味料を加えて作ります。白すりごまとおろししょうがの香りがよく、サラダ感覚で食べられますよ。
アレッタとベーコンのにんにく炒め
アレッタとベーコンの食材2つだけでできあがる炒め物です。
アレッタは炒める前にゆでておきます。ゆでた後に炒めても食感が残るアレッタは歯触りがよく、甘味がクセになりますよ。さっと簡単に作れるので、初めてアレッタを使う場合にもおすすめです。
アレッタと豚肉のオイスター炒め
アレッタと豚肉、玉ねぎをオイスターソースで炒めた食べごたえ抜群の料理です。
アレッタは炒める前に食べやすい大きさに切り、茎が太い場合は半分に切っておきましょう。食材を炒めていくだけで簡単にご飯がすすむおかずができあがりますよ。
アレッタはブロッコリーとケールを組み合わせた新しい野菜
今回は、アレッタという少し珍しい野菜について、特徴からおすすめのレシピまでご紹介しました。
アレッタは、ブロッコリーとケールを掛け合わせた野菜で、葉や茎、つぼみまでまるごと食べられます。皮をむく必要もなく、調理しやすいので初めてでも使いやすいですよ。
火を通しても食感が残るアレッタを、さまざまな料理に取り入れてみてください。