タイ風焼きそば「パッタイ」特徴から人気レシピまでまとめてご紹介
作成日: 2021/10/21
人気エスニック料理のひとつで、米粉の麺を使ったタイ風焼きそばであるパッタイですが、料理名の意味や特徴をご存知ですか。パッタイについて、主な材料や、独特の味わいの理由までまとめてご紹介していきます。
ご家庭で作るのは難しいイメージがあるかもしれませんが、簡単に作れるようにアレンジしながらも、味わいは本格的なレシピもご紹介しているので、ぜひ作ってみて下さいね。
パッタイについて
パッタイについて、どんな料理なのか、主な材料や特徴について簡単にご紹介します。
パッタイとは
パッタイとはタイ発祥の料理で、米粉で作った麺と具材を、アジア料理独特の調味料などで甘酸っぱく味付けした、タイ風の焼きそばです。
「パッ」とは炒める、「タイ」は国名であるタイランドの意味で、「パッタイ」とはタイ炒めという意味があります。タイ現地では、屋台や食堂などの定番メニューで、多くの人々に親しまれています。
パッタイの材料
パッタイに使われている麺は、「センレック」とも言われる、米粉を使ったビーフンの一種です。麺と一緒に炒められるのは、海老やもやし、エシャロット、干しエビ、厚揚げ、ニラ、卵などが代表的です。
これらの具材と麺を、アジア料理でよく使われる調味料である、ナンプラーやタマリンド、ココナッツシュガーなどと炒め、ナッツやパクチーなどをトッピングしていただきます。
パッタイの味付け
パッタイは、甘酸っぱい味わいとエスニックな香りが特徴的な料理です。独特の味わいを表現するのに、用いられているのが、タマリンドやナンプラーといった調味料で、本格的なパッタイにはこれらが味付けに使用されています。
ナンプラーとは、カタクチイワシなどの小魚を主な原材料とした、独特の香りが特徴的な魚醤です。
タマリンドはあまり聞き馴染みがないかも知れませんが、マメ科の果物のひとつで、果肉をペーストにしたものを料理の酸味付けのため等に使用されています。
DELISH KITCHENのパッタイレシピ
ご家庭でも再現しやすいように簡単にアレンジしたパッタイのレシピをご紹介していきます。
パッタイ
米粉の麺であるフォーを使ったパッタイです。使用するのは、海老、卵、ニラ、もやし、干しエビといったパッタイの代表的な具材です。
ナンプラーやオイスターソースを使い独特の風味を再現し、ケチャップや砂糖で甘みをプラスすることで、本格的な味わいに近づきますよ。
DELISH KITCHENのパッタイ風アレンジレシピ
米粉の麺以外のものを使った、少し変わったパッタイ風のレシピを3つご紹介します。
ピリ辛パッタイ風焼うどん
冷凍うどんを使った、簡単に作れるアレンジレシピです。味付けにはナンプラーや砂糖の他に、豆板醤を加えピリリとした辛味がアクセントになっています。
パクチーをトッピングすることで、ぐっとエスニックな香りが強まりますよ。
しらたきパッタイ
米粉を使った麺の代わりにしらたきを使うことで、つるりといただける料理です。むきえびやニラ、もやし、厚揚げといった具材の他に、桜えびを加えることで魚介の旨味が強まります。
もやしのパッタイ風炒め
食材はむきえび、溶き卵、もやし、ニラと少ない材料でも作れるタイ風の炒め物です。味付けに使う合わせ調味料には、しょうゆ、砂糖、レモン汁を使うため、ナンプラーの独特の香りが苦手という方でも食べやすい味わいです。
パッタイは甘酸っぱい味わいが特徴のタイ料理
今回はパッタイについて、材料や味付けといった特徴に加えて、簡単に作れるレシピをご紹介しました。本格的な調味料を使わなくても、パッタイ独特の味わいが再現できるので、試してみて下さいね。